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写真だらけの台湾旅行記《台北6日目》

2024年1月1日。
あけましておめでとうございます。

台湾旅行最終日、今日は買い物に徹底する予定。
その前に朝ごはん。最後なので出かける。

「美珍豆漿早餐店」

グーグルマップで適当に調べた場所なので少々不安だったのだが、実際に行ってみると余計に不安が募ってきた。

店へ向かう途中の道のり。完全な住宅街である。
住宅街の中を行く。

「本当に大丈夫な店なんだろうね?」「さ、さぁ…」不安な空気が流れていた。
そうしているうちに、店は突然現れた。

店舗入り口
店舗様子

店に到着しても不安が消えなかった。が、ひとまず注文。

肉まん
台湾バーガー

少し甘めな味付けがとても台湾らしかった。

とてもローカルな店だった。美味しい味だった。ローカルな店でTHE台湾の朝飯を味わえたのでとても良かったと思う。

「龍山寺」

この日は元日。せっかくなので初詣に出かける。
日本人で賑わっていた。

龍山寺
龍山寺

新年の挨拶を済ませ、今日のメインである「カルフール」というスーパーに出かける。

スーパーへの道中。YMCA

西門の町。日本の秋葉原や原宿のように若者中心の町らしいが、古い建物も点在していて新旧の文化が入り乱れている。

「カルフール桂林店」

ここでお土産を大量に購入。大型スーパーなのでここに来ておけばお土産は大体大丈夫だと思われる。

「蜂大咖啡」

買い物を終え、一休み。西門にある老舗喫茶店に入ることにした。

アイスカフェオレ。量が多い。

サンドウィッチも注文。

タマゴ・ハムサンド

パンに台湾独特の甘いマヨネーズを塗り、卵とハムが挟まれている。甘いマヨネーズで台湾らしい味だった。

再び買い物へ

地下鉄で移動し、ホテル付近の南京東路を歩く。パイナップルケーキで有名なお店やお茶屋などがあるらしい。

お昼間の台北

ホテルオークラにもパイナップルケーキを買いに行った。さすがは高級ホテル。リッチだった。せっかくなのでトイレをお借りした。ハンドソープで必要以上に手を洗い、手に高級な香りを染みつけてきた。

ホテルオークラ

買い物をしているうちにお昼の時間も過ぎていた。近くで食べようということになったのだが、この日は元日。ピックアップしてあったメシ屋がすべて休業していた。
仕方がないので新光三越のレストランへ向かった。

「欣葉(新光三越)」

デパートのフードコートだと思っていたら大間違い。しっかり高級店だった。
元日だからと割り切っていろいろ注文。

カラスミチャーハン

しっとりタイプのチャーハンだった。

カキフライ。バジルと塩加減が絶妙だった。
切り干し大根のオムレツ。少し甘め。
タロイモのフライ。焦げ臭い味だったが、何が正解の味なのかよくわからない。

どれも上品な味だった。ローカル満載な店が続いていたので、久々に落ち着いたレストランも悪くなかった。
その後、またデパートで買い物。

買い物終わりホテルへ向かう

大量に買い物をして、クタクタな身体で地下鉄に乗る。
地下鉄を乗ってしばらくして、スマホがやけに振動した。慌てて開いてみると「能登地方で地震」「津波警報」の文字が飛び込んできた。
色々見ているとかなり大きな地震が起こったということとかなり大きな津波が来るということが分かった。
一体、日本はどうなっているのだろうか…。私ははっきりしない不安に襲われた。

ホテルにて

慌ててNHKをつけるとこんな画面が。

ホテルのテレビ

アナウンサーが叫んでいる。続いて長野にいる祖父から「3.11の揺れよりも怖かった」と連絡が入った。

地震の程度も、街が一体どうなっているのかも分からない。ツイッターを見ていると、激しく液状化する映像や家族や知人が生き埋めになっているというSOSを発信する投稿(これは後に大半がフェイクと判明)を見て震えた。私は少し奇妙な感じに陥った。

旅行最後の台北の街へ

もはや観光する気もすっかり失せ、私は早く日本に帰りたくなっていた。
豆花屋に入り、最後の豆花を食べようと思ったが全然食べることができず一口食べただけで残してきてしまった。申し訳ないことをしたと思う。

一口しか食べることができなかった豆花

豆花屋を出て、街を歩くが何の興味も湧かなかった。

台北の街は何事もなく動いていた
夕方のラッシュ

ホテル近くにワインバーがあることを思い出し、そこに行くことにした。

カマンベールチーズ

私は飲酒できないのでお茶だった。
しばらく滞在して、早々ホテルに戻ってきた。

宿泊したホテル

その後も何も食べる気にならず就寝。
自分で状況が分からないとこんな思いになるのか、と初めて知った。語弊があるかもしれないが、私にとっては貴重な体験となった。







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