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三歳半健診ってなぞのプレシャーの圧を受け取ってしまうよね。/子どもから学ぶ(ほぼ)毎日note#22

(ほぼ)毎日note22日目。
幼稚園教諭、プレイワーカー、森のようちえん保育士を経て、今は3歳と0歳の息子と365日ともに暮らしている。

「こどもの遊びと育ち探検家」として、我が子との暮らしの中での未知との遭遇を楽しみながら、世界中の子どもたちの幸せな暮らしと育ちについて日々ぐるぐると思考している。


今日は長男の三歳児健診ってことで、早朝の一人時間、がさごそとどこかへ追いやられた封筒を棚から引っ張り出して来て、書類に記入を始める。

名前、住所、生年月日、生まれた時の様子…
一枚目、二枚目、三枚目…
あぁ、ものすっごいアナログ。

忙しい母ちゃんたちのために、こういうところだけでもデジタル化してくれたらうれしいなぁ~なんて一人でぶつぶつ言いながら。

母子手帳を引っ張り出して来て、出生時の様子なんかを書き写していると、寝返りしたのはいつ頃ですか?ひとりり歩きしたのはいつ頃ですか?なんていう質問事項が、書き込み途中でところどころ空白になっているのが気になって。

今度はパソコンを開いてきて、いつ頃だったかなぁ…と写真のデータを遡っていると、「かわいいなぁ」「小さいなぁ」「このおもちゃ、好きだったなぁ」「お尻までどろんこだなぁ」「今もこの顔は変わらんなぁ」なんて。

結局、ただの息子鑑賞会になってしまう。

あえて効率を度外視して、そのたびに紙に手書きするという行為が担保されているのはひそかに生まれた時のことを思い出してみてね、愛おしいでしょう、子どもの成長はあっという間でしょう、なんて、振り返る。
そんな意味が込められているのかしら?

それだったら、いい機会を貰ったと捉えたらいいのか、なんて都合よく解釈してしまった。

それにしても、書類の中のお子さんの様子で気になるところはありますか?の欄に羅列されているのは、「○○ができない」「○○ばかりしている」
否定的な表現ばかりで読んでいるだけで少々しんどい。

子どもの育ちに携わる仕事をしてきたから、個人差がものすごいこと、本人が困っているかどうか、実は困っているのは大人だったりする、でも本当に手立てがあった方が楽になるケースもあること、そんな背景もわかるので、文面を受けて私自身は直球で不安になることはないにしても、あぁ、これもし自分がはじめて我が子と対峙してこの文面みたら、焦りや不安、それまで感じてなくても、これを機にぷくぷくと湧いてくるなぁ…なんてことを思っていた。

集団でやる以上、これくらい強烈なワードで記さないと集団の中でセーフティーネットとなるためには必要なのかな。

なんて、くるくると思いを巡らせた朝でした。

さてさて、はじめての場所やいつもと違う状況に慎重な彼は今日、どんな反応を見せるのかな。
お弁当を作って楽しく出かけられるようにこれから準備だ!

世の父ちゃん母ちゃん、今日もお疲れ様です^^

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