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小型のチェーンソーで切った木の幹や枝を、さらにチェーンソーで製材して、身の回りの道具を…

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小型のチェーンソーで切った木の幹や枝を、さらにチェーンソーで製材して、身の回りの道具を作り始めました。本漆のツヤとか深みが好きなので、ネットで学習しながら体験を深めています。ちょうど今は、地鎮祭、企業繁栄祈願祭等の神事に使うお道具を作っています。

記事一覧

BAHCOの斧 FGS-810 少し変形してたのをフラットに研ぐ

山仕事で使う斧のストックに、中サイズの斧がある。 「BAHCO」の斧 FGS-810、枝打ち斧の分類になる。 通販で5千円以内で買えるのはうれしい。 柄の長さ81cm、重さ1.8kg。 …

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8か月前
8

研げば1680円の斧がこんなに切れる

Aで始まる有名な通販で、これ以下は無いほど安価で購入できた。 「DKAEBLC」というなんの略語かも不明な不思議なメーカーで、台所用品、パーティーグッズとか、さまざま取…

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8か月前
6

550XPのオートチューンキャブを並みのと交換(3) キャブ選択 WB3? or HDA?

大きいWB3をつけても、H、L、のニードルジェットを十分絞れば、この50ccエンジンに使えるかと考えた。 でも、大きすぎた。 アイドリングでプラグがかぶってしまう。 失敗…

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11か月前
6

550XPのオートチューンキャブを並みのと交換(2) リードとケージを付けた

インテーク・マニホールドの形状がちょっと複雑だった。 この後にHDAキャブレターが適合するのか、それより少し大きめのが適合するのか、この時点では不明だった。 それで…

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11か月前
6

ハスクバーナ550XPのオートチューンキャブを並みのと交換(1) Walbro HDA

世界のいろんなところで頻発していた初期型550XPの不具合。 ハスクバーナはいまだに知らん顔している。 でも知っている木こりは知っている。 とにかく、始動さえしなく…

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1年前
6

プラレの車輪を本物っぽく。HOゲージでGo!(2)

一作目の改造成田エクスプレスが、孫と親夫婦に評判よかった。 それに気をよくして、二作目には、新幹線「こまち」を選んでみた。 改造台車の部分は、この改造で基本の構…

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1年前
5

プラレの車輪を本物っぽく。HOゲージでGo!(1)

孫を「きゃー」なんて喜ばせたくて、プラレールを思った。 でも、すでにいくつか持っているという。 同世代の男の子が居る家には、それなりの種類のプラレ車両があるらしい…

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1年前
5

梅雨どき、生の木肌では弱いかな。拭き漆している

お気に入りの二本のスプーン、小さいのと、中くらいの。 口にしたときの生の木肌が心地よくて、漆で塗っていなかった。 梅雨が近くなってこのごろ、毎食時に使うので乾き…

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1年前
8

TIG溶接のラックをつくる

TIG溶接機を床に置いて使っていると、グラインダーの研削クズが吸い込まれて電子基板に付着する、と教えてくれる先輩がいた。 ほんとうだ、こりゃ、まずい。 という次第で…

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1年前
5

真空乾燥機/デシケーターをつくる

梅雨は生薬にとってキビシイ時期だ。 いくつかの生薬は特に吸湿性が高く、ジップロックのコンテナにいれておいても吸湿してしまう。 真空の中に入れてやれば、常温でもみ…

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1年前
6

古い82ccマッカーラに型取りでダンパーをつくる

かつて、米国にMcCulloch(マッカーラ)という世にも優れたソーのメーカーがあった。 本邦でも相当数が輸入されて、林業史に残っている。 このメーカーの最終モデルに近い…

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1年前
4

孫の兜を鉄でつくる

初めての孫が一歳になる。 いっちょう張り切って、あたかもほんとのような兜をつくりたい!! 0.8㎜厚の鉄板を切り出してトライした。 曲面がとってもむずかしー。 何度も…

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1年前
8

木のスプーンのための曲面ナイフを作る

例えば下の画像のように、スプーンの内側を粗削りしたら、 ノミの毛羽立ちを削り落とし、いよいよ細かいお気に入りのラインに削り込んでいきたい。 そのためには、どうして…

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1年前
6

味噌汁、スープの味見用スプーン 一本

味噌汁のアクを取った後、3回くらいは味をみる。 ステンレス製のお玉では、ちょっと口が熱い。 かといって受け皿でみれば、両手がふさがる。 そこで、熱伝導率が低い、木…

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1年前
5

スンドゥブ用の大きいスプーンを作る

先日切り出したナナミノキ、二か月間乾燥させた後、自作のレシプロソー・テーブルに載せてレイアウトに切り出した。 それをスプーンに加工した。 動機は、スンドゥブの盛…

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1年前
4

チェーンソーのチューンド・パイプをつくる

「Echo(エコー)」のブランド名で知られている本邦のチェーンソー・メーカーがある。 何十年か前、このEchoが振動軽減目的で、二気筒のモデルを上市した。 5年くらいか前…

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1年前
6
BAHCOの斧 FGS-810 少し変形してたのをフラットに研ぐ

BAHCOの斧 FGS-810 少し変形してたのをフラットに研ぐ

山仕事で使う斧のストックに、中サイズの斧がある。
「BAHCO」の斧 FGS-810、枝打ち斧の分類になる。
通販で5千円以内で買えるのはうれしい。

柄の長さ81cm、重さ1.8kg。
振り上げるのも苦では無く、愛用している。
竹の気根を切ったり、芽吹きと成長が早いムクノキの幼木を根から切り取ったり、下草刈り作業の一環で便利がよい。

少し前に、これよりはずっと小さい斧を薄刃に加工した。
(↓

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研げば1680円の斧がこんなに切れる

研げば1680円の斧がこんなに切れる

Aで始まる有名な通販で、これ以下は無いほど安価で購入できた。
「DKAEBLC」というなんの略語かも不明な不思議なメーカーで、台所用品、パーティーグッズとか、さまざま取り扱っている。
この小型の斧、いろいろ試すには良い。

普段に山仕事に持って行き、「枝払い」「下草刈り」など多用途に使える。
届いてすぐは、全然切れなかった。
それを研いで切れるようにする、のは購入者の仕事、、、らしい。

2週間使

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550XPのオートチューンキャブを並みのと交換(3) キャブ選択 WB3? or HDA?

550XPのオートチューンキャブを並みのと交換(3) キャブ選択 WB3? or HDA?

大きいWB3をつけても、H、L、のニードルジェットを十分絞れば、この50ccエンジンに使えるかと考えた。

でも、大きすぎた。
アイドリングでプラグがかぶってしまう。
失敗の試運転がこれ(↓)。

これではどうーしようも無い。
手持ちに小さいキャブが無いだろうか?

で、その中から50ccクラスに対応している同じWalbro社のHDAに交換することにした。

そうなってくると、HDA用のコンバージ

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550XPのオートチューンキャブを並みのと交換(2) リードとケージを付けた

550XPのオートチューンキャブを並みのと交換(2) リードとケージを付けた

インテーク・マニホールドの形状がちょっと複雑だった。
この後にHDAキャブレターが適合するのか、それより少し大きめのが適合するのか、この時点では不明だった。

それで、後ろの方の取り付けが本体のカバー内に収まるように、
このマニホールドは左側(後からみて半時計方向)に15度程度傾けている。

このインテーク・マニホールドの中にリード・ケージを入れて、リード・バルブを二枚追加した。

シリンダーが下

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ハスクバーナ550XPのオートチューンキャブを並みのと交換(1) Walbro HDA

ハスクバーナ550XPのオートチューンキャブを並みのと交換(1) Walbro HDA

世界のいろんなところで頻発していた初期型550XPの不具合。
ハスクバーナはいまだに知らん顔している。
でも知っている木こりは知っている。

とにかく、始動さえしなくなって、ほんとうに本当に難儀だった。
そういうことがあって、キャブレターを交換することにした。
左側のを使ってみた。

制作したパーツを順に解説していく予定。

(つづく)

プラレの車輪を本物っぽく。HOゲージでGo!(2)

プラレの車輪を本物っぽく。HOゲージでGo!(2)

一作目の改造成田エクスプレスが、孫と親夫婦に評判よかった。

それに気をよくして、二作目には、新幹線「こまち」を選んでみた。

改造台車の部分は、この改造で基本の構造なので、一作目のと変更はなし。

プラレのこまち車体は低いので、ちょっと工夫がいった。
新幹線の先頭車は先端がスラントしていて、改造台車を装着するときに内部で干渉する。
で、少し深めに削った。

フルパワーでこの低床車両を走らせてみた

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プラレの車輪を本物っぽく。HOゲージでGo!(1)

プラレの車輪を本物っぽく。HOゲージでGo!(1)

孫を「きゃー」なんて喜ばせたくて、プラレールを思った。
でも、すでにいくつか持っているという。
同世代の男の子が居る家には、それなりの種類のプラレ車両があるらしい。

そこでひらめいた。
ほんとらしい車輪を付けて、本物らしい線路を走らせてみよう!
成田エクスプレスが好きらしいから、これの改造だ。

連結器がプラレの「わっか」ではナァ。。。。ちょっとしらける。
これに変更!

動力はどうしようか?

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梅雨どき、生の木肌では弱いかな。拭き漆している

梅雨どき、生の木肌では弱いかな。拭き漆している

お気に入りの二本のスプーン、小さいのと、中くらいの。
口にしたときの生の木肌が心地よくて、漆で塗っていなかった。

梅雨が近くなってこのごろ、毎食時に使うので乾きがイマイチになっている。
少し変色してきたような、、、

そういう次第で、やっぱり漆で塗ることにしてみた。

トータルで四回塗ってみよう。

生漆から「MR透き漆」に変えてみた。
硬化が早くて、艶が良い。

TIG溶接のラックをつくる

TIG溶接のラックをつくる

TIG溶接機を床に置いて使っていると、グラインダーの研削クズが吸い込まれて電子基板に付着する、と教えてくれる先輩がいた。

ほんとうだ、こりゃ、まずい。
という次第で下図のような寸法でラックを作ることにした。
棚はカンチレバーの片持ちが便利なので、鉄骨は構造用の厚板角パイプにした。

心配だから、基盤のパーツを交換した。

やや安堵している。

真空乾燥機/デシケーターをつくる

真空乾燥機/デシケーターをつくる

梅雨は生薬にとってキビシイ時期だ。
いくつかの生薬は特に吸湿性が高く、ジップロックのコンテナにいれておいても吸湿してしまう。

真空の中に入れてやれば、常温でもみるみる乾燥してくれる。
という次第で、真空乾燥機を作ることにした。

蓋は5㎜厚の透明アクリル板を使った。
試運転後、5㎜厚では不足とわかって、10㎜厚のものに交換した。
当初、上の蓋は固定にしたが、10㎜厚のものに交換したら、固定しなく

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古い82ccマッカーラに型取りでダンパーをつくる

古い82ccマッカーラに型取りでダンパーをつくる

かつて、米国にMcCulloch(マッカーラ)という世にも優れたソーのメーカーがあった。
本邦でも相当数が輸入されて、林業史に残っている。
このメーカーの最終モデルに近い秀逸品がコレ。

ProMac 800、とか、 Double Eagle(ダブル・イーグル)の名で知られていた。
82ccとは感じないくらい取り回しが良く, キャブレター、燃料系の整備性の抜群な良さは、最近のどのモデルにも見られな

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孫の兜を鉄でつくる

孫の兜を鉄でつくる

初めての孫が一歳になる。
いっちょう張り切って、あたかもほんとのような兜をつくりたい!!
0.8㎜厚の鉄板を切り出してトライした。

曲面がとってもむずかしー。
何度も型紙を切りなおした。

結構な重量になった。

正面のお飾り「前立て」は、月と北斗七星がテーマ。

できたけど、、、、、
見るなり恐がって、かぶってくれなかった。
やっと喜んでくれるころには、兜が小さくなっちゃうよなぁ。

木のスプーンのための曲面ナイフを作る

木のスプーンのための曲面ナイフを作る

例えば下の画像のように、スプーンの内側を粗削りしたら、
ノミの毛羽立ちを削り落とし、いよいよ細かいお気に入りのラインに削り込んでいきたい。
そのためには、どうしても曲面を削る刃物が欲しい。

ネットで調べると幾種類か出てきた。
中でも「モーラナイフ」、「フックナイフ」の名称で上市されているものが便利そうに見えた。
一つ作ってみよう!!

手元にちょうど良い小刀形状のナイフがあった。
まず焼きなまし

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味噌汁、スープの味見用スプーン 一本

味噌汁、スープの味見用スプーン 一本

味噌汁のアクを取った後、3回くらいは味をみる。
ステンレス製のお玉では、ちょっと口が熱い。
かといって受け皿でみれば、両手がふさがる。

そこで、熱伝導率が低い、木の「味見用お玉」を作ってみた。

柄の端はフック状に削った。食器置きの棚かごにひっかけて下げることができる。

表面は生漆を使って「拭き漆」の四回塗り。

片手でサッと使い、パッと戻す。
ちょっと便利になった、気がする。

スンドゥブ用の大きいスプーンを作る

スンドゥブ用の大きいスプーンを作る

先日切り出したナナミノキ、二か月間乾燥させた後、自作のレシプロソー・テーブルに載せてレイアウトに切り出した。

それをスプーンに加工した。
動機は、スンドゥブの盛り付けのとき、普通のステンレス製のお玉ですくうと、あの柔らかい豆腐が細かく切れ切れになってしまうから。
見た目を佳くしたかった、というところ。

大きめのカップ・サイズを木で作れば、カップの縁を丸くできる。
きっと豆腐も崩れずに乗ってくれ

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チェーンソーのチューンド・パイプをつくる

チェーンソーのチューンド・パイプをつくる

「Echo(エコー)」のブランド名で知られている本邦のチェーンソー・メーカーがある。
何十年か前、このEchoが振動軽減目的で、二気筒のモデルを上市した。
5年くらいか前、それが折もよく手に入った。

来たときは、それはそれは汚い状態で、あちこち壊れていた。
オーストラリアの友人、ネイルに写真を見せたら、
「修理ついでに、パイプを付けてみたら。」
とほだされて、やってみることにした。
「パイプを付

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