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授業と受験は似て非なるもの

どうも、Cluezemiの佐藤です。
受験勉強においてよく議題に上がるテーマ「授業と自主学習、どちらが受験に適しているか」、今回は私なりの解釈でこのテーマについて議論していきたいと思います。
なお、今回は大学受験をする前提にお話しいたしますので、ご容赦ください。

1. 授業はコモディティ向け (当たり前ではあるが)

人はそれぞれなりたい目標があり、またそれに向けた勉強法も異なってくることは想像には難くありません。
一方、授業は一人の先生が多くの生徒を見るため、個人にあった内容には必ずしもならないのが現状です。
あくまで学校の授業はコモディティ向け、クラスの学力を底上げする勉強法だと私は思います。
このことが割と見落とされがち、中学生、高校生では気づけない重要ポイントではないでしょうか。

2. 学校の授業は何のためにあるか。授業でテストの点数は上がる?

前項を踏まえて、私は「学校の授業は理解度のチェックになる」と考えます。
というのも、授業は多くの生徒のために作られているので、
授業が完全に理解できる→ 一定以上の知識はある
授業で分からないところがある→ 知識が足りていない
ということが分かると捉えることができます。
授業はレベルの変わらない一つの指標だと考えるのが適切と個人的に思います。
学校の定期テストも同様です。

3.学校の授業だけでは足りない

「授業だけで十分なのか?」という問いには、私はNOだと思います。
包み隠さず言うと、実力テストを伸ばしたい、難関大に行きたければプラスαは必須です。
どんどん自分で勉強して、授業が簡単に理解できれば非常にOK!だけれども授業だけではあるレベルで止まってしまうよ、、、受験勉強の辛い落とし穴です。
とは言いつつも、0から受験勉強を始める人には学校の授業は超おすすめです。
かくいう私も0からのスタートでしたが、授業を軸に以下のステップで勉強していました。

  1. 学校の授業を理解できるよう頑張る(同時に教科書で自主勉)

  2. 実力テストを何回か受けてみる

  3. 定期テスト、実力テストで点が足りないところ(試験にもよるが基本7割以下)を重点的に勉強する

  4. 授業で分からないところをつぶしていく

  5. 以下3.4.を繰り返し

4.終わりに、受験生保護者の皆様へ

学校の授業はあくまで指標にしか過ぎないと重ねて申し上げます。
もしお子さんが学校の授業ができるなら、もっと褒めてステップアップを促してあげてほしいですし、定期テストが取れなくても、実力テスト等々多角的に評価してあげてほしいと思います。


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