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不登校について⑬~不登校になった君たちへ~

不登校について、娘の葛藤(まだ続いています)と、私が客観的に見た状況や親としての想いを綴っています。
現在不登校に悩む方やご家族の方はもちろん、それに関わる方・支援する立場の方に当事者の声が届くと幸いです。

【不登校について⑫】は、コチラ↓

今までたくさんの投稿を読んで頂き、ありがとうございました。

私の中にずっと溜まっていた何かを、自分の気持ちの整理も兼ねて、今まで投稿して来ましたが、つたない文章をお読み頂いた皆さん、ありがとうございました。

葛藤はこれからも続いていきそうなので、また折に触れて⑭以降も投稿していくと思いますが、現在までの経緯と気持ちの変化についての書き出しは、ここでひと段落付いたかなと思っています。

最後に、不登校になった当事者(子ども達)に向けての手紙を書いて、第一章の区切りにしようと思います。

不登校になった君たちへ。。。

今までたくさん傷付いて、ツラい想いをしましたね。

周りの人に気持ちを理解されず、先生・親・兄弟・友達etc.から心無い言葉を浴びせられたり、白い目で見られ。。。

色んなコトに疑問を持ち、苛立ちを感じ、怒りを覚え、無力感にさいなまれ。。。

本当に苦しい時間を過ごしているコトと思います。

でも、この現代の日本社会において
「学校に行きたくない」
と言えたコト、
『学校に行かない』
という選択をしたコトは、私は素晴らしい自己主張だと思います。

大衆に流されず自分の意見を言ったり、自分の意思を貫くコトは簡単ではありません。

完全な逆風の中、若いあなたが自分の足だけを頼りに歩いて行くには、知識も経験もまだまだ未熟で、とても不安なコトでしょう。

でも
「自分の気持ちなんて、誰一人分かってくれない!」
「自分の考えなんて、誰にも理解されない!!」

そう思って絶望するのは、まだ早いのではないでしょうか。

あなたと同じように闘ったり、世間の波にあらがって生きている人。
あなたのように口に出したり行動は出来ないけど、モヤモヤを抱え、毎日心を傷付けながら学校に通っている子は、他にもたくさんいます。

あなたの考えは、もしかしたら世間より少し先を行きすぎているだけなのかもしれません。
もう少ししたらあなたの考えは、当たり前に受け入れられる世の中になるのかもしれません。

『男は外で働いて、女が家を守る』
なんて価値観が古くなったように、多様性の時代の波は、すごい勢いで押し寄せて来ています。

『学校に行くか行かないかは、子ども自身が選択できる』
そんな価値観が根付く日が来ると、私は信じています。

公立か私立かを選択するように、
文系か理系かを選ぶように、
”通学””オンライン”かを、当たり前に選択出来る社会。

先生に迷惑掛けたい訳じゃない。
友達に心配されたい訳じゃない。
親を困らせたい訳でもない。
甘えでも怠けでもなく、ただ学校に行きたくない

そんな価値観が、受け入れられる日が。。。

その日が少しでも早まるように、私には一体何が出来るのか。
自分のこれからについても、娘の未来についても、まだまだ模索中。
未熟で、弱虫で、情けない大人です。

あなたを助けに行く力がなくて、ごめんなさい。

だけど諦めずに闘っていたら、同じ価値観を持つ仲間や、あなたの意見を尊重し、導いてくれる理解者に巡り会える日が必ず訪れます。

それを信じて、どこかにいるあなたと同じ価値観を持った誰かを想像して、もう少し歩いてみませんか?


私が娘に向けて書いた記事【狭い場所へは逃げないで!!】
これからの学校の在り方を追求できる【N高/S高】
この2つのリンクを添付します。

”子どもが自ら学ぶ、主体的に学習できるオンラインスクール”
こんな学校が、小学校・中学校にも広がって欲しい。

この投稿を読んで、たった1人でも小さな勇気を、ほんのひと筋でも小さな光が射すきっかけになれば、とても嬉しく思います。

あなたの可能性が閉ざされない未来を、あなたが心から笑える日が来るように、私はここで祈っています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


続きは、コチラ↓

追伸:これまで娘に起こった不登校の状態について、文字起こしをしています。
気持ちを整理しながら少しずつ書いているので、まとまりのない文章になるかもしれませんが、お許し下さい。
何か分かりにくい点や質問等あれば、コメント欄へお願いします。
当事者の気持ちとして、お伝えできれば幸いです。


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頂いたサポートは、フリーランスとしての活動資金や自己研鑽、それから時々娘と美味しい物を食べに行ったりしたいです❣ 私が得た情報と経験は、こちらのnoteで記事にして還元していきます。