寒い日が続きます。

冷え性なので早く春になってほしいのが正直なところ。ただ冬ならではの楽しみもあります。たとえば町の蕎麦屋さんで季節限定の「鍋焼きうどん」を食べられるとか。

身体が温まるうえに具もたっぷり入っていて栄養十分。お値段はまあまあしますが、春が来る前にもう何回かは足を運ぶつもりです。

↑によると、愛媛県松山市のソウルフードらしいです。しかも定番のエビ天ではなく甘く味付けた牛肉が主流で、なおかつ通年で食べられるお店が多いとか。

私の記憶だと、たしか東京でも昔は一年中注文できた気がします。いまもそういう店舗は残っているはず。

鍋や雑炊が大好きです。町の韓国料理屋に行けば年中味噌味のチゲを頼みます（韓国の味噌がまた美味しいのです）。猛暑日でも室内はクーラーが効いていて肌寒いから、むしろちょうどいい。

限定は限定で季節を感じられて嬉しいです。でも旬の食材を使うとかじゃない理由で提供時期が限られてしまうのはちょっと寂しい。たしかに真夏に鍋焼きうどんをオーダーする人はあまりいないでしょう。しかしプロレスラーやお相撲さんは一年中ちゃんこ鍋を食べています。暑いときは熱いものをいただいて汗をいっぱい出すのが健康的、という考え方もあります。

以前、松本人志さんが「午後4時ぐらいに入ろうと思っても蕎麦屋が開いていないことが多い」「来る人は少ないだろうけどニーズはあるのでは？」みたいなことを何かで書かれていました。夏の鍋焼きうどんもこれと同じではないでしょうか？　「夏だからこそ！」と売り出したら逆にビジネスチャンスかもしれません。

もちろん鍋焼きうどんは冬の風物詩、チゲは通年の楽しみということでも全然OK。いずれにしても「いま」を存分に堪能したいです。