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妊娠中期~ママの体編~

皆さんこんにちは!
ふゆきです!

今回も妊婦さんとそのパートナーさん向けの記事を書いていこうかと思います!

ぜひご参考くださいませ!

※妊娠中の症状等には個人差があります。


1.妊娠中の腰痛


はじめに、

妊娠中に腰痛に悩む人は少なくないことを知って欲しいです。

妊娠初期に分泌されるホルモン「リラキシン」には、赤ちゃんがお母さんの狭い骨盤を通れるようにと出産に備えて関節や靱帯をゆるめる作用があり、ゆるんだ骨盤を支えようとして腰に負担がかかります。

さらに妊娠中期~後期にはお腹が大きくなり、からだの重心が前に傾くため、ますます腰や背中の筋肉で支えることになり、腰痛が起こってしまいます。

腰痛予防には、からだのゆがみに気をつけ、できるだけ正しい姿勢を保つように意識することが大切です。

マタニティガードルや骨盤ベルトで骨盤を固定することや、シャワーではなくお風呂に入って温め血行をよくすることも効果的です。

しかし、ひとつ注意したいのは、市販の痛み止め成分入りの湿布を貼るのは危険です

特に妊娠後期には、いくつかの痛み止め成分が妊婦さんの皮膚から吸収され、血液や胎盤を通して移行し、赤ちゃんの動脈管を閉鎖させてしまう可能性がある、ということがわかり、特に妊娠後期は使用してはいけないことになっています。

なるべく他の方法で対処するようにしましょう。

2.妊娠中の貧血、気を付けることは?


おなかの赤ちゃんと胎盤に栄養と酸素を運ぶため、妊娠中はからだを巡る血液量が3~4割も増えています。

なかには血液が薄まった状態となり、"鉄分不足"となってしまう人もいます。

鉄分が不足していると、赤ちゃんの発育に影響したり、出産時の出血が多くなったりする原因となるので、普段の食生活でも気をつけましょう。

鉄が多く含まれる食材には、

※豚レバー、※鶏レバー、イワシ、カツオ、しじみ、アサリなど

の動物性食品と、

ほうれん草、小松菜、凍り豆腐、木綿豆腐など

の植物性食品があります。

植物性食品の鉄(非ヘム鉄)は動物性食品の鉄(ヘム鉄)に比べて吸収されにくいのですが、タンパク質、ビタミンCを含む食品と組み合わせることで吸収率がUPします。

鉄分補給には、バランスよく食材を組み合わせて食べることがとても大切です。

※レバーに含まれるビタミンAは、摂りすぎると胎児の先天異常の発生率が高くなるという報告があります。
食べるときは週1~2回、1食あたり60g(2串)程度にしましょう。


3.妊娠中の運転


妊娠中はいつも以上に体調が変わりやすいということを自覚し、誰かに同乗してもらう、長時間の運転は避ける、など無理や負担のないように配慮を。

妊娠初期は、ホルモンバランスの変化による だるさ や 眠気 で、集中力が低下したり反射神経がいつもより鈍くなることがあります。

無理をしないで運転を控えましょう。

また、運転する際は妊娠後期ではおなかが大きくなって動作が鈍くなり、後ろも振り向きづらくなるのでいつにも増して慎重に運転をすることを心がけましょう。

さらに臨月は、いつ陣痛・破水を迎えてもおかしくないので運転は止めておいたほうが無難。

運転という行為自体が赤ちゃんに悪い影響を与えるわけではないので、無理をせず十分に注意をするならば、続けても大丈夫です(*^^*)


3.緩やかな体重増加を

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