【大学受験】英文法の参考書・問題集紹介 出題形式別にレベル、特徴、使う際の注意点も解説

入試改革でセンター試験が共通テストになり、文法問題を解くことの重要性は低くなったが、英語の学習において英文法がいらなくなったわけではない。用途、出題形式別で説明したい。

文法の基礎を理解するための参考書

「カラー改訂版 世界一わかりやすい英文法の授業」(KADOKAWA)


「成川の「なぜ」がわかる英文法の授業」(学研)


この二冊の共通点
・入門書
・厚みが薄い。
・重要単元、事項に絞っている。
なぜ?を重視
・イラストなどでイメージもわかる。
・細かいところは排除
丸暗記をしない。

どちらか一冊やればいい。

文法を理解するための参考書

「大学入試 世界一わかりやすい 英文法・語法の特別講座」(KADOKAWA)

・文法・語法をカバー
・「カラー改訂版 世界一わかりやすい英文法の授業」の姉妹本。情報量も多い。
・丸暗記しない。
・理屈で抑えられる。
・単元別の問題集と同時並行で進めるとよい。
単純化のやりすぎ感は否めない。
わかったつもりにならないように注意。
※単純化されているので、他の著者の本も必ずやること。

「英文法の核」(東進ブックス)

特徴をこちらの記事で説明しています。

総合英語

辞書として使う。

覚えようとしてはいけない。


単元別問題集

「英文法・語法問題ベスト400」(学研プラス)

・400問
・頻出、重要に絞ってある。
・コンパクトな解説
選択肢がなぜ間違っているかわかる。

共通テスト時代にはいいのではないかと思っている。

「英文法・語法問題ADVANCE 999」(駿台文庫)

言ってしまえば、何でもいい。

ランダム問題集

「大学受験 英文法・語法ランダム演習セレクト600 新装版」(学研プラス)

・徐々にレベルアップ。
・600問
・コンパクトな解説
選択肢がなぜ間違っているかわかる
・1章100問
・要点整理もある。

「竹岡の英文法・語法ULTIMATE究極の600題」
(学研 大学受験プライムゼミブックス)

・同じことが意図的に繰り返されている。
・20問の30セット
丁寧な解説
・コラムも充実
・ルールがまとまっている。
・正答率、頻出度のデータが豊富。
・網羅性はあえて犠牲にしている。
※時間を計ってやる。

正誤問題

「大学入試 門脇渉の 英語[正誤問題]が面白いほど解ける本」(KADOKAWA)

・インプット重視
・詳しい解説
着眼点、論点、出題意図がわかる。
・細かい。
・150問

「スーパー講義英文法・語法正誤問題」(河合出版)

・着眼点、注意点がわかる。
・シンプルな解説
400~500問ある。

整序問題

「大学入試 門脇渉の 英語[整序問題]が面白いほど解ける本」(KADOKAWA)

・発想がわかる。
・ランダム演習問題がある。
・詳しい解説

「英語整序問題精選600」(河合出版)

・シンプルな解説
・600問
構文、熟語までカバー
難易度高め