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四章 明智光秀のありふれた日常

「なんで斎藤利治を殺したんだ。あんなに自信満々で味方にできるって言ってたおまえが、なんで殺した」

ワタシの言葉に利三が不服そうに反論した。

「病気の療養で美濃の加治田城にいるからなんとかなるって言っただけだ。まさかあの話をしてる時にちょうど利治が京を目指して移動中だったなんて知るわけないんだから。信長を殺す前日に京に戻ったあいつがタイミング悪いってだけでオレたちにはどうしようもなかったんだ」

「だからってなんで殺すんだ」

「オレだって分かってたさ。何度も降伏するよう呼びかけたけど、潔く戦って死なせろっていうもんだから。そう言われちゃこっちも正々堂々と斬り結ぶしかないだろ」

「良いことしたみたいにいうな!」
ワタシは思わず声を荒げてしまう。
「十人二十人で囲んで生け捕りにするべきだったんだ」

「そんなこと出来るわけないだろ。蘭丸みたいな小童こわっぱならそれでもいいが、利治は歴戦の勇士だぞ。それに親しくしてる親戚が名誉ある死を望むならそうするしかないだろ」

「だから良いことしたみたいに言うなっつってんだろ!」
ワタシはまた怒鳴った。
「おまえのしょうもない美意識のせいで明智家が勝ち残る可能性が下がったんだぞ」

「まあまあ」
光秀様が割って入ってなだめた。
「秀満には私から言っておくから、利三は軍勢を引き連れて先に移動を始めてくれ」

利三は満足げにうなずいて立ち去る。
利三の後ろ姿を見送ってから光秀様がいった。

「ああ言えば、あいつは私が利三の肩を持って秀満を叱ると思いこむんだ。かわいいもんじゃないか」

「あいつは自分がやったことの重大さを分かってないんですよ」

「そうはいうがな」
光秀様は静かに言葉を返した。
「斎藤利治を殺さなかったとしても、岐阜城の斎藤利堯がこっちにつく可能性は低かったさ。それに斎藤利堯が味方についたとしても美濃の国衆のほとんどは稲葉一鉄につくだろうから、美濃はほとんど全部が敵にまわるってことだ」

ワタシが黙ると光秀様が小さくつぶやく。

「どっちにしろ明智家が勝ち残る可能性なんてないんだ」

「え!?」

ワタシが言葉を失って固まると光秀様が申し訳なさそうにいった。

「私が信長様を殺す算段だけで何日も考えこんでいたと、本当にそう信じてたのか?」

ワタシが言葉を返さずにいると光秀様が続けた。

「信長様と信忠様を囲んで殺す算段くらい小一時間で終わるさ。私が何日も考えこんでいたのは、もちろん信長様を殺した後のことだ。なにをどう考えても、あらゆる手段とあらゆる状況をどう組み合わせても、どうやっても勝てない。なんとか覆す方法はないかと、京を制圧した次にどこに兵を動かすべきか、誰と戦い誰を脅して誰を騙して味方とするか。ありとあらゆるパターンをシミュレーションしたが、結局どこからどうやっても必ず負ける。これが私が数日かけて導き出した結論だ」

「しかし……」
ワタシはやっと声を絞り出す。
「やってみなければ分からないこともあるはずです」

「不確定要素も加味して、すべてが想定しうる最も幸運な結果を招いたとして、それでも我らに勝ち目はない」

「そんなこと分からないでしょう」

「私を誰だと思ってる。明智光秀が勝てるといえば勝てる。明智光秀が勝てないといえば勝てないのだ」

「それならなんでこんなことをしたのですか!? 勝てないと分かっていて、なぜこんなことをせねばならなかったのです!?」

光秀様に向かって声を荒げたのは初めてかもしれない。
光秀様は怒鳴られたことに驚いた様子も見せず冷静にいった。

「おまえも言っただろ。理由はひとつじゃないし何がいちばんの理由かも分からない。ただ信長様と蘭丸をブチ殺すしかなかったんだ」

ワタシが黙ると光秀様は穏やかに続けた。

「おととい話したのがすべてだ。信長様は天下を統一すれば私たちを使い捨てる。それは織田家に仕える誰もが分かっている。織田家の有力な武将は皆、優秀であるがゆえに、功績が大きいがゆえに、天下を取った後には疎まれると分かっているんだ。どれだけ好意的に見ても、信長様はそういう理不尽なことを平気でやる人だからな。信長様を殺すチャンスがめぐってきたら、殺せる時に殺すしかないんだよ。私だってそりゃ自分以外の誰かが先に信長様を殺してくれたらいいのになって思ってたけどな。きっと羽柴も柴田も滝川も、同じこと思ってたやつは何人もいたんだろうけど、運悪く私にそのチャンスがめぐってきちゃったんだ。他の誰かがやってくれるのを待ちたい気持ちもあったけど、誰かが次のチャンスにめぐりあうって保証はないだろ。これが信長様を殺す最初で最後のチャンスかもしれないんだ。だからツイてないなぁって思いながらもやるしかなかった。私には他に選択肢なんてなかったんだよ」

「信長が天下を統べる器じゃないという事実がある以上、信長に仕えて手柄を立てれば立てるほど信長が天下人の座に近づいてしまうジレンマがあったと。それは分かりますけど、謀反を起こした後に勝ち目がないなら、信長に疎まれて殺されるのと結果は同じじゃないですか」

「結果は同じだが経過が違う。どっちにしろいずれ死ぬっていうなら、誰の人生だって最後は必ず死ぬって話になってしまう。だから人生なんてどうでもいいとはならないだろ。重要なのは経過なんだよ。どう生きるか、どういう人生を生きるかがすべてだ。じわじわ追い詰められると分かった上でじわじわ追い詰められていくのをただ待つなんて生き方、私には我慢ならない。信長様が天下を獲って、蘭丸が全国的規模でのさばると思うだけでも吐き気がするしな。その点こっちの死に方には華がある。なにしろ信長様を殺せるのだから」

返す言葉を見つけられないワタシに光秀様が申し訳なさそうにいった。

「悪いな。秀満にだけは事前に言っておこうと思って、昨日の朝そのためにおまえのところに行ったのだが、うなされているのを見てなんだか言い出しにくくなってしまって。悪夢から醒めた直後におまえたぶんもうすぐ死ぬよって言われるのもあれだろうし」

あれってなんだよと思いながらも、夜明けの訪問の謎が解けたワタシは思わずうなずいてしまう。

「それで、ここからの作戦はどうなっているのですか? 勝ち目がないとはいいながらも考えてはいるのでしょう?」

「私は何もするつもりはないよ」

即答で絶望的なことをいう。
納得できないワタシは細部から掘り返してみた。

「ワタシには、勝ち目がまったくないとまでは思えません。たしかに難しい状況ではありますが、信長の次男の信雄と三男の信孝は能無しなうえに性根もすわってませんから、誰もあんなのを次の主君にしたくはないでしょうし」

「そんなことは私も勘案のうえで勝ち目がないと言っているんだ」

光秀様が不快げな口調でいった。
この人は温厚で冷静な人だが、自分の考えの正しさを疑われると機嫌が悪くなる。
長く不遇の歳月を過ごした人にありがちな欠点だ。
それでもワタシは続けていう。

「大きな変化があると、人の顔色をうかがって生きてるだけのやつらは態度を保留して様子を見るものですけどね。しばらくたって変化後の現状が既成事実として定着すれば、初めからあなたに従うつもりでしたって顔で従うものでしょう。だから、膠着状態に持ちこんでしばらくのあいだ現状を固定するだけでなんとかなるはずです。一日も早く仇討ちしようなんて気概は信雄や信孝にはないでしょうし、柴田は戦には強いですが世の中の流れを見極める目なんてありませんからこれが一刻を争う状況だとは気づかないでしょう。羽柴は毛利に釘づけですし、関東の滝川も信長様の死が伝われば北条が息を吹き返すから動けない。稲葉も先祖伝来の土地にしがみつくだけの男ですから、美濃の国衆をまとめて急いで畿内に攻め込んでくるような機転などないでしょう。とりあえず畿内を抑えて北陸の柴田に備えておけばなんとかなりますよ」

「秀吉には一刻を争う状況だと分かるだろうから、急いで軍勢を動かすさ」

「毛利の大軍と対峙しているのですからそれは無理です」

「無理ではない。毛利元就亡き後、毛利は三兄弟の合議制になってしまった。しかも長男が最初に亡くなって、今は元就の孫が二人の叔父との合議で動かしている。こういう誰も主導権を握れないタイプの合議制では思い切った決断などできない。今の毛利家は現状維持がせいぜいで、秀吉の背を打って一気に天下を狙うなんてリスキーな決断はしない。とりあえず秀吉と和議を結んで、とりあえず事の推移を見守って、もし秀吉に恩を売る形になったらラッキーだよねって。要は決断しないという決断しかできないんだ。秀吉はおそらく三十日以内に兵を返してくるだろう」

「三十日あればこちらにも打つ手はあるでしょう。播磨の姫路にある秀吉の拠点を先に叩いてしまえばよいのではないですか」

「問題はそこだ。播磨の手前に池田がいる」

「池田恒興は信長の乳母子ですからこっちにつきたくはないでしょうが、細川がこっちにつけば挟まれる形になる池田はしぶしぶ従うしかないでしょう」

「細川がこっちにつけばそうだが、問題の核心は細川なのだ」

「なぜです。細川忠興は光秀様の娘婿ではないですか」

「今も細川家の実権を握っているのは藤孝だ」

「藤孝どのと光秀様は長年の盟友ではないですか。お互いの子を夫婦とするほどの仲でしょう」

「おまえは藤孝という男を分かっていない。私はあの男とつきあいが長いから、お互いに何度も助け合っている。しかしあの男は自分が助けたことだけ覚えていて助けられたことは覚えていない。つきあいが長いからお互いに何度も迷惑をかけあってもいる。つきあいが深くなるとそういうこともあるものだが、あの男は自分が迷惑をかけたことはすっかり忘れて迷惑をかけられたことだけきっちり覚えている。あれはそういう男だ。困ったことに、信長様を討ち取った時点での各勢力の軍勢の配置を考えると、どうやっても藤孝が勝敗の鍵を握る存在になってしまう。藤孝本人はそんなことに気づいておらんだろうが、信長様の命を奪える唯一のタイミングにあの男が最も重要な位置を占めている。その時点でこの盤面は詰んでるんだ。不運と思って諦めるしかない」

細川が敵にまわるなら当然のように池田も敵にまわる。
そうなれば高山と中川も同調するだろう。
摂津の池田、高山、中川の軍勢があわされば八千をこえる。
彼らと戦えば堺にいる丹羽長秀と織田信孝の軍勢に背後をつかれる。
先に丹羽長秀と織田信孝の軍勢を叩こうとすれば池田らの軍勢に背後をつかれることになる。

「たしかに細川が敵対すると仮定すれば手の打ちようがありませんが……細川が味方につくよう説得すればよいではないですか。細川が味方につけば池田も味方につくしかないでしょうし、高山や中川もその流れに乗るでしょう。そうなれば丹羽長秀と織田信孝を打ち破るのはたやすいでしょうし、秀吉より先に姫路を抑えることもできるでしょう」

「だからこそ、その位置が重要なのだ。そしてその最も重要な位置に細川がいる。たった三千程度の兵しか持たんあいつが図らずもキャスティングボートを握っているのだ」

納得できないワタシは率直な疑問を述べてみる。

「光秀様と藤孝どのは、ワタシには良好な関係に見えていました。藤孝どのが敵にまわるとそこまで確信する理由はどこにあるのですか?」

「あいつは稲葉や肥田と違って気位だけは高いからな。どこでも私の悪口など言ったことはないだろうし、私を憎んでいると人に覚らせることすら恥と思って避けてきたのだろう。だがワタシには分かるのだ。あの男は誰よりも強い敵意を私に対して抱き続けていると」

ぜんぶ光秀様の想像に過ぎないし、被害妄想にしかきこえない。
非論理的なもの言いは光秀様らしくない。
この人は精神的に病み始めているのだろうかという気さえする。
ワタシが黙っていると光秀様が一人で話を続けた。

「善人のつもりで生きているやつがいちばん残酷なんだ。自分はカラッとした性格だって言いたがるやつで本当にカラッとした性格のやつなんて見たことがない。自分はカラッとした性格だなんて言いたがるやつは、自分が良い人間だって信じこんでるだけで、要は自分の醜い部分とかズルい部分とかに気づいてないだけなんだ。そのくせ、いやその分、他人の醜さとかズルさとかには厳しいんだな」

何の話だと思いながらワタシはとりあえず同調してみせた。

「根っからポジティブな人と接すると不快な気分になるのはそういうメカニズムかもしれませんね。つまり自分がイヤな奴だって自覚がない奴は全員イヤな奴だと」

「そういうポジティブなやつがいちばん冷酷で残忍なんだよ。そういうやつは罪の意識を持ってないものだから自在に記憶を塗り替えていきやがる。自分には一切なにも非がないと思いこめるようなやつに何を言っても話が通じるわけがない」

どうやら藤孝は独善的な人間だから建設的な話し合いなどできないといいたいらしい。
しかし、そんなことを決めつけてすべてを諦めるのが賢明だとは思えない。

それに藤孝が光秀様の言う通りの人物だったとしても、自分が勝敗の鍵を握っていると気づいていないなら見返りを提示して協力を取りつけることは可能なはずではないか。

これはただ単に光秀様が藤孝に頭を下げたくないということで、その役をワタシにかわりにやれと言っているだけなのかもしれない。

「丹後の細川に、ワタシが交渉しに行ってもかまいませんか?」

「あぁ、すきにしていい。私はもう何もしないから、すべておまえたちに任せるよ」

「では、さっそく行ってきます」

立ち去ろうとするワタシを光秀様が呼び止めた。

「ちょっと待て。まだ言っておきたいことがある。この先いつ何があるか分からんから、話せる機会がまたあるとは限らんし、今のうちに言っておきたい」

ワタシがキョトンとしてみせると光秀様が続けた。

「私が死地に追い込まれたら利三ら四人は私と共に勝ち目のない戦をするだろう。私が死んだらあいつら四人は私と共に死のうとするはずだ。あいつらにとっては……私にとってもだが、自分が武家の出だってことが重要なアイデンティティの拠りどころなんだ。溝尾や藤田が武家の出と言えるかどうかは怪しいがな、だからこそよけいに武家の美学を必要とするんだ。あいつらは私が死んだら自分も潔く死のうとするだろう。しかし本来、生きられるかぎり生きようとするのが生きとし生けるものの正しい姿だ。どうしても美しく死にたい者はそうすればいいのだろうが、武家の美学なんかに毒されていない者にまで潔く死ねというのはお門違いだからな。おまえは生きられるだけ生きればいい。そもそも私とおまえの間にはお互いに貸し借りなどないんだ。おまえには私と一緒に死なねばならない理由も動機もないはずだ。それにおまえなら秀吉の追跡をかわして生き延びるのもさほど難しいことではないだろうし。とにかく私が言いたいのは、ひとり生き残ることに後ろめたさなど感じなくてよいということだ。こうなると分かって信長様を殺した私につきあって死ぬ理由など、おまえにはないのだからな」

ワタシのことを秀満と呼ばずおまえと呼ぶのは、ワタシが秀満と名乗るより前の二人が出会った頃の関係に戻そうとしているのだろうか。
では光秀様が信長を今も信長様と呼ぶのはなぜだろう。
利三は信長の死後は信長様といわず信長と呼び捨てにしているから、謀反の実行を決めた後も信長様と呼んでいたのは信長への恐怖ゆえだったのだろう。
一方で光秀様は自らが殺した相手を信長様と呼び続けている。
おそらくそこには恐怖とは別の何かひどく屈折した感情があるのだろう。
信長のことを尊敬してはいないが信長は凄い人物だというフィクションだけは守らねばならない何かしらの都合があるに違いない。
なぜかワタシはひどく場違いなことを考えているが、今はそんなことを分析している場合ではない。
それよりも、自分が死んだ後の話をするということは、光秀様はワタシに藤孝との交渉役をさせたかったわけではなくて本当に藤孝が味方につかないと確信しているのかもしれない。
それならば、細川が敵にまわった場合の備えも相談しておくべきだろう。

「細川を味方にできない場合、羽柴が軍勢を戻す前に何ができるでしょうか?」

光秀様は数日にわたってありとあらゆる状況をシミュレーションしたというだけあって、考える様子もなくすらすらとこたえた。

「大和の筒井順慶は高山や中川と同様に様子見して勝ち馬に乗るだけだろうし、四国の長宗我部は信長様の四国攻めの前哨戦で奪われた阿波や讃岐の失地を奪い返すので精一杯だろうし、紀州の雑賀衆はもともと織田派と反織田派に分かれて争っていたからこの事態にも内輪でもめて動けんだろう。それより可能性があるのは意外と美濃だ。ただ全軍を美濃に送っても、美濃には守りの堅い山城が多いから易々とは制圧できん。それに池田や中川らをけん制して丹羽長秀らの軍勢と合流させないために、明智の本軍を京より東に動かすわけにはいかん。唯一、可能性があるのは少数の兵を動かして奇襲で稲葉一鉄の首を獲ることだ。同時に、堺にいる家康をうまく逃がさねばならん。あれは欲の張った男だから、領国に戻れば己の勢力拡大を優先して信長様の弔い合戦などしないだろう。領国の支配を固めつつこっそり甲斐や信濃の国衆を唆して織田勢に反旗を翻させるはずだ。武田の旧臣と織田家の家臣を戦わせて疲弊させてからしれっと自分の版図を広げようとするだろう。つまり家康をうまく逃がしてやれば信濃の織田勢は美濃には戻れないということだ。稲葉一鉄が死んで森長可が美濃に戻れなければ、美濃に在地の領主たちをひとつひとつ交渉して従わせていくことは可能だろう。美濃と近江の軍勢をまとめて京に集めるのに三十日では間に合わんだろうが、あとは秀吉がモタついてくれるのを願うしかない。そもそも稲葉は油断などせんだろうから奇襲で討てる可能性も薄いが、残念ながらこれがいちばんマシな選択肢だ」

美濃での交渉に成算があるなら細川藤孝との交渉にも成算が立つだろうと思いながらうなずいてみせると光秀様が続けた。

「まずはこの京で、家康となじみの商人を探して堺に伝言させるのだ。『伊賀越えの道には明智家の追手がかからぬように手配しておく』と。あれは疑り深い男だから、私からの伝言ではなく『光秀には内緒で秀満が言った』と伝えさせた方がよいだろうな」

すべてにおいてワタシが想像したより遥かに深くシミュレーションされている。
それなのに細川藤孝をどうやって味方に引き入れるかという点についてだけまったく考えられていないのがアンバランスに思えてならない。


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