RPAホールディングスの2019年Q1決算を読む~いったい何がネガティブなのか解説~

今回はRPAホールディングスの決算についてみていきます。

RPAホールディングスはいま流行のRPA(Robotic Process Automation)によって顧客企業の事務効率化を支援するSI事業を中心に据えた企業です。

同社は7月12日に決算発表を行いましたが、市場にネガティブ視されて大きく下落しました。

今回はネガティブポイントについて、どの程度深刻なのか解説していきたいと思います。


なお、同社は上場したばかりであり、過去の決算数字の蓄積があまりありません。

ですので、自ずと数字上の解説にはいろいろと困難を伴いますが、そこらへんをご了承の上でごらんください。



まずはいつものように、決算の概況からみていきましょう。


RPAホールディングス 2019年Q1決算概況

(会社決算資料より)


2019年Q1決算は対前年比で売上が19%増となった一方で、営業利益が14.6%減となりました。

市場は同社に対して非常に高い利益の伸びを期待していましたから、この数字にはかなりネガティブな反応が広がり発表後の株価はストップ安となりました。

個人的な見立てですが、この決算のネガティブポイントは主に2つだと思われます。

ひとつは、たぶん解消可能なもの。

そしてもう一つは、なかなかに根深いものがある。

そう考えています。


そのあたりを解説していきます。

その前に、同社についてちょっとした解説をしておきます。


RPAホールディングスの事業構造

RPAホールディングスの業績について細かく見ていく前に、理解を深めるために、まずは同社の事業構造について解説しておきます。


同社はRPAによって企業の事務処理を効率化する企業、という触れ込みで上場していますが、実のところ、RPA以外の部分も無視できない比率を占めています。


同社の事業構造は以下のようになっています。

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