仕立て屋あや

双子シンママの仕立て屋です。 日々、感じたことを、忘れないように書きとめています。

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最近の記事

夢を叶えるために私がやること

29歳の時、子供を普通に妊娠出来ない事を病院で知りました。 卵巣チョコレート嚢腫。 排卵障害により自力で妊娠不可能。 そのころはまだ放置していても大丈夫なぐらいだったのですが、 何とか体外受精で子供が産まれて、暫くしたら、悪化。 無理をしているとたまに歩けない程の痛みに襲われます。 ただ、妊娠出来る身体を継続させるためにこの状態でも経過を見ながら生活している女性は実は沢山いて、私も同じように、まだこれから新たに恋愛して、、と思っていたので、そんな身体とうまく付き合っていま

    • NO WARへの思い

      nui-coとしては初めての支援Tを作ることになったきっかけは、 ニュースで見た、顔を涙でグチャグチャにして、『戦争は嫌だ』と言ってる子供の映像でした。 胸が苦しくなって、、、 すぐに抱き締めてあげられない自分の感情の行き場の無さを埋めたいだけなのかも知れないけど、 理由はなんであれ、 こんなこと泣きながら言う子供を、 同じ地球にこれ以上増やしちゃダメだよ。 その思いが一番私の心を前に進めたものです。 その思いをどのようにしたら皆さんにわかってもらえるか、数日寝ずに考

      • 第四章 シャツが出来るまでの『奇跡』

        これは、シャツが出来るまでに私に起こった、たくさんの奇跡のお話 沢山のメールの中に、 このシャツを作るきっかけとなったメールがありました。 数ヶ月前に、何だか知らないけど、面白い投稿でのやり取りが流れてきて、、、何だか知らないけど、いつの間にか絡ませてもらっていた、ナカニシノさんからでした。 『ミシンいくらしたん?』 『ヨウジ(ヨウジヤマモト)の服をずっと買うか迷ってて、、、(ミシン代金分)前払いするし服作ってよ!』 私がミシン詐欺の投稿をして数分後の、 誰にも知られ

        • 第三章 シャツが出来るまでの『3つ目の奇跡』~後編

          これは、シャツが出来るまでに私に起こった、たくさんの奇跡のお話 その夜、Messengerの音がなりやまなくて、 本当に何が起こっているのか? 夢なのか? 現実なのか?解らない中にいました。 『支援ページ作るし待ってて』 『出来る事させて欲しい』 『応援させて欲しい』 その日までに出会った方々からのメールでした。 私は中学時代にイジメられていて、今まで仲の良かった友達に急に無視されたり、 あいつの家はと、家庭環境による偏見をずっと受け続けてきて、 人との関わり方にずっ

        夢を叶えるために私がやること

          第三章 シャツが出来るまでの『3つ目の奇跡』~前編

          これは、シャツが出来るまでに私に起こった、 たくさんの奇跡のお話 そんなこんなで、あとは突き進むだけだ~と気合いが入っていたものの、 子育て中に幼稚園バッグとかを作るのに使っていた家庭用のミシンじゃ、パワーが無さ過ぎて、 アウター類が作れない、、、 その上ロックミシンは学生の頃に購入した物で、いつ壊れてもおかしくない、、、 よしっ、これは思いきって買い換えよう! ちょいちょい貯めてたヘソクリと笑 ミシンを買い取ってもらったお金で、 買い換えを決意しました。 その時に

          第三章 シャツが出来るまでの『3つ目の奇跡』~前編

          第二章 シャツが出来るまでの『2つ目の奇跡』

          それから、職人さんのお話を聞く為に 一件一件頭を下げて回る日々。 頑固な職人さん、、、 こだわりのある職人さんである程、 自分の仕事場に入って欲しくないという方も多く、 無名の私なんかの話を、 早々全て聞いてもらえるわけもありません。 それでも、何回も通っていましたが、 ある時に5年ぶりぐらいに 以前の職場の後輩(歳は上だけど、、)に別の用件で電話をしてて、話が盛り上がっていた時に、 『実はうちの実家も染め屋なので、一回見に行く?』 と言われます。 革に凄く綺麗な染めを

          第二章 シャツが出来るまでの『2つ目の奇跡』

          第一章 シャツが出来るまでの『1つ目の奇跡』

          急に三人の生活が始まりジタバタしていたのですが、 小さな子供達との生活を守るため、好きな仕事を辞め、転職することに決めました。 ずっと、ミシンの仕事はしていたのですが、 いっても子育てママが大半を占めた生活から、 急に何がやれるか、、、 自信なんて全くありません。 それなりにやる時は真面目にやってはきたものの、 同期には子育て中に追い越され尽くしたので、 自分の技術がどれだけ通用するものなのか、 解りませんでした。 そんな時に、 帯の仕立て屋の会社で初めてデザインから頼

          第一章 シャツが出来るまでの『1つ目の奇跡』

          約束を現実に

          昨年の10月末、 朝起きたら夫が居なくなっていました。 『パパは?』 いつもと違う光景を目の当たりにした子供に、 大丈夫…と言い聞かせながら普通に学校へ行かせました。 子供達が玄関から出た瞬間、 急に手が震えたのを今でも覚えています。 あれから、色々な事がいつも通りではなくなりました。 子供が、いつも以上に笑って、嫌な想い出を笑い飛ばそうとしています。 大人の私でも立っていられない状況。 小さな小さな子供の心で、 この状況の全てを受け止めるのが とても残酷である

          約束を現実に

          子育てをうまく出来なくなった自分を許してくれる場所

          今、必死で子育てをしている、全ての人に ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼孤独だった双子の子育て やっとの思いで授かった子供は、 とてつもなく可愛い双子でした。 最初の子供だったので、何も解らないまま 怒涛の日々が始まりました。 ミルクも1時間おき、夜泣きも交互、 合間の数十分仮眠を取りながら、 1人は抱っこ、もう1人はバウンサーに寝かせ足でゆらゆらしながら寝かしつけます。 朝たくさん握った白いおにぎりを合間に口にほり込んで、モグモグしたままオムツを替えます。

          子育てをうまく出来なくなった自分を許してくれる場所