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本日の「読了」

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おっさんの読書感想文的なモノ。
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記事一覧

本日の「読了」

森永卓郎氏『ザイム真理教』(三五館シンシャ 2023) 奥付を見ると20刷!巷間、話題になって…

ぶんろく
3週間前
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本日の「読了」

栗原康『超人ナイチンゲール』(医学書院 2023) おもしろうござんした。 わたしはかねがね…

ぶんろく
3か月前
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本日の「読了」──りくつとへりくつの仁義なき戦い?

中澤英彦『ニューエクスプレス ウクライナ語(CD付)』(白水社 2019) 望月昭秀(縄文ZINE…

ぶんろく
11か月前
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本日の「読了」──イワユルヒトツの異次元の

吉田秋生『海街diary9 行ってくる』(小学館 2018) 吉田秋生『BANANA FISH ANOTHER STORY』…

ぶんろく
11か月前
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本日の「読了」──“狂気”乱舞

李琴峰『彼岸花の咲く花』(文藝春秋 2021) 村田沙耶香『生命式』(河出文庫 2022) 前著…

ぶんろく
11か月前
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本日の「読了」

國分功一郎『目的への抵抗 シリーズ哲学講話』(新潮新書 2023) 鈴木英司『中国拘束2279日…

ぶんろく
11か月前
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本日の「読了」だったり、読んでいたり、これから読んだり。

読み終わったのが、 田中公明『千手観音と二十八部衆の謎』(春秋社 2019) 湊かなえ『夜行観覧車』(双葉文庫 2013) 1冊目は子年(おっさんの干支)生まれの守り本尊が千手観音だそうで、特にありがたがっているわけでもないのだが、新聞の三八広告でみかけ、著者が遠い昔、なんのテーマであったか(たぶんチベット仏教関係だろうが)忘れたが、原稿をお願いしたことを思い出して手にした。正直「わかった!」とは言えないが、手にはそれぞれ意味があることだけはわかった(ような気がする)。次に

本日の「読了」──身内の身贔屓ではございません

堤隆『冒険考古学 失われた世界への時間旅行』(新泉社 2019) 小池昌代『くたかけ』(鳥影…

ぶんろく
1年前
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本日の「読了」──おっさんは熱しやすく冷めやすい

過日読了した相場氏の『ガラパゴス』以来続く、個人的“相場熱”の続き。 相場英雄『御用船帰…

ぶんろく
1年前

本日の「読了」──いまさらだけど。なんにも終わってない、変わっていない。

鈴木智彦『ヤクザと原発 福島第一潜入記』(文藝春秋 2011) 東北大震災が近かったせいでも…

ぶんろく
1年前
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本日の「読了」──ほか、わたしの脳細胞を通り過ぎた本

逢坂剛『墓標なき街』(集英社文庫 2018) 楠木建『絶対悲観主義』(講談社+α新書 2022) …

ぶんろく
1年前
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本日の「読了」──なんじゃこれがない

若狭徹『埴輪 古代の証言者たち』(角川ソフィア文庫 2022) カラー写真が豊富なので、古墳…

ぶんろく
1年前
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本日の「読了」──その矛先は

安田浩一 安田菜津紀『外国人差別の現場』(朝日選書 2022) ヤン ヨンヒ『兄 かぞくのくに…

ぶんろく
1年前
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本日の「読了」──“読者修行”

丸山健二『るりはこべ』(講談社 2001) エンドロールに、中島みゆきの楽曲「ファイト」が行間から聞こえてくる作品(※個人の幻聴にすぎません)。  丸山氏の著作は半ば“読者修行”のようにときどき読まねば! と思うのだが、たいがいはてこずり、身にしみいることもなく終わってきた。今回は、読みたいと思って手にしたわけではなく、図書館のリサイクル図書コーナーにあったので家に持ち帰り読み始めた「保護本」である。ずいぶんと長い時間をかけて読み通した。   野良犬とテロリストに祭り上げら