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新年早々、ELSIから考えた
生成AIとELSIELSIとは
自分にとって大きな課題だったものが昨年末で一応ひと段落したため、何か新しいことを学びたいなと思って、新年からELSI(エルシー)を軸にした生成AIの講座を受講しています。
大阪大学ELSIセンターによるとELSIとは以下のように定義されています。
「ELSIとは、倫理的・法的・社会的課題(Ethical, Legal and Social Issues)の頭文
改めてSAMRモデルについて概観しました
昨年12月にあった韓国日語教育学会の基調講演を依頼され、その原稿を膨らませた論文を記載させていただきました。
「SAMRモデルからコロナ禍の授業のオンライン化を考える ― 複雑化する教室と教師にとっての21世紀スキルとは ―」
韓国語のサイトですが、右側の「KCI 원문 내려받기」というところをクリックすると、論文ファイルがダウンロードできます。
読んでいただけると幸いです!
鈴木克明先生のムネアツコメント
熊本大学の鈴木克明先生とご一緒させていただいた、独立行政法人日本学生支援機構様の令和3年度日本語教育機関教員と高等教育機関留学生教育担当者との研究協議会『オンライン授業~工夫と課題~』のアーカイブが公開されました!
令和三年度日本語教育機関教員と高等教育機関留学生教育担当者との研究協議会
日時:令和4年2月27日(日曜日)13時30分~16時30分
テーマ:『オンライン授業~工夫と課題~』
熊
2020年の現状調査、公開されました!
時間かかって申し訳ありませんでしたが、日本語教師の皆さんにご協力いただいた2020年のオンライン化に関する現状調査が紀要に載りました!
藤本かおる(2022)『コロナ禍における日本語教師と授業のオンライン化』
授業のオンライン化に際して研修の有無を縦軸に、学校や組織を管理運営する立場にある人、常勤、非常勤という働き方を横軸に考察しました。
1つ前のnoteにも書いたように、2年前の現状は今も続
交流距離理論と同価値理論
2021年第 30 回小出記念日本語教育研究会 において、熊本大学の鈴木克明先生の講演「with コロナ時代における日本語授業の設計 -インストラクショナルデザインの手法を生かして-」 の中で交流距離理論と同価値理論にかなりの時間の割かれていました。
現在、大学院の授業でICT活用に関する授業を持っていて、前期は主に理論を勉強しており、最近交流距離理論と同価値理論の紹介を日本語教育の文脈で扱
同期型システムの利用のアンケート
みなさま、日々日々オンライン授業継続されていると思いますが、先日、これからオンライン授業を開始する予定である組織で働いている方から、他のところはどんなシステムをどういう理由で採用しているかわかりますか?と質問されました。
肌感覚的にはzoomが多いだろうなと思いましたが、どうしてかって言われるとわからないので、研究というか単なる興味本位でFacebookのグループで日本語教育関係者の方にアンケート
ココ・シャネルの真髄
不可思議な規制で、都内の博物館や美術館は休館継続、しかし、私設ミュージアムは開館しているので、銀座のシャネルまで。
MIROIRS - Manga meets CHANEL / Collaboration with 白井カイウ&出水ぽすか
『約束のネバーランド』の作者お二人とシャネルのコラボ。
シャネル社というよりも、創設者であるココ・シャネルの生き方にインスパイヤされたオリジナルの3つのス
動画の顔出し問題についてちょこっと
こんなnoteを教えてもらいました。
私自身今学期は、
・会う、会ったことがある学生が履修する科目の動画は顔なし
・非常勤で会ったことない、会う予定もない授業の動画は顔つき
にしてます。
本務校は原則対面授業、1科目だけオンデマンド+同期型授業にしているのですが、その授業を履修する学生は所属学科の2年生以上なので、私と接したことがある、もしくは接する機会があるし、週1同期授業で顔を見ているので
2021年中東・北アフリカ日本語教育シンポジウム、動画公開されています
2020年度の最後を飾った2021年中東・北アフリカ日本語教育シンポジウムの基調講演「私たちは『対面』に戻れるのか −オンラインで日本語教育はどう変わったのか −」と、ワークショップ「ICTツールを使ってどう学習者の自律性を育てるか」の動画が公開されています。
https://padlet.com/jfcairojlea/upouaupdizr9tv98
2020年の振り返りと2021年以降に
ハイフレックスについてタイムリーな論文!
先ほどお名前を出させていただいた京都大学の田口真奈先生のハイフレックス・モデルに関する論文です。タイムリー!
大事なところを抜粋します。
「ハイフレックス型授業では、オンラインでも対面でも同じ質
の学習経験を提供できる『同質性』は重要であるが、その
『同質性』が高いレベルで実現されるためには、言い換え
るならば、高い水準の授業がオンラインでも対面でも実現さ
れるためには、いくつものハードルが乗
ハイブリッドお試し中
今週の金曜日から新学期が開始されます。入国できない留学生や、入国したものの2週間待機の留学生、そして特別配慮が必要な学生などで、なし崩しハイブリッド授業が始まるところが多いんじゃないでしょうか。
去年、名古屋大学のシンポジウムに参加した時に、京都大学の田口真奈先生がハイブリッド授業について、「理由がない限りやらないほうがいい」みたいなことをおっしゃっていたのですが、対面を主にするとした途端に、な
ハイブリッド?ハイフレックス?
新学期があっという間にやってまいりました。
2月3月の講演でお話させていただいたのですが、今年度は、2020年より状況は複雑になり、教室運営の困難さは増しています。
理由は、オンオフの混在。そう、巷ではハイブリッドやハイフレックスと言われているアレです。
細かいことが気になっちゃうのは、それが自分の専門だからなのかもしれませんが、最近、「ハイフレックス授業をしなくてはならなくて・・・」という声
2020年度、最後の企画になるかな
この2月3月は、色々なところに声をかけていただいてお話をしていますが、【2021年中東・北アフリカ日本語教育シンポジウム】が2020年度最後の企画になるかなと思います。
シンポジウムだけでなくWSやプレセッション、ポストセッションまで、超盛りだくさん!
ご自分の興味のあるプログラムや、都合があるものだけに参加していただいてもいいそうなので、ぜひ!
特にポストセッションは色々な交流を予定していい