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知らないとヤバい⁉孤独感、孤立感を感じる3つの理由


孤独感を感じると脳内のアリミンが放出される

孤独を恐れる必要はないと、私は思ってます。

誰でも孤独な状況になってしまう可能性はあります。

ただ孤独な状況になっても孤独感を感じない人もいれば大勢の人に囲まれていても孤独感を感じる人もいます。

つまり問題は孤独な状況ではなく孤独感です。

孤独感を感じてしまうと脳内にアリミンという物質が放出されることになり、人とのつながりたいという気持ちが強くなり、気に入られるために何をしたらいいのかを考えるようになります。

そのため、依存関係になりやすいということもわかってきています。

孤独感を感じた時にどう対処できるかは、いつでも自分の状態をよくできる力=自己調整能力と、いつでも人と繋がることができる力=コミュニケーション能力によります。

この2つの能力は性格によるものではなく誰でも繰り返しの行動やトレーニングなどで身につけることができます。

コミュニケーション能力というと発信力に注目されがちですが、実は聞く力の方が必要になります。

聞いたうえで、絡まった糸をほぐすように、交通整理をしながら、問題点を見つけて、それを解決していく。

コミュニケーション能力は、発信力、聞く力、叱る力、問題解決能力などを総合してひとことで言っているんですね。これは性格ではなく、トレーニングを繰り返すと、自然に身につけることができる。

SNSで孤独を感じる若者が増えている

寂しさやつらさから孤独を感じる若者が増えている。

つらいことや悩んだことがあったときに相談する相手がいなかったり、仲のいい友人が自分以外の友達と遊びに行っているのを見たり、楽しそうな友人を見ると孤独を感じる人が増えており、20代から30代でこういう孤独を感じる人が20%近くいる。

最近ではやりたいことを仕事にすることがいいという流れになっていて、仕事に対する不安から孤独を感じる人もいます。

働き方の多様性が1つの孤独を感じる原因になっているのも事実である。

これは時代の流れかも知れませんが、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを重視するあまりに集まることをしなくなってきたのはもちろんですが、雑談をする時間も削られてしまっている。

小学館のCMで「友達100人できるかなぁ~ピッカピカの1年生」というのがあったけど、関係ない人から話しかけられても答えないというのが主流になっていたからかもしれない。

逆に飲みにケーションが得意な世代である、ミドルからシニア層については、孤独を感じることが少ないという結果になっている。

何かあれば集まったりして遊んだりしながら、コミュニケーションのルールやコミュニティのルールなどを学んできた世代である。

対面での話が基本であり、表情、しぐさなどのマイクロジェスチャーからいろいろなことを読み解いていた世代でもある。

SNSを定期的に遮断することも必要

昔よく言われていたのが、「よそはよそ。うちはうちだから」ということでした。

これはSNSが発達する前のことであり、SNSで可視化されるようになってしまった2010年代以降については、言われなくなってきました。

SNSが出現してからつながることが当たり前になり、つながらない権利についてはあまり重視されなかった。

特にX(旧Twitter)がわかりやすい例になりますが、しつこく絡んでくる人がいるため、別のSNSに一本化していく人も多くいた。

フォローをする人、しない人というのは各個人の判断基準によって違うけど、鍵垢、アカウント作りたて、見る専門のアカウントというのは、共通してフォローをされないケースがほとんどである。

フォロー返しをする人もいますが、フォロー返しをしない人もいます。

これは個人の基準があってその判断によってやっているので、期待しているだけ無駄かもしれません。

コメントをしたり、交流を持つことで判断基準が変わってくることもあるので、一概に正解はこれであるというのはありません。

IT断捨離をするためにスマホを預かるホテルがあったり、自然の中でゆっくりとした時間を過ごすことによって、せわしい幻想から解放されて、心身共にリフレッシュすることができます。

お寺さんでもスマホやパソコンなどのIT機器から離れることによって、人と人とのつながりや会話をすることで、SNS疲れを開放するものがあったりするそうです。

道具として使う分にはいいのですが、使われてしまうというのもなんとも嫌味なものかも知れません。

SNSで疲れるのは他人と比較をするから!?

SNSは他人の判断基準や思考性が見えてくることが多く、他人の物差しで判断をしていたり、〇〇さんがいっているから間違いないと勘違いしていることも多い。

他人の投稿を見て、凹むぐらいなら見ない方が精神的には幸福度が高い。

他人の投稿を見て、妬み、嫉んだとしても自分がどんどん凹んでいってしまうだけだし、うらやましいと思っても、意味がない。

孤独を感じることはないのに、あいつにできて、自分にできないということで比較してしまうことによって孤独を感じている。

孤独を感じてしまうと心身共に影響があり、寿命が縮まってしまったり、よりこびへつらうことになってしまったり、生活にも影響が出てしまうから厄介。

一人暮らしのずぼら生活と一緒で、うつ病を発症したり、糖尿病を発症したりしてしまうリスクも高くなってしまうし、認知症についてもリスクが高くなってしまう。

何で凹んでいるんだろう、何で妬んだり、嫉んだりしたんだろうと絡まってしまった糸をほぐしてみるとわかることもある。

孤独になることはコミュニケーションをとらないことによって、脳に悪影響があるというのはよくわかってきています。

SNSの発達によって友人関係、交流関係、コミュニケーションの可視化がされてしまって、「できる人ほど即レス」といわれているからということで、即レスをしようとしてしまうと、連絡がないということになると孤独を感じる人が増えている。

2割の人たちがSNSで暗躍する

SNSに疲れている人たちからいろいろな相談を受けていると、共通点が出てくる。

SNSで自分に対して変なコメントをしてきたり、絡んできた人たちに対して、ミュートをするのが30歳以下の若者には多くいわれてることが多い。

ブロックをすると、火に油を注ぐことになってしまい、いろいろなSNSで〇〇は私をブロックしてきた!ということを拡散することによって、自分の意見を正しいと思い込ませている人も多くいる。

いわゆる粘着質といわれるひとであり、どうしても1~2割はどのSNSにいることがわかっており、一番いい方法はスルーするか、ミュートにしておくことで、触らぬ神に祟りなしという流れになる。

どうしてもブロックをしたくなるのですが、そこは穏便にするためにスルーするか、ミュートの機能を利用することによってより、SNS上で疲れないようにする努力も必要なのかも知れません。

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