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【トモ100:四人目】映画デートしました。

遅刻は文化だ
ごきげんよう、とんちゃまです
テネシー2年目駐在妻でございます

シリーズ四人目はBumble BFFで出会ったセリーナちゃん(仮名)。30代の白人系アメリカ人です。
初めましての方にシリーズの プロローグ 記事さっと貼っておきますね↓↓↓

彼女との出会いは木枯らしも吹きすさぶ11月(在米11ヶ月目)。毎日スワイプしてギラギラしてたころ。プロフィールに「一緒に飲み行く人募集!飲み切れなかった分は私が飲んでやんよ!!」とあり、飲兵衛のんべえきた!とアル中の私、歓喜かんきの右スワイプ。マッチ後、向こうから連絡をくれました。

「How do you like it so far?/テネシー今んとこどんな感じ?」は一番聞かれる質問の一つ。
「みんな優しいし自然豊かで大好き」とコピペで使い回してます。

日本語勉強してた過去もあり、お互い質問の仕合いで会話は途切れず。Bumbleあまり見ないから番号交換しない?と提案され、早々に携帯メールに切り替え。

レイアちゃん(第一話)に学んだ表現。
「バンブルで連絡した〇〇です。」は「It's XX from Bumble」でいけます。

ケイちゃんときの教訓を生かし(第三話 参照)受け身ではなくみずから遊びを提案。今まで誘ってくれた人を参考に「スマイル/Smile ってホラー映画一緒に観に行ってくれる人探してるんだけど、ど?」と誘ってみる。その映画知らんけどホラー好きやでいくいく!! と快諾。

予告みてないけどホラー好きだからいくわ!とノリノリな返答ありがたい。

日程調整、場所や上映スケジュールも率先し遊ぶ約束を確定。場所はケイちゃんと行った街にある映画館。近くだとそこしか上映してなかった。

〇時スタートの回はどう?と聞いてみたつもりだが正しい英語かは不明。
伝わってるので細かいことはよし。

日本人の習性が抜けてない私。10分前に到着。11月末、防寒したが歯がガタガタするほど寒い。扉開けるとすぐ券売カウンターで待ちづらい雰囲気。仕方なく外で待つ。券買っといた方がいいのか?とかスマートな立ち回りや社交文化はまだ手探り。

覚悟はしていたが10分遅れて到着。トータル20分寒空の中立って待っていた私、ダークサイドに落ちる直前(車がない自分のせいだけど)。狭量きょうりょうな昭和生まれにとっては10分って全力で走ってゼエゼエしながら許しをうレベルです。
亜麻色あまいろの髪を颯爽さっそうとかき上げながらしゃなりしゃなりと歩いてくるセリーナ。鳩尾みぞおちまでこみ上げた怒りを復圧で抑える。

鑑賞中、私が聞き取れなかったところを親切に教えてくれた。
(Devon BreenによるPixabayからの画像)

鑑賞後は映画の感想を語りに近くのカフェへ。前にケイちゃんと来たカフェだな…..となんだか浮気してるプレイボーイの気分で終始ソワソワ。趣味や好きな物がことごとく異なり会話がなかなか弾まない。コーヒー飲み終えて早々にお開きになりました。


セリーナちゃんの「10分くらいで目くじらたててたら人生楽しくないよガール」と言ってそうな優雅な登場シーンは網膜再生余裕でございます。
悪いのは異国で自国文化を通用させようとする私だ、と次回から切り替えていきたいと悟りを開いたデートでした。

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