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自家発電で走り続けるEV

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環境に配慮した乗り物として電気自動車(EV)が挙げられるものの、その電気はどのように作られるか。 なるべく環境に負荷のかからない方法で作られた電気だけで走るEVは可能だろうか。
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トゥクトゥクの死亡事故を巡る報道に対する意見

トゥクトゥクの死亡事故を巡る報道に対する意見

昨夜(2023年3月15日)のニュースで、レンタカーのトゥクトゥクが人をはねる事故が報道された。はねられた人は死亡した。

痛ましい事故に私は心を痛めている。このような月並みな表現を私は好かないが、お亡くなりになった方には哀悼の意を表すると共に、怪我をされた方の回復を祈る。
それと同時に、報道に危機感を感じている。

Yahooニュースの専門家のウソ恐らく事故を起こしたトゥクトゥクは、私が乗ってい

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EV BOSCO の省エネ走行

EV BOSCO の省エネ走行

前回、EV BOSCO の加速について書きました。上手に加速すると、余裕で70km/h以上を出すことができます。

もちろん高速走行は楽しいのですが(そして世の中にはスピードが求められる場面もそれなりにあるのですが)、やはり高速走行はそれなりにバッテリーを喰います。日本の家庭用100V電源だとフル充電に6時間を要し、フル充電で60kmしか走らない EV BOSCO の場合、消費電力を抑えつつ、こま

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EV BOSCO の加速

EV BOSCO の加速

ちょっと間が空きましたが、EV BOSCO の加速のことを書きたいと思います。

冒頭の写真に写っているピックアップトラックは、私の所有するEV BOSCO です。普通車用の駐車場に停めると、こんな感じのカワイイ子です。それが余裕で75km/hとか出せてしまうんです。
まだアクセル全開で走ったことがないので最高速度は明言できません。それでも75km/hも出せれば大抵の道路は他の車の迷惑にならずに普

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買って良かったもの2022

買って良かったもの2022

今年もこのネタを書くシーズンとなりました。昨年同様、「高額部門」「低額部門」「オマケ部門」に分けてお送りしたいと思います。
なお今回のネタは、普段から私の書いたものをお読みの方には簡単に予想できるものばかりかと思われます。意外性に乏しい点、ご了承くださいませ。

高額部門 EV BOSCO高額部門は文句なしに「EV BOSCO」です。改造などのカスタマイズは遅々として進まないものの、とにかく乗って

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EV BOSCO 初充電に思う…200V疑惑

EV BOSCO 初充電に思う…200V疑惑

前回、予期せぬトラブルに見舞われたものの、無事にEV BOSCOの充電ができたという話を書いた。前回の話が具体的な充電手順に関することばかりだったので、今回は充電して思ったことを書きたい。今回の話は、電気的な内容が中心となる。

およそ3.5分で1%充電されるこのnoteの冒頭に、どれくらい充電されたかがわかる画面のスクリーンショットを載せてみた。このスクリーンショットの中央にはバッテリーの電気残

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EV BOSCO ドタバタ初充電

EV BOSCO ドタバタ初充電

EV BOSCOは電気で走る。それで充電する必要があるのだか、その充電に四苦八苦したことを書きたい。
なお、これは、なかば自分用のメモである。恐らく次からはスムーズに充電できるだろう。
私のように上手く充電できなくて困っている人の助けになればとは思うが、まだ日本には30台くらいしか入ってきていないから、役に立てるとは思えないのだが…

コンセント差込口を開くガソリン車だと給油口というのがある。今ど

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ドリンクホルダーが欲しい

ドリンクホルダーが欲しい

EV BOSCO のファンの皆様、おまたせしました。ようやくカスタマイズを少ししました。本当に少〜ししかしていませんが…

はじめましての皆様、EV BOSCO は電気で走る車です。でもタイヤは3個しかないです。なのに最高速度80km/hで高速道路を走ることもできます。私の乗っているのは、ピックアップトラックモデルで、読んで字の通りトラックです。トラックなのですが荷台に座席が付いているので、車検証

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アスファルト傷つけながら

車が走ればアスファルトは傷つく。
なお、アスファルトは石油製品である。

道路の「わだち」は、車が何度も同じところを走るとできる。わだちは道路が傷んだ証拠である。
バブルの頃は年度末となれば道路工事をしていた。でも今の日本は、そんな公共事業をやるだけの元気がない。そして今後ますます少子高齢化で道路整備に回せる税金なんて限られる。

道路にやさしい三輪車私は三輪車という乗り物は道路にやさしいと感じて

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EV BOSCOの車検証

EV BOSCOの車検証

EV BOSCO は側車付軽二輪である。
タイヤは3個しかないし、ドアもないし、軽自動車よりも小さいコレが、後部座席に人を乗せて高速道路を走れると言うと、「ウソでしょ?!」といった反応をされることがある。ヘルメットもいらない。オマケに車検も車庫証明も不要だから維持費が安い。
そんな都合の良い乗り物が実在するということを言うには、車検証をお見せするのが手っ取り早いかもしれない。

プライバシーに関わ

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イレクターパイプの欠点

イレクターパイプの欠点

EV BOSCOの荷台に棚を作るにあたり、昨日、単管と塩ビパイプを比較した結果、イレクターパイプなるものを見つけて、これで作ろうと前向きに考えていることを書いた。冒頭の写真はEV BOSCO ではなくクロカン仕様のアペであるが、こんな感じにカッコ良いのを作りたい。
その昨日の今日にもかかわらず、大変申し訳ないのだけれど、今回はイレクターパイプの欠点について書きたい。この欠点を思うと、今回は、やはり

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単管 V.S. 塩ビパイプ

単管 V.S. 塩ビパイプ

私は EV BOSCO という側車付軽二輪に分類される電気自動車を買ったが、これにソーラーパネルなどを積んで、燃費ゼロ円であちこち走り回りたいと考えている。それで、まずはソーラーパネルを載せられるように、足場のようなものを組もうと考えている。

工事現場の足場と言えば、一般的に単管と呼ばれる金属製のパイプが使われることが多い(時々、木や竹で組まれた足場もあったりするが)。「単管 荷台 自作」を検索

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EV BOSCO の荷台にブルーシートを

EV BOSCO の荷台にブルーシートを

EV BOSCO には、全部で3車種がある。私が乗っているのはピックアップ・モデルと呼ばれるトラックであるが、その他に荷台が箱型でキッチンカーなどに使われることの多いバン・モデルと、運転手のほかに何人かが乗って移動することを主たる目的としたパッセンジャー・モデルがある。なお、私のピックアップも荷台に座席がついており、運転手のほかに2人が乗ることができる。
そのピックアップなのだが、主たる用途は荷物

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EV BOSCO の運転席から

EV BOSCO の運転席から

EV BOSCO は三輪である。そして名前の通りEV (電気自動車)である。
ヘルメットは不要で、後部座席に人を乗せて高速道路も走ることができる。それでいて車検はなく、車庫証明も不要である。
かなり「都合の良い」乗り物である。検索すれば実際に走っている様子を撮影したYou Tubeがあれこれあるので、今回は側車付軽自動二輪に分類される EV BOSCO の運転席まわり(ダッシュボード)について書く

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日本のEV車の問題点…使い捨て?

日本のEV車の問題点…使い捨て?

既に記事を書いていたつもりが書いていなかったみたいなので、書く。
日本のメーカーの作るEVを私が買わないのは、根本的な問題点があるからだ。その問題点とは、第一に「バッテリーがダメになったら新車に買い替え」という点である。そして「メーカー独自のバッテリー規格」である点も問題である。これは「充電スポットの問題」にもつながる。

新車販売台数が命のメーカーまず最初に「バッテリーがダメになったら買い替え」

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