岩元彩佳

建築とデザインを学ぶ芸大生21サイ

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片耳難聴の話

そろそろこの話題について書きたい。 そう、私は健聴者ではないのである。右耳の聴力が極めて少ない。日常生活の中では極限まで0に等しいレベル。(一瞬だけ数Ⅲを思い出した。) とはいえ、片耳難聴って目に見えない障害な訳で、障害者手帳も貰えないし、普通に生活していて気づかれることはそうそう無い。私の場合は祖母とバイト先の人の2人だけだ。ちなみに祖母が第一発見者。そして無意識に自分なりの対策をするが、そのことが案外ストレスだったりもする。良いことは特に無いよ(笑) 私の場合、ムンプ

    • birthday girl of the year

      23歳最後の日、ふと思い出してnoteを開いた。BIOの年齢は21歳のまま。そんな私も気づいたら24歳になっていた。 当時「もしも課題の頑張りすぎで過労死になったら、誰かが身内にこのnoteを教えて遺書みたいな扱いにならないかな..」なんてバカみたいなことを考えて書いていた記事たちは、忘れかけていた泥臭くて世間への憎しみに満ちた負の感情を思い出させてくれて、なんとも感慨深く、ありのままの拙い文章が自分らしくて好きだな、と思えた。 忙しすぎてすでに記憶が曖昧になってしまってい

      • ひとだんらく、の話

        3年前期終わったーーー!正確には、まだあと数個の課題と振替授業が残ってるけど、大学生になって一番楽しくて充実していた学期だったと思います。演習課題のコースが分かれて、私はインテリアを選択したわけだけど、なんだかんだ楽しくやれたのではないか、と。思うのです。 4月5月らへんは、私が建築コースに行かなかったことに対して、単純になんで?って周りの友人らに聞かれることが多々あったり、建築コースの人が主に履修する科目を取ってしまったことで、自分がインテリアコースを選択したことが間違っ

        • 疲れた時のハキダメの話

          3年生になって極端に授業数が減った。 その代わりとして私は色んなことに手を出したが、その手を出したひとつひとつが魔物のように感じる気がする。1週間の中でやらなければならないこと、その途中に挟まる自分の中でやろうと決めたこと、一つを乗り越えるごとにものすごい体力を使っているように感じた。怖くて次のものに手を出せない。出せなくて、ずるずる現実逃避をして、結局熟考できないまま提出期限が来てしまう。こんなの嫌だ、と思いつつ、弱い自分から抜け出せないでいるのである。 頭の中を整理し

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        片耳難聴の話

          ついに電子レンジを手にした話

          さて、2年後期が始まりました。 と書いた下書きから時間がびゅんびゅん経ってしまい、気づけば3年生になっていた。note 下書き保存しては消しての繰り返しで 全く出してなかった。中学・高校で考えたら最高学年なわけだから、びっくりしちゃうよね。本当に。 私の住んでる地域は最初のピーク後はコロナとはほぼ無縁って感じで、関西出身の私にとっては言ってしまえばここにいる限り安全って感じで。だけれど、大学の授業は2年生のうちはほぼ遠隔でした。 前期は全部が遠隔授業、後期は週に1回だけ

          ついに電子レンジを手にした話

          気がつけば..の話

          時が経つのは案外あっさりしているもんで、大学2年生の前期も半分が過ぎてしまった。地元の友達の話を聞く限りでは、全部の授業をzoomでやっている私の大学はまだ良心的と言えるのかもしれない。ビデオ観るだけ、とか、課題が出て終わり、とか、そういう話を友達から聞いた時は単純に可哀想だと思った。 スーパーの七夕の短冊コーナーには、「早くコロナがなくなりますように」だの、「早く普通に戻りますように」だの、大人の顔色を伺うような面白みのない文章が並んでいてなんか複雑な気持ちになる。複雑な

          気がつけば..の話

          実家に帰って思うことの話③

          さてさて、このシリーズは3個で終わろうと思う。気がつけば大学1年生が終わっていた。恐ろしく早い1年だったと思う。 帰省中、数人の友人に会ってたくさんおしゃべりをしたのだが、特に会いたかった友人の話。 彼女とはなんだかんだ幼稚園からずっと付き合いがあった。1度も同じクラスにはならなかったが、そのちょうど良い距離感のおかげでこんなにも仲良くなれたのだと思う。 彼女と私の共通点は結構あって、両者とも家庭環境がちょっと複雑だったし、何かしらの原因があって高校で病んでしまった経験を

          実家に帰って思うことの話③

          実家に帰って思うことの話②

          今日も今日とて自転車が使えない。朝から歩いてダイソーまで行き、シフォンケーキの型を買った。昼ご飯はボロネーゼを作ろうと思っていたが、なぜか玉ねぎが見当たらない。仕方がないので冷凍庫にあったバジルソースで根菜と豚ミンチのパスタを作ることにした。のんびりしすぎたせいで思っていたより早く家族が帰ってきてしまう。シフォンケーキを作り損ねた。やはり一人暮らしの自分勝手にできるのが一番過ごしやすい。と思う。 私は家族のことがそんなに好きではない。もちろん、課題で精神的にぶっ壊れそうにな

          実家に帰って思うことの話②

          実家に帰って思うことの話①

          2日前、実家に帰ってきた。本当はまだ学校でやらなきゃいけないことがいくつかあったけど、あることはブッチして、あることは友達に任せて、日本海側のメンヘラな気候からそそくさと逃げ出すように地元に帰ってきた。 大阪に戻ってきた日は、いったん地元まで帰ってきて荷物を置いた後、また大阪に戻った。早めの帰省の一番の目的であるレフレールのコンサートに行くためだ。今回はコンサートホールではなくて、新歌舞伎座での公演だったので、演出とかもそれ用に準備されていて、とても良いものだった。何より、

          実家に帰って思うことの話①

          急に始めてみた話

          どうも。芸術系の大学に通う者です。建築とデザインの学科です。イワモトアヤカは本名じゃないです。まあ半分以上本名って言っても過言じゃないけど、それはいい。 地元の関西を離れて、新潟県でひとり暮らしをしています。 私はこれまで、人生の一区切りとして何回もスクロールするようなスマホのメモを書いてTwitterに投稿してきた。それが私の主流だった。ただ欠点があって、大体の内容を覚えていても遡りきれないのだ。吐き捨てた感情がどんなにスクロールしても見つからない。これでは困る。そこでふ

          急に始めてみた話