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ラッセル「記述理論」の評価
最近野矢茂樹さんの新刊『言語哲学がはじまる』を読んだ。非常に良い本で、フレーゲ・ラッセル・前期ウィトゲンシュタインの重要性および価値と、その反面にある問題点について、改めて理解し整理することができた。
1.『言語哲学がはじまる』の概要と感想
自分がこの本から得た理解を以下に書く。
フレーゲとウィトゲンシュタインに共通でかつ革新的だったのは、言語の意味に関して文を中心とする考え方であり、言い替え
最近野矢茂樹さんの新刊『言語哲学がはじまる』を読んだ。非常に良い本で、フレーゲ・ラッセル・前期ウィトゲンシュタインの重要性および価値と、その反面にある問題点について、改めて理解し整理することができた。
1.『言語哲学がはじまる』の概要と感想
自分がこの本から得た理解を以下に書く。
フレーゲとウィトゲンシュタインに共通でかつ革新的だったのは、言語の意味に関して文を中心とする考え方であり、言い替え