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👶子どもが30歳になったとき、どんな大人になっていてほしい?👶

子育ての悩みって、本当に尽きないですよね…
特にじぶんのことじゃないので、
何を考えているかわからないし
でも その子自身が考えていることや、思っていることも
尊重してあげたい
けれど、心配だし…そんな風に思っておられる
お母さんやお父さん
たくさんいらっしゃるのでは?と思います

わたしも職業柄、相談されることがよくあります
どうしていきたいのかって人それぞれだし
夫婦間でも、考え方が違ったりして
何を軸に子育てで起きた悩みを
解決していったらいいの?って
思いますよね

先日も、子育てのお悩みを聴かせてもらった時に
わたしがお聴きしたことは、
「お子さんに30歳の時にどんな大人になっていて
ほしいですか?」です

みなさんは、どうですか?
人間は、脳の構造的に物理上30歳まで成長すると
言われていて
その区切りとした30歳の時にどんな大人に
なっていてほしい?ということなんです

わたしが今までそうやってお聴きしたときに
「○○商社に勤めて、奥さんがとっても優しくて
子どもが3人いて、何不自由ない生活をしていて…」など
具体的に表面上に見えるものではなく
「優しくて思いやりのある子になっていてほしい」など
内面的なことを伝えてくださるんですよね

どうしても、表面上に見えるものだと
物理的な指標となってしまって、
他人と比較することになってしまうんですが
内面的なことって、
他人と比較することじゃないから
素敵だなって思うんです

でね、そこを指標にして悩みにぶつかった時に
解決の糸口を探していけたらいいんじゃない?って
思うんです

例えば、子どもが「学校行きたくない」と
言ったとき、どうするか?
「優しくて思いやりのある子に
なっていてほしい」と
思うのなら
その時、説得して無理やり行かせることが
30歳の時、優しくて思いやりのある子に
なっているのかな…?ということです

もちろん、これは糸口の一つであって
色んな方法があるとは思うのですが
わたしは、一つそういう指標みたいな
ものがあると、比較的向かっていく方向が
定まりやすいというか…
子育てって正解がなかったり
何もないとブレてしまったりするので
一つの考え方として
こうやって考えてみるのはどうかな?と
わたしからの勝手な提案です😊

あと、わたしの好きな池川明先生が
ソニーの井深さんが作った、幼児開発協会の
お母さん研究員に子どもが20歳になった時
一斉にアンケートを取って
全員に共通していたのは
「自分のことを自分で決められる大人になっていた」
(それ以外はバラバラ)
ということをおっしゃっていて
そういえば、それってとっても大事なことだなぁって
思って…
だって、"自分が自分の人生を生きている”と思える
ベースとなるものだから🌟

これは、保育でも同じだなぁと感じていて
色々具体的に3月末にこうなっていてほしいという
クラス全体・個人の目標はあったけれど
保育園全学年共通の目標として
「自分のことを自分で決められる」ということが
たった一つだけあったとしたら
そこを柱に色々考えていけるなぁと
思ったけれど、
保育所保育指針とか色々あるから
そのあたりは難しいんですけどね💦

でも、これが国として
30歳になった時に
「自分のことを自分で決められる
大人になりましょう」っていう指標が
ただ一つあれば
もっとみんな緩やかに
色んな個性を認め合いながら
じぶんらしく生きていける社会に
なるんじゃないかな~?と思ったのでした
(なんだか話が大きくなりました、笑)

いつも長々とお付き合い いただき
ありがとうございます!

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