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東海自然歩道_23|青山高原から絶景の尼ヶ岳へ

今回は3月2日に歩いた
東海自然歩道23回目について🙌

前回青山高原まで歩いた続きですが
今回は終盤で以前歩き終えた
ルートと合流する軌跡を繋ぐ回🍃

■これまでの軌跡

赤線:今回のルート|緑線:完歩済

東海自然歩道は大阪と東京を繋ぐが
一部サブルートが分岐してる場所があり
今回は奈良からと滋賀から歩いたルートが
ループ状に繋がった🙌という回

軌跡を繋ぐことを楽しみにしてる人なら
分かると思うが繋がる瞬間は快感😆
次の快感ポイントは三重、岐阜歩き
愛知県内の軌跡と繋がったときやから
だいぶ先になりそうです😅


東海自然歩道を歩く《23》

いつも歩きだす前に喫茶店探し
モーニングするけど前回に続き
今回も長丁場&不安要素多いためパス

自宅最寄駅5時台の電車に乗り
近鉄上本町駅から前回の最終地点
西青山駅を目指しました

駅前は森

ICカード使えるが券売機のない駅
近鉄線の中では秘境駅として有名で
民家はもちろんトイレも自販機もない💦

けど比較的電車本数は多い近鉄なので
始発で飛び出せば8時前に到着できた♪


まだ起点に到着したこの時点で
既に嬉しかったんですが
理由は長いので別記事で書いてます

簡単に言うと問題山積み区間でした
最低でも30km歩く必要がある
終点のバス本数、最終が早いため
出発時間と歩く速度は可能な限り早く

この日までにできる準備はして
満を持して駅に来たこともあり
嬉しいけど予定通り行けるのか
いつになくドキドキでした💦

青山高原の道は眺めが良い

西青山駅から自然歩道までは
近鉄旧線跡の遊歩道を歩く

昔電車が走ってた場所なので
緩やかな勾配で歩きやすく
ウォーミングアップには最適♪

車道脇の歩道に入りさらに登る
駅から自然歩道までは約2.5km

ようやく前回歩き終えた
国道を跨ぐ自然歩道の歩道橋へ
今回は尼ヶ岳方面へ向かうが
最終地点はさらにその先
改めて距離で示されると果てしない💦

ただ自然歩道に入ったのと
山道になり気持ちが上がる🙌

川沿いの山道ののち急階段
この日は序盤と終盤が山場やけど
温まってない朝のほうが辛かった

登り切ったら車道へ

広々としてて穏やかな道を歩く
急階段が幻かと思ってしまう景色

東側は伊勢湾と島々も見える
北側には青山高原の風車エリアも

前回の終盤で歩いた青山高原は
風車エリアだけではなく
こちら側にも続いてるようで🍃

朝の急登後しばらくは
標高600mほどの眺めの良い道を
歩くことができました😊
しかも朝やから空気も澄んでる✨

木々の隙間から南側の山が見え
確認したら目指す尼ヶ岳でした
結構大きな山なのと遠さにビビる…💦

水たまりが凍結するほど寒かった
駅で0℃やったから氷点下かな😂

東側の山々

関西の山は形を見れば
だいたい場所が分かるけど
初めて歩く場所から見る山は
どこがどこだか…💦
だからこそ興味沸き登りたくなる🙌

空が青い

天気良く歩きやすく景色良い
最近の自然歩道は薄暗い林道続き
今回はらしからぬ序盤で
鼻歌交じりで歩けました♪

変化のない林道の楽しみ

絶景だった高原道から下り
見慣れた杉林の道へ突入する

絶景だった高原道は3.5kmで
この先の林道は約10kmもあり
ただでさえ長く感じるのに
本当に長いので途中で地図見て
あまりにも進んでなくて愕然とした

路面が濡れてるか乾いてるか
直線か曲がってるかという
違いでしか場所分からず…

飾りガラスのような模様

周囲の景色は同じやけど
所々で凍結した水たまりが
いろんな表情あって楽しんだ

年輪のような模様
道脇の斜面には霜柱もできてた

《霜柱の発生メカニズム》
まず気温の低下により水分を含んだ地表の土が凍る。凍ってない地中の水分が毛細管現象で吸い上げられるが、地表に達すると冷えた空気に触れて凍る。その過程を繰り返すことで柱状に成長する。

Wikipediaより

地表と地中の温度差が必要で
霜より短い期間しかできないそう

周囲の景色が退屈過ぎたおかげで
珍しいものを見つけれてラッキー♪

車道に出ての分岐点

標識が折れて右を差してたのと
明るい方に導かれそうになったが
正しくは左の薄暗い道でした…
ちなみに右は自衛隊の施設💦

尼ヶ岳まで14.7km

目的地までの距離は縮んだけど
変わらぬ林道歩きは続く…

杉林を映しこむ小川

林道と格闘すること約2時間
ようやく道が変わる🙌

途中で氷や霜柱を楽しんだ他に
楽しみない林道やったけど
そのお陰で歩行速度が倍速に😂

青山リゾートから登山口へ

車道に出て少し登り
布引峠で津市から伊賀市へ…

ホテルシャンベール

周辺は綺麗に整備されてて
コテージやホテルなども見える
この一帯がメナード青山リゾートで
ゴルフ場や温浴施設などもあるそう

以前、距離長い問題解決策として
ここで1泊も検討したけど
リゾートホテルは宿泊料高くて
ついで泊は勿体ないとなった場所🤚

かすかに雪が舞う

リゾートエリアを離れると
山間集落に続く農道に入る

再び林道に入ったとこで
美杉村(現在の津市)に入る
山間部の標識は合併前の地名が
残ってるので面白い

林道ではまた氷が目に留まる
けど今回のは木の幹に?

樹液かなと思ったが冷たく香り無い
明らかに水が凍ってたけど水源は?

杉林に囲まれた桜峠で分岐
直進しても山に行けそうだが
正規ルートっぽい右の道へ

13:50登山口到着

起点の西青山駅から
約24km、6時間でやっと登山口
登れる嬉しさと疲労感と不安
いろんな感情を抱いて尼ヶ岳へ

急階段と絶景の尼ヶ岳

軽く見た前情報では尖った山容
独立峰で絶景だが急登続きと…

歩き始めは林道
橋を渡る道が自然歩道

北側からの登山道は2つあるが
今回は自然歩道の道で登る

山道になったがまだ緩やかで
これくらいの道を10分ほど

その後見えてきたのは
林の中に聳えるような階段
先は見えるが果てしない…
上を見ず淡々と登った💦

登りきると休憩スペースあるが
止まると寒いので先へ進む

急階段part2は先見えず…

見えた階段の先は明るそう?
あそこまで行けば終わりか?

再び休憩スペースはあるが
この時期ならでは枯木の奥に
山の形が透けて見えてる💦

最後の登りに覚悟を決めたが
その手前に自然歩道の標識があり
なんとルートは山頂を通らないと😨

自然歩道をたどる歩き旅やけど
ここまで登って山頂行かないのは
いくらなんでも辛いので山頂へ🙌

覚悟は決めたが最後の階段が
これまで以上に急で難関でした💦
段差大きく踏面狭いので休憩できず

あと少し、もう少し…

山頂付近には残雪もあり
遮るものなく風も強くなる🥶

階段登りきった先には
驚くほど何もない山頂が…

標高957m 尼ヶ岳(通称 伊賀富士)
三重百山、関西、近畿百名山でもある山
けど今まで知らず登らず今回初登頂🙌
以下、北東から反時計回りの景色写真

北東側・伊勢湾と対岸は知多半島
北側・名張、伊賀市内
北西側・特徴的な山々

尼ヶ岳も含め周辺の山々は
約1500万年前の火山活動により
形成された室生むろう火山群の山々だそう

南東側・奈良県境の倶留尊山ほか
南側・手前は大洞山

奈良方面から歩いた自然歩道は
大洞山中腹の道を歩いたので
目標とする地点はまもなく🙌

写真と同じく反時計回りに録った
動画も添付しておきます
強風が吹いてて風音が凄いので
視聴する場合は音量注意です⚠️

急登の達成感と絶景やったので
長居したかったがここまでとは
比べ物にならないくらい極寒で
逃げるように下山しました💨

早く下山したいが南側登山道は
階段ではなく不明確な急斜面💦

山頂通らない自然歩道と合流し
ようやく歩きやすい道になる🙌

火山の名残かな…

そして無事に予定の最終地到着
昨年10月に曽爾から歩いた最終地と
合流することで軌跡繋ぎは完了🙌

思わぬ問題発生

当初のはここで自然歩道から離脱し
バス停に下山する予定でしたが
ここで問題発生💦

想定外に早く着き過ぎた😨
最終乗り遅れるより
早く着く分には問題ないが
問題は寒すぎた気温と天気
(下山途中から雪降ってきた)

最終地点到着は15:20で
バス停へは1時間ほどで下山可能
16:20にはバス停に到着できる

ただ予定のバスは17:23発で
約1時間待ちとなってしまう…

下山予定のバス停

せめて待合室でもあれば良いが
下山予定のバス停はベンチのみ
川沿い歩道無の道沿いで
吹きさらしで1時間は辛すぎ😢

周辺の登山地図(YAMAPより)

登山地図で現在地を確認し
他ルートの所要時間を大まか計算
歩く時間によっては先のバス停を
待ち時間無で利用できないか…

検討する時間が長くなれば
制限時間も短くなるため
即決するしかない状況💦

幸いにも最終バス乗り遅れ想定し
通過時間ごとの下山地選定してて
予め作ったメモがあったので
イチからよりは早くまとまった🙌

現在地は青○の場所
すぐ左のバス停に下山すれば
余裕で乗れるが1時間待ち

他の下山道を利用しても
先のバス停に下山可能だが
コースタイムでは間に合わない💦
少しくらいなら短縮できるが
間に合わないリスク考えると危険⚡

逆に距離は長いが最終が遅い
鉄道駅は時間的に余裕がある🙌
問題はさらに10km以上歩くこと💦

〇大人しく下山して寒空で1時間待ちか…
〇10km以上歩いて駅を目指すか…
山中で究極の選択に迫られる🤔

考えるため立ち止まったことで
ものの数分で体が冷えてきて
思考するのも辛くなってくる…
そんな寒さを1時間耐えるのは嫌だと
10km以上歩いて駅目指すことに決定💨

そうと決まればひたすら歩くのみ🙌
ですが予想外に楽しんだ道中なので
続きはこちら記事で書きました

今回のルート

赤線:今回のルート|緑線:完歩済

■東海自然歩道の軌跡(23回目まで)
・全長1697.2km|522.6km完歩|30.79%

ルート詳細(YAMAP軌跡)|●▲:立寄地

今回は22回目で歩いた西青山から
16回目で歩き終えた地点までの道のり
距離は長いが名所が少なめで
延々歩くだけの道が多くてペース上がり
最終地点で予想外に問題に直面💦

乗り遅れ予想が早く着くとは…
何はともあれこのエリアの自然歩道は
歩き通すことができたので
次回からは三重北上から岐阜方面へ🙌
新たなエリアにワクワクします🍃

高低差(YAMAP)|赤字:立寄地

・時間:約7時間30分、・距離:27.7km
西青山駅歩道橋→《眺めの良い道》→《ひたすらな林道》→布引峠→青山リゾート→桜峠尼ヶ岳予定最終地点…(続く)
|太字:立寄地

これまでの自然歩道記事含む
歩き旅記事はこちらのマガジンで
まとめてるので興味あれば他記事も🌱


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