見出し画像

「▲▲連合」は問題を引き起こす要因!いらない!〜家族心理学③


こんにちは☺︎
心理カウンセラー・メンタルコーチの
江杉侑記(えすぎゆき)です( Ü )



前々回から始まりました
「家族心理学シリーズ」第3回目です。

♢第1回目は
「家族が健全あるための【絶対必要条件】とは?!」
でした↓


♢前回・第2回目は
「家族の要は「●●連合」にあり!」
として↓


家族の要「夫婦連合」について
くわしくお伝えしましたね。

「夫婦連合」がちゃんと機能していると
家庭は安定します。

今日は同じ「連合」でも、

家庭に必要ない!いらない!
「▲▲連合」についてお話します。

不要なはずなのに、
これがある家庭って
意外と多いのです(O_O)

さて、今回はどんな連合でしょう?

さいごまでお読みいただけましたら
うれしいです☺︎


■ 「母子連合」現る!



▲▲に入る答えが
いきなり出現しましたね(^_^;)笑↑↑

題名の▲▲に入る言葉は「母子」です。

実はこの「母子連合」があると
家族に問題、トラブルが
何かと増えていくのです。


母子連合」によって
以下のような不健康な状態が
起きています。


上図の家族には、

肝腎要の
【世代間境界】と
【夫婦連合】が
なくなり、


2つの【母子連合】=【縦の連合】が
出現
しています。

具体的にどんな状況になるのか
見ていきましょう。


■【母子連合②】により、子どもは精神的に不安定になる



上図には
母子連合が2つありますが、まず、

親世代と子世代を縦断してできている
【母子連合②】

(下側の三角形の母子連合)
から見ていきましょう。

これは「妻&子2人」からなる
母子連合ですね。

世代間境界をまたぎ、
「妻と子ども」が「縦の連合」を作っています。

こうなると、たとえば

妻が
夫への不満
家計のことなど
家族の重要なことを
子どもへ話したり、


ママ友関係のことなど
自分自身の悩みを
子どもに相談
したり
するようになります。

すると、子どもは
親を心配するようになり、
親の顔色を伺うようになります。

その結果
アダルトチルドレン
親役割代行
となることが非常に多いです。

親役割代行とは
子が親の役割を担い
家族の心配をしたり
世話を焼いたりすることです。

最近ではヤングケアラー
という言葉でも知られます。



■ 家庭から父親がいなくなる



妻が夫に話すべきことを
子どもに話し相談したりする結果、
本来なら父親が担うべき役割を
子が担うようになります。

子どもが頼りにするべき父親が
家庭からいなくなり、
結果的に
子ども自身の発言力が増す
ことになるのです。

子どもが望むと
望まざるとに関わらず、
家庭内で自分の発言権が
大きくなってしまう。

つまり、子どもが
家計のことなどを
実質的に決定するなどが
起きてくるのですね。


たとえば、

欲しいものを
なんでも買ってもらえる

その日のおかずを
自由に決められる…など。



こうなってくると、子どもは

「思い通りにならないことへの耐性」
身につけることもなく、
健全な心の成長ができません。

また、自分の発言力が増すことは
子どもにとって
うれしいような反面、
実は内心、とても不安を覚える
ものなのです✧*。ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

自分のわがままが
どこまでも通ってしまうことへの
「不安・怖れ」
というものを
子どもは
無意識のうちに感じるのです。

その結果、
子どもの精神状態が不安定になり、
問題が起きやすくなってきます。



■【母子連合①】により【夫婦連合】がさらに崩れる




次に、2つめの母子連合

親世代と祖父母世代を縦断してできている
【母子連合①】
について
見ていきましょう。

この場合は
「夫&夫の母」になっていますが、
父と【父子連合】を
組む場合もあります。


夫が自分の母と密着するようになり、
その結果、
家庭のことに
祖父母世代が
口出ししてくるようになります。


夫は
妻が【母子連合②】を組んでいるので
家庭での自分の居場所がなくなり、

ますます父母との
タテの連合】を強めていき、

その結果、
【夫婦連合】はまったく崩れてしまうのです。



■ 「母子連合」は危険!



この【母子連合】という【タテの連合】は
家族のバランスが崩れ
不健康になる大きな要因です(+o+)

母と子でなく、
父と子が【父子連合】となる場合も
あります。


明確な【世代間境界】がないと
境界線をまたいで、
この【タテの連合】=【母子連合】
組まれるようになるのです。


すると、子どもなど
家族メンバーのだれかが
精神的に不安定になりやすく、

その家族の
「問題を表出する役割」を担う
ようになります。

不登校
引きこもり
摂食障害
うつ病
アルコール依存症、、

さまざまな問題を担う形で

「家族が壊れているよー」と
メッセージを発する役割を
担うようになるのです。



■ 健全な家族であるために



そのようなことが起きないためには、
まずは家庭内にしっかりした
【世代間境界】を引く
ことが最重要です。

そして、それによってできる
【夫婦連合】を家族の中心に据える。

これにより
家族のバランスが安定してきます。

すると、
家族間の歪みを表出してくれていた
家族メンバーの問題も
自然となくなっていくことが
多いものなのです。


あなたのご家族はいかがでしょう。

「世代間境界」
はしっかりしたものでしょうか?

「夫婦連合」は組めていますか?

「母子連合」や「父子連合」はありませんか?

少し振り返られて、
チェックしてみられると
良いかと思います。

ご参考にしていただけましたら幸いです☺︎


次回はご質問の多い、
シングルマザー、ファーザーの方が
家族心理学をどう捉えるか、
についてです。

こちらも
お楽しみになさってくださいね↓




★LINE公式 豪華特典プレゼント♡



画像タップで
今すぐ【3つの豪華特典】を受け取ってくださいね

現在686名のお友だち☆




定番の3つのプレゼントに加え、
年に数回
【期間限定 スペシャル音声セミナー】も
プレゼントしています。


こちらもお楽しみに!


★ 江杉侑記ってどんな人?


心理カウンセラー・メンタルコーチとして
活動させていただいている経緯など、
綴っております。

よければ画像タップで
のぞいてみてくださいね↓





さいごまで読んでくださって
ありがとうございました。

あなたの毎日が
やさしく健やかでありますように☆


〜安心感と自己信頼感に満たされた人生を〜
幸せな自己実現の専門家 
江杉侑記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?