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思って忘れて生きていく。
何事もそうだろうと思うけれど、自分のしている仕事に対して真に誠実であろうとすることは、言うほど簡単なことではないような気がする。
もちろん、いつだってできる限りのことはしているつもりだけれど、後になって思えば「締め切りが迫っていたから」「手間がすごすぎて割に合わないから」「そこまでは求められていなかったから」、、、反省と言い訳はいくつも考えつく。
人は、弱い。けれども、自分の弱さを自覚しているこ
いつも何度でも読む。
高砂淳二さんの撮る写真が、どうしようもなく好きだ。どうしてなんだろう。高砂さんの撮る自然は本当に生き生きとしていて、美しいし、可愛いし、ほっこりするし、癒やされる。しかし私は、それと同時に「何があっても生きるしかないんだ。幸せになるしかないんだ」という決意表明を感じてしまう。その奥底に流れる覚悟のようなものに、心底魅了されている。
「yes」は、詩人の覚和歌子さん(千と千尋の神隠しの主題歌の作詞
何も写っていない写真に惹かれて
それまでソール・ライターの名前なんてちっとも知らなかったけれど、フライヤーの赤い傘とアスファルトに積もった雪に足跡のついた写真に見せられて、写真展を見に行ったのは3年前。それはファッションフォトグラファーとして活躍していた時代にも大きくフォーカスを当てた展示で、あれ、期待とはちょっと違ったかと少しの違和感もありつつ、でも惹かれる写真も多かった。
2年が経ち、またもや写真展があると知り、やっぱり気
ウマに興味があったわけではなかった。
べつに、ウマと話がしたいわけではなかった。ウマを飼う予定もなかった。たぶんだけど、この本を手に取った多くの人も、実用書としてこれを選んだわけではないような気がする。
犬やネコの気持ちなら、なんとなく推測することはできるかもしれない、と思う。けれど、ウマは違う。ウマに、「馬語」というほどの細やかな感情があるんだろうか? あるのかもしれないが、自分の守備範囲外すぎてうまく想像ができない。でもなんだろう