見出し画像

(C69) メール返信の速さが本当に強い企業文化を作る-1 (2019.1.7) by リーディング&カンパニー株式会社より抜粋加筆しました。

⑴ 自分の経験から、メール返信の速さは「信頼関係を築く」という意味で、もの凄く大事な気がします。

カリフォルニア大学Judy Olson教授によれば、Facebookメッセージなども含め、
テキストだけで行われるコミュニケーションではどれだけ速く返信するかが、その人への「信頼度」を表すそうです。


⑵ 2011年までグーグルCEOを務めたエリック・シュミット氏はメールの返信について次に述べます。

「すぐ返信する。
世の中にはメールの返信が速く信頼できる人とそうでない人がいる。
前者になるように努力しよう。

私たちが知っている中でもとびきり優秀で、しかもとびきり忙しい人は、たいていメール返信が速い。」


「普通の人が返信しないのはもっと悪い意味が込められている。
”たいていは忙しすぎて、いつ返信できるか、そもそも返信できるかわからない。

返事がほしければ、そのまま待っていてくれ。
ついでにあんたのことは嫌いだ”
という意味だ。」


さらに、誰にでも速くメール返信することで、
コミュニケーションの好循環が生まれ、フラットで強い企業文化が作られるそうです。

「返信は短くていい。
私がよく使うのは ”了解” だ。

私たちの場合、それは通常”了解したから、進めてくれ”の意味だ。」


Study Hackの記事によれば、
素早い返信で「常につながっている状態」が作られることで、企業の限界生産性が上がるそうです。

そして、SNS上で顧客との関係を築く際も返信の速さは重要視され、
サウスウエスト航空の返信の速さが顧客との信頼につながっていると指摘している記事もあります。


ただし、すべてのコミュニケーションが平等にカウントされるわけではありません。
動画のコミュニケーションは音声よりも信頼度を高め、音声はテキストよりも信頼度が高いのも事実です。


ビジネスに限らず、日常の生活においてもコミュニケーションが、
上手くいくか、いかないかが成功の命運を分けると言っても過言ではありません。

声や体の動きが見えない中でコミュニケーションを取ることが多い現在では、
メールを圧倒的に速く返信するだけでも大きな付加価値になります。


コミュニケーション方法は以下が使われることが多いです。
❶日本はメール
❷中国はチャット

日本人は1回溜めて、熟考してから返信をする傾向があります。
そのため、既読マークを気にする方が出てきます。


中国人は直感的に10秒以内に返事が返ってきます。
早い人であれば2、3秒でお互いにチャットしています。
つまり、既読マークが必要ないのです。


また、チャットの方がビジネスにおいても親近感が生まれ、好循環をもたらす気がしています。

中国ではスピード感を重視します。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp