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風向き日誌

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過ぎた日を遡ったり、 今日のフレッシュな出来事を綴ってみたり、 どちら向きに風が吹くかわからない 日記のようなエッセイのようなものです。
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最も「値段なり」な買い物と学習する。

最も「値段なり」な買い物と学習する。



不動産にお得なものはない。
って思っています。

シビアにお値段なりなのが、
土地とか建物なのだと考えております。

って真面目な初っ端。苦笑

現在の生活圏が
日本でも有数の軟弱地盤の地域
なのでして、
便利の良いまちなかは、ハザードマップ的に水害のリスクがほとんどあり、土砂崩れのリスクのある住宅地も多いのです。
そして多少便利だから、田舎なのに、田舎なのに、もう一度念のために書き足しますと

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突然ですが、家を建てることになりました。

突然ですが、家を建てることになりました。

ここではお久しぶりですが、
紆余曲折がありまして、、、
家を買うことになりました。
…って、端折りすぎ。笑

もちろん土地持ちではないので
土地からです。

実は今年の立春から、
中古住宅を購入してリノベしようと
不動産屋さんにいろいろ相談させてもらっていました。

私たち夫婦にちょうど良い大きさの
平屋の中古がありまして、
リノベの計画が進んでいたのですが、
どうしても妥協できない根本的な問題が

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都会での研修終わりの特急列車。
北へ向かう夜の車窓に映るわたしは、
自分が思うよりずっと仕事がデキル女に見える。

とほほのほ。

めざめ。

めざめ。

秋風が冷たくなると
赤くなるほっぺを消したくて。

初めて、意識してお化粧をした時の記憶など。。。

瑞々しい若い肌に
母のファンデーションをこっそりと塗ってみたら、
鏡の中の私がお人形さんのように見えて
ハッとする瞬間があった。

小学校高学年の頃の生意気な私は、
ファンデーションだけでなく
口紅も塗ってみた。

子どもではあるが、
小さな子供がやる塗り絵のようなものではなく、
自分自身が美

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只今、転職活動中につき、
更新が頓挫しております。
ついでに、今月の簿記検定受験のため
もうしばらく間が空きます。。。

という #お知らせ でした。<(_ _)>

ヤナギさんを見送る。

ヤナギさんを見送る。

「ヤナギさんの呼吸が止まっているようです。」
お義母さんからのメールに旦那さんが気づいたのは、夕方6時過ぎのことでした。

2人で旦那さんの実家に急ぎ、今にも動き出しそうなヤナギさんの身体に触れました。
手足はもちろんのこと、胸元もお顔も額も
一瞬びっくりして手を引いてしまうくらいに冷え切っており、
息を引き取っていることは明らかでした。

夕方4時半頃に夕食の支度をしていたお義母さんが見た時は、

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ヤナギさんのこと。

ヤナギさんのこと。

ヤナギさんは、元は旦那さんの猫。
今は旦那さんの実家で世話をしてもらっている。
現在18歳(人間だったら90歳くらい?)の
アメリカンショートヘアとスコテッシュフォールドのミックス猫の女の子。

旦那さんが21歳くらいの時
たまたま知人の家で猫の出産に居合わせて、
その時に生まれた4匹のうちの1匹を譲り受け、
しばらくの間は東京のマンションで1人と1匹で暮らしていた。

その後、旦那さんの実家に一

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たぶん17回目になるであろう引越しの前に。

たぶん17回目になるであろう引越しの前に。

人生で、引っ越ししたことはあっても、
普通はそんなに回数数える程じゃないと思う。

・・・タイトルの通り、
私はそうではなかった。

ちなみに、私の父は人生で3回(3軒)家を建てている。(爆)

もしかして、血筋ぃ???
いや、それとはまた違う。

回数が膨らんだのは、
当時の連れ合いの社宅暮らしがひどかったせい。(絶対)

ほぼ1キロ圏内で、8年の間に
3回社宅が移動になったのだ。

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キツネが走る夜。

キツネが走る夜。

注)トイレの手洗いに潜んでるのは猫です。笑
まだ小さくて拾ったばかりの時のラテ。

さて、、、
このご時世に、旦那さんは煙草を吸う。

別に無理してやめなくてもいいと思っているけれど、少し気難しいオーナーさんからお借りした賃貸一軒家な住まいなので、煙草は二階のベランダでお楽しみいただいております。

寒い夜や雨の日でも外で煙草を吸う後ろ姿は、
けなげささえも感じます。笑

このところ夜も少し寒さが

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三日夜の餅の話。

三日夜の餅の話。

むかしの日本。
まだ平安の時代・・・くらいかな?
結婚の形式が自由なころ。
性に大らかな時代と言うべきか。

通い婚が主流で、
女性の部屋に、俗にいう「夜這い」的な感じで
男性が訪れ逢瀬を結ぶ時代がありました。

念のため、
ソレに至るまでの手続き的な暗黙の過程というものがあり、
当人同士の気持ちはもちろんのこと、
女性側のお付きの者や家族が逢瀬の可否を判断し、
知っても知らんぷりする辺りが、

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猫のいる生活。

猫のいる生活。

猫との暮らしから離れて、すでに10年。

住空間に「猫がいる」という幸せを、
どんなに願ったことだろう。

視線のどこかに猫がいて、
とろとろと時間の流れる和やかさ。

リズミカルな足音で駆け下りてくる
小さな階段の物音。

ふと振り向くと、
尻尾を体に巻きつけるようにちょこんと座って「にゃ」とかすかな声で鳴く。

普段外で働いている私にとって、
猫のいる生活を楽しむ美しい時間だった。

愛する彼

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眠っている間に。

眠っている間に。

目が覚めてすぐにする行動は、いつも
「さっきまで、どんな夢見てた?」
と、振り返ろうと試みること。

そして、夢辞典的なもので
解析をしようとし始めるのだから、
そりゃ、なかなか起きられない。。。

眠っている間に、自分の中で見たもの。

その街並み、人の姿、名前、持ち物、行動、、、
すべてがふわふわとしていて定かでないものごとを、
絞り出すように思い出そうとするのだけれど、
容易に出

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満月の帰り道。

満月の帰り道。

仕事が長引いてしまって、
中秋の名月がぽっかり上っていた。

電車も、いつもより一本遅い便。

そして、いつもなら、
駅からは自転車に乗って風を感じながらびゅんびゅん走るのに。

今夜に限って、息子と同じ電車に乗り合わせたので、
晩御飯のメニューをどうするかとか、
どうでもいい話をしながら
歩調をあわせてみる。

最近、総合格闘技を習いに行き始めた息子。
指導者から褒められたことな

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