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(B63) 採用管理システム導入により導入前に比べおよそ1/4にまで採用工数が削減-2 by ビズリーチ (2019.6.17)より抜粋加筆しました。

採用にかかる工数は、
採用管理システムを活用して一元化することにより、
導入前に比べおよそ1/4にまで削減されるといいます。


⑷ データの一元管理で得られるメリット
戦略人事のベースは、
削減した工数をいかにコア業務に当てていくかです。

その際に重要になるのは、
膨大に点在する採用データを、いかに整理された状態で
管理・活用できる状態にしておけるかという点です。


岩本教授は指摘します。
「理想はデータをクラウドで一元化すること。
バラバラに導入している過去のシステムがあるようなら、まずそれを一元化する必要があります」

クラウドで一元化された採用管理システムなら、
①面接官や役員が画面を開くだけで応募者データを共有できる
②閲覧権限の制限もできるため情報漏洩リスクも少ない
③蓄積されたデータを分析することができ、レポートによって採用における課題が可視化される

人の感覚や勘に頼るのではなく、データに基づく論理的な採用戦略を立てることができます。


「今までおかしいと思っていたことがデータとして可視化できるようになるのです。

人材争奪戦が激しさを増す現在、以下の会社が増えています。
①データ分析から『こういう切り口で評価しよう』と面談のトレーニングを行う
②内定後、入社してもらうための応募者の説得に工数を当てる

相手を説得するには自社の魅力や全体像を自分の言葉で伝えないといけませんが、これは人でなくてはできない業務です。
若手がそれを担当すれば、視座が上がって人材育成にもつながります」


⑸ 人にしかできない業務は何か?
そのコア業務を定義し、データに基づいた改善を図っていくことがこれからの人事のあり方になります。

「昔の日本は量産型製造業で一人ひとりの生産性はあまり変わらなかった。
小売やサービス業もマニュアルで決められた画一的な売り方をするのが主流でしたが、
今や個人の創意工夫や能力によって売り上げが変わり、そこに価値が置かれています。

つまり、現代では、
生産性=定数だったのが変数化しており、
人材のマネジメントが業績に直結するビジネスが多いのです」


採用においてもデータを活用し、トレンドに合った人材を積極的に獲得することが、ますます肝要になっています。

とくに日本企業は、母集団は一定数確保できても、
似たようなタイプの応募者が集まりやすいと言われます。

他業種の優秀層やイノベーター的な人材を確保し、
グローバル競争で優位に立つという観点からも、
データの活用による施策が急務となっているのです。


一昔前は経営に必要なものは「人、モノ、カネ、情報」でした。
今は「人、人、人、人」になりつつあります。

個人の力や人材マネジメントによって、売上げが大きく変わる時代です。

https://toyokeizai.net/articles/-/283132

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp