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でき損ないから生まれた「スコフィン」

世のなかには、「失敗」や「偶然」から生まれた名品がたくさんあります。

スイーツでいうと、タルト生地を先にいれておくのを忘れてできたという「タルト・タタン」が有名ですね。

レシピにおいては特に、失敗から学ぶことが多いような気がします。

つい3日前の話。レクチンフリーで、あたらしいスコーンレシピを試してみたくて焼いたところ、「なんか違う」仕上がりになりました。マズいわけじゃないけれど、要改良というのだけは明白で。

レシピを調整しているうちに、「型で抜くのではなく、マフィン型で焼いてみたらどうだろう」と思いつくままやってみたら、これがおもしろかったんです。

スコーン生地なのに、マフィン型で焼くとなぜか「マフィン」のような食感と見た目(これは当たり前か、型をつかっているんだから)。

スコーンとマフィン。くっつけて「スコフィン」。

こうしてでき損ないから生まれた、わたしの「スコフィン」がこちらです。

買っておいたまま、すっかり忘れていたブレンドスパイス「チャイ・ミックス」を混ぜこんだ生地に、アプリコットのクランブルがのっています。

チャイとアプリコットの「スコフィン」レシピ

材料(直径約5.5cmマフィン型6個分)

【スコフィン生地】
アーモンドパウダー:140g
キャッサバパウダー:100g
ベーキングパウダー:大さじ1
チャイラテスパイスミックス:大さじ1
塩:少々
ギー:80g
エリスリトール:30g
アーモンドミルク:130ml

【クランブル】
ココナッツパウダー:30g
フラックスシードパウダー:20g
ココナッツシュガー:10g
ココナッツファイン:大さじ1
ドライアプリコット:50g(粗く刻んでおく)
ギー:25g(溶かしておく)

つくりかた

①ギーを冷蔵庫で冷やしておく

手でパン粉状にしている途中。「無」になるこの時間がスキ

②ボウルにアーモンドパウダー、キャッサバパウダー、ベーキングパウダー、スパイスミックス、塩、①をいれ、パン粉状にする

③エリスリトールとアーモンドミルクを加え、混ぜあわせる

袋にいれて冷蔵庫へ

④冷蔵庫で1時間冷やす

⑤ボウルに「クランブル」の材料をいれ、よく混ぜあわせる

⑥ ④を型にいれ、⑤をのせて220℃に予熱しておいたオーブンで15分焼く

ベッドルームの一角で

ケーキスタンドは栗原はるみさんの新作で、その下のタオルは、この日『イノブン』で買ったものです。

水きりした豆乳グルトと、自家製ミックスベリーのジャムを添えて。

ここはやはり、コーヒーではなくチャイラテをお供にいただきました。

「このごろよくきくGWってなぁに?」

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