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小型のチェーンソーで切った木の幹や枝を、さらにチェーンソーで製材して、身の回りの道具を…

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小型のチェーンソーで切った木の幹や枝を、さらにチェーンソーで製材して、身の回りの道具を作り始めました。本漆のツヤとか深みが好きなので、ネットで学習しながら体験を深めています。ちょうど今は、地鎮祭、企業繁栄祈願祭等の神事に使うお道具を作っています。

最近の記事

BAHCOの斧 FGS-810 少し変形してたのをフラットに研ぐ

山仕事で使う斧のストックに、中サイズの斧がある。 「BAHCO」の斧 FGS-810、枝打ち斧の分類になる。 通販で5千円以内で買えるのはうれしい。 柄の長さ81cm、重さ1.8kg。 振り上げるのも苦では無く、愛用している。 竹の気根を切ったり、芽吹きと成長が早いムクノキの幼木を根から切り取ったり、下草刈り作業の一環で便利がよい。 少し前に、これよりはずっと小さい斧を薄刃に加工した。 (↓ こちら) https://note.com/chy_farm/n/n1f4bdd

    • 研げば1680円の斧がこんなに切れる

      Aで始まる有名な通販で、これ以下は無いほど安価で購入できた。 「DKAEBLC」というなんの略語かも不明な不思議なメーカーで、台所用品、パーティーグッズとか、さまざま取り扱っている。 この小型の斧、いろいろ試すには良い。 普段に山仕事に持って行き、「枝払い」「下草刈り」など多用途に使える。 届いてすぐは、全然切れなかった。 それを研いで切れるようにする、のは購入者の仕事、、、らしい。 2週間使うと、少し刃先が鈍ってきた。 ちょうど良いので、これまでとは異なる研ぎ方を試みる

      • 550XPのオートチューンキャブを並みのと交換(3) キャブ選択 WB3? or HDA?

        大きいWB3をつけても、H、L、のニードルジェットを十分絞れば、この50ccエンジンに使えるかと考えた。 でも、大きすぎた。 アイドリングでプラグがかぶってしまう。 失敗の試運転がこれ(↓)。 これではどうーしようも無い。 手持ちに小さいキャブが無いだろうか? で、その中から50ccクラスに対応している同じWalbro社のHDAに交換することにした。 そうなってくると、HDA用のコンバージョン・マニホールドが必要になった。 二つのベース間が狭いので、わたくしの腕前で

        • 550XPのオートチューンキャブを並みのと交換(2) リードとケージを付けた

          インテーク・マニホールドの形状がちょっと複雑だった。 この後にHDAキャブレターが適合するのか、それより少し大きめのが適合するのか、この時点では不明だった。 それで、後ろの方の取り付けが本体のカバー内に収まるように、 このマニホールドは左側(後からみて半時計方向)に15度程度傾けている。 このインテーク・マニホールドの中にリード・ケージを入れて、リード・バルブを二枚追加した。 シリンダーが下がるときに、クランク室から混合気が逆流するのを防ぐ。 わたくしはこの550XPを

        BAHCOの斧 FGS-810 少し変形してたのをフラットに研ぐ

          ハスクバーナ550XPのオートチューンキャブを並みのと交換(1) Walbro HDA

          世界のいろんなところで頻発していた初期型550XPの不具合。 ハスクバーナはいまだに知らん顔している。 でも知っている木こりは知っている。 とにかく、始動さえしなくなって、ほんとうに本当に難儀だった。 そういうことがあって、キャブレターを交換することにした。 左側のを使ってみた。 制作したパーツを順に解説していく予定。 (つづく)

          ハスクバーナ550XPのオートチューンキャブを並みのと交換(1) Walbro HDA

          プラレの車輪を本物っぽく。HOゲージでGo!(2)

          一作目の改造成田エクスプレスが、孫と親夫婦に評判よかった。 それに気をよくして、二作目には、新幹線「こまち」を選んでみた。 改造台車の部分は、この改造で基本の構造なので、一作目のと変更はなし。 プラレのこまち車体は低いので、ちょっと工夫がいった。 新幹線の先頭車は先端がスラントしていて、改造台車を装着するときに内部で干渉する。 で、少し深めに削った。 フルパワーでこの低床車両を走らせてみた。 コアレス・モーターは凄い。 180㎝ X 180cm のジオラマの外周を4秒

          プラレの車輪を本物っぽく。HOゲージでGo!(2)

          プラレの車輪を本物っぽく。HOゲージでGo!(1)

          孫を「きゃー」なんて喜ばせたくて、プラレールを思った。 でも、すでにいくつか持っているという。 同世代の男の子が居る家には、それなりの種類のプラレ車両があるらしい。 そこでひらめいた。 ほんとらしい車輪を付けて、本物らしい線路を走らせてみよう! 成田エクスプレスが好きらしいから、これの改造だ。 連結器がプラレの「わっか」ではナァ。。。。ちょっとしらける。 これに変更! 動力はどうしようか? HOゲージ老舗の天賞堂がコアレス・モーター装着の台車を上市している。 使ってみた

          プラレの車輪を本物っぽく。HOゲージでGo!(1)

          梅雨どき、生の木肌では弱いかな。拭き漆している

          お気に入りの二本のスプーン、小さいのと、中くらいの。 口にしたときの生の木肌が心地よくて、漆で塗っていなかった。 梅雨が近くなってこのごろ、毎食時に使うので乾きがイマイチになっている。 少し変色してきたような、、、 そういう次第で、やっぱり漆で塗ることにしてみた。 トータルで四回塗ってみよう。 生漆から「MR透き漆」に変えてみた。 硬化が早くて、艶が良い。

          梅雨どき、生の木肌では弱いかな。拭き漆している

          TIG溶接のラックをつくる

          TIG溶接機を床に置いて使っていると、グラインダーの研削クズが吸い込まれて電子基板に付着する、と教えてくれる先輩がいた。 ほんとうだ、こりゃ、まずい。 という次第で下図のような寸法でラックを作ることにした。 棚はカンチレバーの片持ちが便利なので、鉄骨は構造用の厚板角パイプにした。 心配だから、基盤のパーツを交換した。 やや安堵している。

          TIG溶接のラックをつくる

          真空乾燥機/デシケーターをつくる

          梅雨は生薬にとってキビシイ時期だ。 いくつかの生薬は特に吸湿性が高く、ジップロックのコンテナにいれておいても吸湿してしまう。 真空の中に入れてやれば、常温でもみるみる乾燥してくれる。 という次第で、真空乾燥機を作ることにした。 蓋は5㎜厚の透明アクリル板を使った。 試運転後、5㎜厚では不足とわかって、10㎜厚のものに交換した。 当初、上の蓋は固定にしたが、10㎜厚のものに交換したら、固定しなくてもパッキン一枚で充分真空が保持されることが分かって、今はそうしている。 今は

          真空乾燥機/デシケーターをつくる

          古い82ccマッカーラに型取りでダンパーをつくる

          かつて、米国にMcCulloch(マッカーラ)という世にも優れたソーのメーカーがあった。 本邦でも相当数が輸入されて、林業史に残っている。 このメーカーの最終モデルに近い秀逸品がコレ。 ProMac 800、とか、 Double Eagle(ダブル・イーグル)の名で知られていた。 82ccとは感じないくらい取り回しが良く, キャブレター、燃料系の整備性の抜群な良さは、最近のどのモデルにも見られない。 始動性が抜群で、森や竹林の中で苦労しないで良い。 ところが、これが来たと

          古い82ccマッカーラに型取りでダンパーをつくる

          孫の兜を鉄でつくる

          初めての孫が一歳になる。 いっちょう張り切って、あたかもほんとのような兜をつくりたい!! 0.8㎜厚の鉄板を切り出してトライした。 曲面がとってもむずかしー。 何度も型紙を切りなおした。 結構な重量になった。 正面のお飾り「前立て」は、月と北斗七星がテーマ。 できたけど、、、、、 見るなり恐がって、かぶってくれなかった。 やっと喜んでくれるころには、兜が小さくなっちゃうよなぁ。

          孫の兜を鉄でつくる

          木のスプーンのための曲面ナイフを作る

          例えば下の画像のように、スプーンの内側を粗削りしたら、 ノミの毛羽立ちを削り落とし、いよいよ細かいお気に入りのラインに削り込んでいきたい。 そのためには、どうしても曲面を削る刃物が欲しい。 ネットで調べると幾種類か出てきた。 中でも「モーラナイフ」、「フックナイフ」の名称で上市されているものが便利そうに見えた。 一つ作ってみよう!! 手元にちょうど良い小刀形状のナイフがあった。 まず焼きなましする。 ↓ 好みの刃の形状に丸める。 ↓ 赤く焼いて、オイルで冷やす。「焼き入

          木のスプーンのための曲面ナイフを作る

          味噌汁、スープの味見用スプーン 一本

          味噌汁のアクを取った後、3回くらいは味をみる。 ステンレス製のお玉では、ちょっと口が熱い。 かといって受け皿でみれば、両手がふさがる。 そこで、熱伝導率が低い、木の「味見用お玉」を作ってみた。 柄の端はフック状に削った。食器置きの棚かごにひっかけて下げることができる。 表面は生漆を使って「拭き漆」の四回塗り。 片手でサッと使い、パッと戻す。 ちょっと便利になった、気がする。

          味噌汁、スープの味見用スプーン 一本

          スンドゥブ用の大きいスプーンを作る

          先日切り出したナナミノキ、二か月間乾燥させた後、自作のレシプロソー・テーブルに載せてレイアウトに切り出した。 それをスプーンに加工した。 動機は、スンドゥブの盛り付けのとき、普通のステンレス製のお玉ですくうと、あの柔らかい豆腐が細かく切れ切れになってしまうから。 見た目を佳くしたかった、というところ。 大きめのカップ・サイズを木で作れば、カップの縁を丸くできる。 きっと豆腐も崩れずに乗ってくれるだろう、と思いついた。 2本、作った。 出来立てのスンドゥブで使うので、生

          スンドゥブ用の大きいスプーンを作る

          チェーンソーのチューンド・パイプをつくる

          「Echo(エコー)」のブランド名で知られている本邦のチェーンソー・メーカーがある。 何十年か前、このEchoが振動軽減目的で、二気筒のモデルを上市した。 5年くらいか前、それが折もよく手に入った。 来たときは、それはそれは汚い状態で、あちこち壊れていた。 オーストラリアの友人、ネイルに写真を見せたら、 「修理ついでに、パイプを付けてみたら。」 とほだされて、やってみることにした。 「パイプを付けたそいつをフルパワーで回して、丸太切りするのを見てみたい。」のだそうだ。 ネ

          チェーンソーのチューンド・パイプをつくる