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【発達障害】ASDの言動はなぜ嫌われてしまうのか?

おはようございます。アトモキセチン(ストラテラ)の40mgを試しに夜に飲んでみたら目が冴えまくってしまったonemuです。明日も駄目なら朝2錠に戻そうかな。

さて、わたし自身は現時点(2024.04)で診断が下りているのは単体のADHDだけですが、個人的にはASDグレーゾーンでもあるのでは?と疑っています。(ちなみに医者から言われたことは今のところなし)
わたしの独断と偏見ですが、これまでに遭遇したASDらしき人たちの言動を思い出して整理し、そこからなぜ嫌われてしまうのかについて考えていきます。
ASDへの理解不足でもし見当外れなことを書いていたら、申し訳ないです。その際はコメントなどで教えてくださると嬉しいです。

ちなみに、わたしから見るとASDの特性が強くある当事者(沖田×華さんなど)の書いた漫画や経験談は共感できる話とできない話のどちらもあります。大体ですが、わかる:わからないが3:7くらいの割合です。ASD診断出すほどまではいかないが傾向ありといったゾーンにたぶんいるんじゃないかな。他人事には思えないけれど、ADHDより圧倒的に解像度が低いのが正直なところです。では行きます。

❶言葉を文字通りにしか理解できない

例えば、同棲を始めた頃に「洗濯だけやってくれたらいいよ」と言われたら文字通り何ヶ月経っても永遠に洗濯しかしないとか。
お世辞で言われたことを本気にしてしまう、本音と建前がわからないとか。

これはあまりわかりません。その日の状況などによって担当したほうがいいときもあるだろうなと思うからです。一度役割を決めたとしてもその通りに続くことなんてないと思います。
ASDのひとは軽く言った言葉を文字通りに受け取って、それが永遠に続くルールだ、というふうに認識しているのかな?と感じます。また、言葉が嘘や冗談の可能性もある、という視点が抜けているような感じもします。良くも悪くも真面目に捉えるイメージ。
本人が悪気ない分、周りにいるひととしては余計イライラするし、なんて厄介なひとなんだ💢と感じてしまうのも個人的にはわかります。

❷話しかけてくる状況やタイミングがおかしい

他の友人と一緒にいるのに会話に割り込んできて話し続ける、急いでいる様子なのに気付かず呼び止めてどうでもいい話をする、さほど親しくないのに、夜に女性の1人暮らしの家の近くまで方面が一緒だからという理由で付いてこようとする。

会話に割り込むのはたまーに衝動性でやって
しまいそう
ですが… あとは共感できません。
これは全部、わたしが知り合いの男性に実際されたことがある実話です😰とても嫌な思いをした苦々しい記憶があります。
距離感がわからないというよりも、状況判断が下手すぎておかしくなっているのでは?と思います。ASDの方は自分の思考のなかにいてそれでいっぱいいっぱい、周りの人間関係や状況が全く見えてないイメージです。さらに、人に避けられても自分のせいだと感じず、反省も学習もしないで同じことを繰り返ししてくる印象もあります。

❸独特の話し方(抑揚・語尾)

自分の興味がある分野について永遠にマシンガントークするオタクタイプや、話し方が何時代の人なの?というくらい独特だったり。抑揚がまったくなく、無表情だったりもしますし、逆に語尾だけ伸びて変な話し方に感じたりするタイプもいます。なんだか特徴的な話し方。一度話せばあーこれかぁってなるはず。

わたしの幼馴染のASD男子はまさにこれ。変な話し方でいじられキャラになってました。でも、ど田舎の大らかな学校ゆえに受け入れられててよかった。下手したらそれを理由にいじめられてもおかしくない。
会話とはお互いが話を聞き、受け取ってから返事という形で相手にボールを返すキャッチボールのようなものです。ASDの場合は壁打ちというか、一方的に出され続ける下手なパスといった印象です。それを聞いた相手は「この話題、一体どう返せばいいの?」というような、相手を困らせる発言が多いイメージ。自分の興味関心に素直だからなのでしょうが、相手の話を引き出してあげるのもコミュニケーションのコツだったりします。みんな自分に関心を持たれると嬉しいものです。

❹アイコンタクトや表情のコミュニケーションが伝わらない

非言語コミュニケーションが苦手だと、友情はもちろんのこと、特に恋愛などの場面において鈍い・察せない・相手の気持ちがわからないということになりがち。

ASDは空気が読めない、と言われるのもこの辺りが関係しているのでは?
また、ASDとの関連性があるといわれる相貌失認も併せて持っているとこの傾向がより強くなり、人間関係を築くのがとても難しくなりそうです。

❺曖昧な言葉がわからず、正確に言わないとわからない

あれ取ってきて、とか例のもの、などの曖昧な指示から察することができない。モノの名前を具体的に言われなければわからない。

少し、や、ちょっと、という言葉が分かりづらくて駄目となるとテキトー人間からすれば面倒くさい相手になってしまうわけです。
正確にコマンドを入れないと作動しない、やっぱりロボットみたいな性質だと感じます。
でも、わたしも"普通はこうでしょ!"と怒られたことが何度かあるので、鈍いところがあるんだと思います。軽度だといいんですが…

❻臨機応変がむずかしい

毎日のルーティーンを崩されたくないなどで、自分のこだわりを優先することによって人間関係に問題が出てきそう。いつも通りの繰り返しを望むのもロボットのようですね。

その代わりに日課を何十年も続けられるのもASDのひとのすごいところ。イチロー選手なんかはASDといえばというくらい有名ですし、野球の練習をコツコツ毎日ルーティーンとしていた、まさにプロ選手ですね。仕事では評価されやすい部分で個人的には羨ましくもあります笑

❼感覚過敏による様々な制限

太陽や車のハイビームなど、強い光が眩し過ぎてサングラスが必須だとか(高校の時のASD元彼はこのタイプでした)、聴覚が過敏で不ノイキャンヘッドホンが必須だとか、協和音が耐えられず合唱コンクールの練習が嫌だとか。食事の際に同じ味を好む、決まったものしか食べないなどもありますね。これらの配慮をしなければいけないのも、扱いづらい人と思われてしまうのだと思います。

食事の話にはわたしも当てはまりますし気持ちがわかります。このお店ならこれ、という定番メニューがあり、大抵はそれを繰り返し食べてしまいます。

わたしには触覚過敏はないのですが、わたしの母と妹はTシャツの素材やタグがゴワゴワして気になってしまい、特定のショップの特定のタイプの同じ色の商品をくたくたになってもなお着続けるというところがあります。他の似たやつだと駄目なんだそうです。何が違うのかわたしにはわかりませんが、おそらく肌触りにとても敏感な気質が似たのでしょう。

今思いつくことはこれくらいでしょうか。
このように、人の感情の機微に疎いせいで近くにいる人を無意識のうちに疲れさせてしまいやすいのです。しかも、大人になるとみんなそっと距離を置かれるだけで指摘してくれる人がいなくなります。本人が自覚をなかなか持ちづらいことから、人間関係が崩壊してから発覚したりしやすいので、自覚がない人にこそ知ってほしいのですがそこが難しいところです😓

ASDの家族や彼女などがカサンドラ症候群と呼ばれる状態に陥りやすいのもよく分かります。
カサンドラとは、あまりに感情を理解してくれず、話しても心に響かないことからASDと一緒に暮らす人のほうが心を病んでしまうことを指します。このことについても今度記事にできればと思っています。

今回は超ロングver.になってしまいましたが、最後までお付き合いくださった奇特な皆さん、本当に嬉しいです、ありがとうございました☺️

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