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8月15日終戦記念日。78年経った令和の今、世界に伝えたい日常。『ハチロク』を広島で撮影いたしました。

■終戦から78年

1945年の本日8月15日。日本は、事実上終戦を迎えました。1940年代から始まった第二次世界大戦では東京・広島・大阪・長崎・沖縄など多くの都市に凄惨な傷跡を残し、多大な犠牲を払っただけでなく、『国のため』『家族のため』『未来の子供達のため』と、罪なき若者たちが大海へ散華していました。

あれから78年。私たちは、昭和平成令和と生き。
モノに溢れ、情報に溢れ、食べたいものを食べ、将来を考え、それに伴う行動を考えることえ、実行する時間があります。
当時と比べて大変裕福で幸せな毎日を送っているんだと心から感じています。

■はちがつろくにち(8月6日)

「若い人たちが見ているからこそ、当時を風化させないような企画を作りたい。」
そうして立ち上がったのが今回の広島での撮影企画『ハチロク』でした。
企画は、私プロデューサーの源が担当させていただきました。

こねこフィルムVol.16 『ハチロク』

『黙祷(もくとう)』は死者に対し弔いの意をこめて祈りを捧げること。
として、わたしの暮らす広島では全県民が8月6日8時15分に亡くなられた方々に向けて行います。
県内の小中学校は登校日にも指定されており、広島では当たり前のように行われていることでした。

しかし、大学進学を機に進出した東京の8月6日はまるで何事もなかったかのようにう8時15分が過ぎ『日常』が進んでいくことにショックを受けました。

いつしか、私たちは今こうして過ごしている毎日が、さも自分たちが作り上げた日常だと思ってしまいます。

もちろん今生きている方のおかげであることは承知ですが、同時にそれは決して違うことだと、特にこの日になると改めて感じます。

私たちが今こうしている『世界』『日常』は

「国を思い」
「母を思い」
「未来を思い」

散華されて行った方々、残されても強く生きてきた方々が必死に作り上げた『今(みらい)』なのだと、改めて感謝し繋がれた命を大切にしていかなければならないのだと心から思います。

■ストーリー

今回の企画は、8月6日という私たち日本人にとって忘れてはならない日に、広島にやってきた、東京の女の子の物語です。
私が感じたギャップをそのまま企画とさせていただきました。

市電に乗るヒロイン(中央:松本栞奈)


本来のこねこフィルムの企画とはニュアンスが大きく異なりますが

『当たり前の毎日に改めて感謝してほしい』

そういったメッセージを込めて制作いたしました。
ぜひここでご覧いただいている手を一度止めて
8月6日ひいては本日、8月15日という今となっては当たり前の1日を噛み締めていただけたら大変嬉しいです。

@coneco_film_

ハチロク #広島#平和#ハチロク#平和祈念#Hiroshima#ショートドラマ#短編ドラマ#ショートフィルム#短編映画#TT映画祭2023 こねこフィルム企画Vol,16 『ハチロク』 出演: 松本栞奈 @kannna_matsumoto 葉月りさ @hibihuntou 柏木花音 @k_kanon283 コバック 千葉遥人 桝井隆史 今西あやな 吉武正道 石井祐尉 源秋策 企画: 源秋策 撮影: 川口諒太郎 照明: 西山竜弘 録音: 源秋策 ロゴデザイン: BABE! ロケ場所協力: 広島電鉄 平和記念公園 motto祇園本店 広島県庁緑政課 製作・運営: Boopy ALPHA Entertainment 株式会社ONE VOW FILMS JAPAN

♬ オリジナル楽曲 - 【こねこフィルム】 - 【こねこフィルム】

出演:
松本栞奈 @kannna_matsumoto
葉月りさ @hibihuntou
柏木花音 @k_kanon283
コバック 千葉遥人 桝井隆史 今西あやな
吉武正道 石井祐尉 源秋策
企画:源秋策
撮影:川口諒太郎
照明:西山竜弘
録音:源秋策
ロゴデザイン:BABE!
ロケ場所協力:
広島電鉄
平和記念公園
motto祇園本店
広島県庁緑政課

■終わりに

私たち、こねこフィルムは制作・演出・脚本が分け隔てなく企画を出し合い
ご覧いただいている皆様に少しでも『面白い』『また見たい』『他の人にも見てほしい』と思っていただけるような作品作りに励んでいます。ありがたいことに、すでに1,000万回以上再生された企画もあり、当初の想定以上の反響をいただき、関係者一同、襷をしめる思いで今後とも制作に関わらせていただく次第です。

1000万回再生を記録した人気企画『奪う男(座席編)』

これからも、上記の企画以外にもTIKTOKだからこそ『伝えたい』『考えてほしい』という企画も制作していけたらなと考えながらも
もっともっと視聴者の方に愛され、楽しみにしていただけるプロジェクトとして我々も研鑽してまいりますので、今後ともどうぞ温かい応援を賜れましたら幸いに思います。

先人の方々に敬意をもって、今日という何気ない日常に感謝し
今回のNoteの締めとさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
引き続き「こねこフィルム」をよろしくお願いいたします。

こねこフィルム  源秋策

記事:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230804/k00/00m/040/121000c?utm_source=smartnews&utm_medium=ios&utm_campaign=smartnews

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