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うつ病で休職した話その11


以前からのnoteにも書いている様に、私は中等症以上のうつ病だ。
コロナの影響で転属され、新しい職務内容が合わなかった。
うつ病は心の甘えと考えていた私はにとって、
全く行く気の無かったメンタルクリニックへ行き、
先生と話しているうちに涙が溢れ、診断結果が中等症以上のうつ病だった。
休職が必要だと言われ、既に半年以上休職している。
休職期間も伸び、3月末まで休職する事になった。

生活面での不安はあったが、妻に恵まれたおかげで何とか生きており、3月には娘も産まれる予定だ。

うつ病が治ったとして、今の職場にはまず戻れないだろう。
「あいつはうつ病だった」というレッテルが貼られ、
そんな目の中で仕事をしている自分を想像すると、またうつ病が再発するんじゃないだろうか。
かといって、31歳の私には手に職もなく、
転職も上手くいくはずがない。

神の如く慈悲深い私の妻は「パートでも良いよ」と言ってくれている。
毎月の家のローン代くらい稼げば良いと言ってくれている。

だがやはり31歳の男がパートとして働くというとは、
周りの目が気になる物もあるし、もっと妻を楽させてあげたいと思う。
自分自身の無駄なプライドが妻の慈悲深き言葉を受け入れない。

そんな自分自身にまた嫌気がさす。

前勤めていた会社はパワハラが酷かった。
会長からの殴る蹴る、給料日には会長の所へ行き、
「今月もありがとうございました!」と何故か頭を下げないといけない。そんな会社だった。
そこは4ヶ月程度で辞めたのだが、私が勤めていたたった4ヶ月の間に4〜5人は入社しては辞めて、
といった感じだった。
私も4ヶ月でリタイアし、最終日に社長の所へ挨拶に行くと「お前はどこに行っても同じやからな」と
捨て台詞を吐かれたことを思い出す。

確かにどこに勤めても一緒なのかもしれない。
だから次の会社で働く姿や、パートだとしても
働く姿が想像できない。

どうにかならんのかね、私の人生は。

また他人任せな考えをもっている自分に嫌気がさす。

つづく



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