僕には、流されやすいという一つの特徴があります。
この特徴が嫌いで好きです。でもなんでこうなってしまったのかはわかりません。なので今日は、なんで自分が流されやすくなってしまったのかを、探そうと思います。

流されやすさとは、誰かが好きだと言ったものを同じように僕が好きになってしまうということです。振り返ってみると今僕が好きだと思っている、映画も小説も音楽も言葉も写真もグラフィックも、他の何かも、全部誰かの影響を受けて好きになってきたのではないかと思います。

なんで僕は流されやすくなってしまったのでしょうか。
この一文を書いている僕にはまだわかりませんが、書きながら探していきたいと思います。
三つ子の魂百までという言葉があるように、もしかしたら子どもの頃にルーツがあるのかもしれません。

僕は次男です。小学生前半くらいまではおぼろげな記憶しかありませんが、
後半くらいには、兄と同じ服が着たくないと泣き喚いていた記憶があります。この時は人に流されていなかった気がします。自分で選んだ服を着たかったのでしょう。

思えば、小さい頃は兄にとにかく負けたくない。という気持ちで生きていた気がします。サッカーも、持ってる本の数も、テストの点数も、成績も。
確か仲のいい友達であればあるほどおんなじ気持ちだった気がします。
負けず嫌いだったんですね。
同じ負けず嫌いの友達と、サッカーゴールの取り合いで喧嘩になって、お互い泣きながら殴り合っていたこともありました。

中学の頃もそうでしたね。部活ではレギュラー取りたかったし、テストも塾で一番になりたかった。思えばずっと負けず嫌いなのかもしれません。

ちょっと話がそれてしまうかもしれませんが、負けず嫌いって、なんで勝ちたいんでしょうかね。

小さい頃の僕は単純で、多分褒められたかっただけなのだと思います。認められたかったんだと思います。いつも家族、クラブの中心にいた兄からそのポジションを奪いたかった。自分がいることをわかって欲しかった。
でもわかってもらうために僕がしていたのは泣くことくらい。
父親にひどくいじられて、話半分にあしらわれて、家族に笑われるだけ。だから泣いていてもダメだと気付いたんですね。同じ土俵に立って戦って勝つしかないと幼心に思ったのでしょう。

話が逸れてしまいましたが、逸れたおかげでなんとなくわかった気がします。今もずっとそうなんだろうなと。
誰かが楽しそうにしているのが羨ましいだけ。僕もそうなりたいだけなんだと思います。ここに僕もいるよと気付いて欲しいだけなんですね。

どうやら僕の流されやすさは、認めて欲しさから来ているみたいです。
その人が楽しそうにしているのに僕が楽しくなれないことに対する悔しさから来ているみたいです。

わからないと思っていましたが、わかりきったことでした。




でも僕はこの流されやすさが嫌いになれません。それは多くの好きに出会えるから。これまで多くの人と出会ってきました。その中でいろんな自分の好きを見つけ、人から教えてもらった好きを自分なりの好きに育てていけたのもまた事実です。
「自分にはこれしかない」という一つの好きを持っていないけれど、いろんな人と出会って、それが自分の好きに育っていく。そういう感覚は流されやすさがあるからこそ、得られているものだとおもいます。
巡り合わせが僕になっていく。そんな感覚です。

流されやすさも味方にして生きていきます。

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ここ最近全然更新できていませんが、無理して書くのも性に合わないなと思っています。絵も描きたいし。ゆるく続けていきます。

文章を書くことで、だんだんと自分の中身がわかってくる感覚が好きだなと、今回のnoteをかきながら思いました。はじめはこういう感じの内容で、こんなこと書くんだろうな〜。と思いながらキーボードを叩いているのですが、気づくと大抵迷子になっちゃって。そのまま迷子で進んでいくと、突然別のゴールが現れ、なんか面白い場所にたどり着くのと同時に、今日はここまでだな。と決めて書き終えるのが、noteを書くときのスタイルになってきてますね。
もしかしたら、自由気ままに、知らない土地を旅している時もそんな感覚なんでしょうか。旅をしたことがある人がいたら教えてほしいものです。
今は、グーグルマップがあるから大抵の場合行き先を見失わないのですが、マップがない世界を心のままに旅をすることもきっと楽しいものだと、noteを書きながら感じました。

次書くのがいつになるかはわかりませんが、次も読んでくれると嬉しいです。今週はほとんど毎日飲み会で、肝臓の具合が心配なので、そろそろ寝ておきます。