建設業の『重層下請構造』について思うこと
こんにちは、ちっふぃです^^
こちらのチャンネルでは、AIと戦わないライティング術について配信しています。
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🎧ちっふぃのAIと戦わないライティング術
私のスタエフの配信テーマはライティングですが、私は自分の経験や体験を活かしてライティングをしています。
それで、自分の体験とか経験の中でも、今まさに自分がやっている建設関係の仕事を武器にしてライティングをしているんですね。
(つまり、建設もライティングに関係ある)
そうだ、私が建設業で仕事をしていると絶対にいわれるのが
「え?!めっちゃ意外!」
「ほんとに?!」
こんな言葉です。笑
はい、本当です。
そうそう、建設業界で仕事をしている方の多くは、親が建設関係の仕事をしている場合が多いです。
でもね、私はまったく違います。
どうして建設業界で仕事をしたいと思ったのかを聞かれることも大変多いので、あらためてお伝えします。
私は、高校生のときに当時付き合っていた彼氏と一緒に映画を観たんです。
そのときに観た映画こそ、スペインの有名な建築物であるサクラダファミリア。
もうめちゃくちゃ興奮した。
この映画をきっかけに建築に興味を持ちました。
それからは、高校の授業が終わってから本屋さんに行って専門書コーナーに入り浸っていましたね。
それで、建築の本を開いて「美しい建築だな」って本を眺めていたんです。
私は現役で大学に合格できなかったので浪人したんですが、浪人生活をしているときに、いつものように本屋さんの専門書コーナーで出会った本が橋の本。
橋は建築ではなくて土木であると知りました。
あのときの衝撃は今でも覚えている。
あの出来事がなかったら、土木ではなく建築の道に進んでいたかもしれない。
土木に興味を持ってからは、絶対に建設業界に進むって決意しました。
ただ、私が受験していた当時は、両親はとにかく私の進路に反対しているようでした。
特に父親は。
建設業界に進むこと自体が納得いかなかったんですよね。
私が寝ているとき、偶然両親の会話が耳に入ってきたわけです。
「建設なんてやるな」
「なんでそんなことをやるために大学に行くんだ」
このようなマイナス意見ばかり。
私はそれが納得いかなかった。
でも、私はやりたいことはなんとしてもやってやろうと思って、じんせいではじめて親の反対意見をねじ伏せて無視しました。
そして、工学部の土木工学に進学すると自分の意思で決めたんですよね。
その後、4年間大学で土木工学について学び、私は今こうして建設工事に携わるという夢を1つ叶えた。
くどいですが、私は建設業が大好きです。
だって、何もない場所に大きなテーマパークができたり、お店ができたり、その街のシンボルになるような建物が立ったり、、
それから、地震や豪雨などの自然災害で壊れてしまった構造物が元通りになっていく様子を間近で見てきました。
建設工事がいかに世の中の役に立っているかっていうのを業務をする中で感じられるようになったんですよね。
ただ、ここで1つ問題。
私がモヤモヤしていることがあります。
それが建設業の重層下請構造なんですよね。
重層下請構造というのは、建設業のほかに製造業でも当てはまる働きかた。
発注者(注文者)がいて、その下に工事を請け負う会社がいて、その下に工事を請け負う会社がいて、さらにその下に工事を請け負う会社が入るみたいなかんじなんですね。
たとえば、公共工事の場合。
発注者が国土交通省だとすると、国土交通省から直接工事を請け負うのが元請会社(大手ゼネコンなど)。
その下に一次下請会社、さらにその下に二次下請会社みたいに、ピラミッド構造になっているんですよね。
もちろん、大規模な工事、、
公園の整備もしなくてはいけないし、上下水道の整備もしなくちゃいけないし、マンションの建築もしないといけないみたいに、いろいろな工事があると1社だけではできない。
だから、たとえばマンション建築の専門会社、上下水道の専門業者がいるのは当たり前で、その会社が加わることが必須なんですけど、ただ問題もいろいろあるんですよね。
たとえば、それぞれの会社で意思疎通が取りにくいとか。
あとは、設計変更がある場合にすべての会社ともう一度契約する必要があるので、すごく煩雑でめんどくさい。
あとは、万が一事故が発生した場合に、その責任の所在がはっきりしていないっていうのも問題の1つかなって思います。
私自身、これまでいろいろな会社と工事で関わる中で感じたのが、、
下位の会社って、上位の会社に何か物事を言いにくいこと。
あとはマウント取られやすいなって思うんですよね。
私の性格上、ものすごく平等心を大切にしています。
年齢とか性別とか経験年数とか関係なく、コミニケーションを平等に取りたいなって思っています。
もちろん、年齢が私より上の方だったらそれだけ人生経験が豊富なわけだから、その人を敬う気持ちっていうのは持っているのは当たり前。
ただ、マウントを取るのはなし。
私は自分より年齢が下とか経験があまりない方と関わる場合、絶対にマウントを取りたくない。
でも、この建設業の重層下請構造があることで、上位であればあるほどマウントを取る傾向が強いなって感じました。
それは、工事だけではなくて打ち合わせでも感じる。
初対面にもかかわらず、いきなりタメ口とかね。
それから、やたら口調が強いとかも当たり前にある。
チームで同じ目標に向かってがんばっている。
同じ目標とは、1つのものを作りあげること。
だからこそ、上位のポジションだからといってマウントを取る意味ってないと思うんですよ。
もっとチームでうまくできたらいいのになって感じるんですよね。
というわけで、今回は建設業の重層下請構造について語ってみました。
これね、環境に染まりすぎると当たり前というか何も違和感を持たないんですけど、客観的にみると思うことが多いので今回自分の思いと考えを語ってみました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
バイバーイ(*n´ω`n*)
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