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WWEサンダードーム

さすが世界最大のプロレス団体。資金力も違いますが発想も違いますね。

いまはWWEネットワークに加入していないので、公式のYOUTUBEチャンネルでダイジェストを見ました。客席にLEDボードがたくさん並び、自宅で観戦しているファンの姿がそこに映っています。下の記事は実際に客席の様子が映っているのでわかりやすいと思います。

声援を送ることもできるようです。とはいえ、やはり生観戦みたいに打てば響く当意即妙なリアクションが生まれるまでには至っていません。ずっとざわざわしている感じですね。でもただ動画で見るだけではなく、自宅にいながらリアルタイムでショーに参加できるのはとても興味深いです。想像するだけでわくわくします。プロレスに限らず、これからのエンターテインメントの主流になっていくのでは? もちろん生でしか味わえない興奮、生でしか見られない景色が存在するのも事実です。バーチャルではない、実際に足を運ぶライブがなくなることはないと思います。ただ当面はフルハウスにできないですし、いつまた客入れができなくなるかわかりません。特に大きい会場の場合はチケット代の高騰も含めて、これまで以上にレアで貴重な一期一会の「ハレ」の日になるのかなと。

ところで記念すべき「サンダードーム」の第一回、嬉しいことに中邑真輔も出場しています。しかもタイトルマッチ! 彼は現在スマックダウンのタッグ王者なのです。移籍当初のセンセーショナルな期待感はさすがにないですが、だからこそ新日本時代の人気の貯金ではなく現在進行形の実力で居場所を勝ち取っていることが伝わってきます。ちなみにパートナーはセザーロ。昔からノアを見ているファンの方なら「キング・オブ・レスリング」のクラウディオ・カスタニョーリと言ったらピンと来るかな? 対戦相手のひとりグラン・メタリックは、かつて新日本プロレスに上がっていたマスカラ・ドラダです。2015年には、LIJ加入直後のBUSHIとCMLL世界ウェルター級王座を懸けて闘っています。新日本ではジュニア枠でしたが、WWEでは中邑にシングルで勝っています。日本では考えられないですね。

あとこの観戦形式、サイバーエージェントの資金&技術力ならあるいは、と思ったのですがいかがでしょうか? もし新日本よりも先に実現させたら、ノア&DDTが日本マット界の主導権を奪う第一歩になるかもしれません。またプロレスを見続ける楽しみが増えました!!! 


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