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おうちごはんを『ファミレス化』

自家製レトルト 真空シーラー狂の小平文(AYA)です。
真空シール器(真空パック/真空シーラー)を使って冷凍作り置きを作り、週3料理、週4温めごはんを実践しています。

『ファミレス化』といったのですが、ファミレスで好きなメニューを取り入れるとか、ファミレスではやっているこのメニューを作ってみたという内容ではありません。

全国展開しているファミレスが取り入れているノウハウをおうちごはんに落とし込んでみない?という内容です。

ちなみに、日刊ゲンダイさんに取材いただいたとき、記者さんに言われたことで気づいたことです。
その時の記事がWEBになっているのでよかった↓↓



おうちごはんを『ファミレス化』するメリット

  • 王道メニューの宝庫

  • 効率化されたメニュー構成

  • セントラルキッチンにより提供時間の時短

おうちごはんをなぜ「ファミレス化」することにメリットがあるのか?
ファミレスは年齢、性別、家族構成などマーケティングをもとに一般的に好まれるメニューで形成されています。季節メニューは攻めたものがあるにせよ、グランドメニューは誰もが食べたくなるものばかり。

また、セントラルキッチンでベースを作り、各店舗では仕上げ作業を行うことで、人件費削減と調理スキルを補っています。

それをそのまま「おうちごはん」に転用しちゃおうってことです。

以前にレパートリーについて記事を書いていますが、おうちごはんにレパートリーなんて必要ありません。ワクワクする高揚感よりもほっとする味を求めているからですね。

ここで間違ってほしくないのが、世間一般的に一番需要があるメニューがファミレスのグランドメニューですが、それが自分や家族が求めるものかどうかはまた別の問題です。これについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

おうちごはん『ファミレス化』で考えること3つ

「ファミレス化」を取り入れるときにまず考えることは3つ。

  1. 好みのメニューのヒアリング

  2. 家族の食べるタイミング

  3. ベースの品数

好みのメニューのヒアリング

家族の好みの把握が一番大事です。もし一人暮らしならご自身の好きなメニューについて書き出してみましょう!

作る人と食べる人の好みが全く違う場合、うまくミックスするのもありかと思います。どちらかに偏ると不満がでて、おうちごはんが楽しくなくなってしまいます。

まずは、大好きなおかず、よくコンビニやファミレスで頼んでしまうメニューを4つ書き出してみましょう。

家族の食べるタイミング

次に家族の食べるタイミングについても考慮する必要があります。これはどれくらいの量を一度に消費するか?というベースになります。

例えば、3人家族が毎食一緒に食べる場合と、3人ばらばらに食べる場合では違いがあります。ばらばらに食べる場合によくありがちなのは、突然外食の予定が入ったりしておうちごはんが要らなくなることなどです。

いきなり「今日ごはんいらない!」とか言われると、作った人はすごくやるせない気持ちになるし、怒りも覚えたりしますよね。

たぶん、怒りを覚えるってことはそういうケースが多いからだと思います。初めてだったり、年に一度なら「事情があるんだろうし、そういうときもあるもんね」と流せますもんね。

頻繁に起こるなら、それを想定したメニューを考えておくといいと思います。

ちなみに我が家は
すべて一人分づつ小分けしています。冷凍庫に収まりがいいというのもありますが、私が仕事で帰りが遅いときに、夫が温めて食べることができるようにです。もし残っているおかずが別々のものであっても、小鉢おかずとして半分ずつにすれば、なんだか得した気分にもなります。

ベースの品数を決める

最後にそういった自分の環境のニーズに合わせて、「ワンプレートごはん」なのか?「一汁三菜」なのか?それ以上の副菜が必要なのか?を考えます。

これは、作り手の手間と労力がかかるところなので、ある程度作り手優先で決めていいと思います。

家族の環境が変われば、このベースの品数も変わるので見直したりするのもお勧めです。

ちなみに私のお話をすると、20-30代はワンプレートのがっつりメニューがメインでした。お肉どーん!とあればそれで満足。副菜は1-2個。
40代になって、副菜多めに変わりました。メインのおかず+副菜2個がベースです。

おうちごはん『ファミレス化』 段取りを考える

好きなメニューが決まったら、そのメニューをどうすれば温めて盛り付けるだけに出来るのか?考えていきます。その時ポイントとなるのは、味変でいくつものアレンジができる状態にするということです。

例えば、ハンバーグを例にとってみます。

ハンバーグは冷凍にむいているか?

ハンバーグのめんどくさい理由は、捏ねること。手が汚れるのもめんどくさいですね。

ハンバーグの真空パックが売っているように、完成品を温めて食べても食感や味はあまり変化はなさそう。

ってことは冷凍や作り置きにむいているおかずってことですね。

逆にむいてないものってどんなものか?

野菜炒めやサラダ、などシャキッとした食感を楽しむ野菜料理は向いてないですね。やるにしても工夫が必要です。

ハンバーグと同じ材料の料理はないか?

ハンバーグと同じ材料を使っていて、アレンジできるものがないか考えてみます。ハンバーグの材料として一般的なもの

・ひき肉
・炒め玉ねぎ
・パン粉
・牛乳
・卵

我が家の場合、
形を変えてミートボールは安易に思いつきますね。あとはハンバーグを刻んでミートソースにもできます。パン粉と牛乳、卵を加える前ならシウマイにもなります。面倒な工程は一気に済ませていろいろ作るのが我が家流です。

肉をこねるのがめんどくさいので、同じ工程をするならできるだけ同じ材料で、同じ工程内で派生できることを考えるとよいです。

おうちごはん『ファミレス化』のまとめ

段取りとしては

  1. 好みのメニューのヒアリング

  2. 家族の食べるタイミング

  3. ベースの品数

  4. ファミレス化するのに向いているレシピかどうか考える

  5. 同じ材料で作る似たレシピがあるか考える

あとはベースのハンバーグと一緒にミートボールやミートソース、シウマイを作り、冷凍保存するだけ。

すぐ食べるなら冷蔵保存でもいいですね。
同じひき肉料理ですが、味や形、調理法を変えると飽きません。

我が家では
あえてハンバーグやミートボールにタレをからませません。
タレを変えるだけで無限にアレンジが広がります。

これもファミレスのセントラルキッチンで使われている手法ですね。

わたしはこれを「自家製レトルト」と呼んで週3料理、週4温めごはんを実践しています。また料理教室でもこのノウハウをお伝えしているのですが、
忙しい人や、家族の人数が少ない人にはぴったりの作り置き法です。

冷凍保存には、真空シール器があるととても便利です。大好きすぎて新b空シール器のレッスンまではじめ、気づいたら正規代理店にもなっていました。

普通に冷凍保存するよりも霜もつかず、ニオイもつかないので真空シール器があるととても便利です。

ご興味あればこちらをのぞいてみてくださいね。

レッスン申し込み&真空シール器販売(メーカー直 正規代理店)https://visionaya.base.shop/

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