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わたしとコーチング

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2021年後半から受けている、親子・夫婦関係改善コーチングについて書いた記事を集めています。 すべて個人の感想と主観です。 でもどなたかの何かしらの参考になればこんなに嬉しいこと… もっと読む
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自分軸と他人軸?

7か月振りにコーチングを受けた。 何故ならその期間に妖怪ワタシナンテがちょくちょく顔を出すようになったから。 この妖怪は人間関係で空回り(と自分では感じる)が増えてくると比例して出てくる傾向がある。 妖怪の滅し方を教えて欲しくてコーチにアポを取っているような気がする。 コーチングの冒頭、コーチは「今のお気持ちを聞かせてください」と言った。 そんなことを聞かれると思っていなかったので、少し面食らいつつ気持ちを探りながら言葉にした。 「コーチングを受けるともっと自分を好きでい

きっかけ

2021年、私は自分の人生を変えると決めた。 対人関係コーチングと自分軸手帳という2本の糸をみつけて、たぐってみようと思った。 長い長い前置きをする。 現在40歳。 人生のほとんどを「なんか上手くいかない」と思いながら過ごしてきたと思う。 自己肯定感というものが低くて、色々上手くいかないのは「自分がうまくやれていないから」だと思っていた。 空気が読めないからだとか、気遣いが下手だからとか、そういうことだと。 でも同時に、周りはなんで上手くやれてる(ように見える)のに なん

看板

今朝、朝食の準備をしていたら夫が言った。 「今朝はさ、もう遅刻してもいいやって気持ちでいよう?」 ここのところ私は毎朝子供にブチ切れていた。 それを見兼ねてのことだろう。 毎朝怒鳴っては落ち込む。 反省しろ。学べ。繰り返すな。改善しろ。 自戒の言葉は浮かんでもいざ目の前でグズグズされると吹っ飛んでしまう。 それが、どうだろう。 夫がいつもの穏やかな口調でこう言っただけで、私の目の前にデカい看板が立った。 今日は遅刻してもいいや 子供はいつも通り眠くてグズグズだし、

コーチングとの出会い

正直なところ詳細は覚えていないんだけど、コーチングを受けようと思った経緯を辿ろうと思う。 子供たちに怒ってしまう、怒りたくない、でもどうしても怒ってしまう自分を止められない。 散々怒鳴り散らして、泣かせて泣かせてやっと自分を止められる。 怒鳴っては激しく自己嫌悪し、その負のループを止められない自分がどうしようもなく嫌いだった。 このままでは子供が可哀想だ。 私なんて早くいなくなればいい。 毎日そう自分に言っていた。 もうどうしたらいいのかわからずにドン詰まっていた時、1通

父という存在

親子関係に詰まる時、あれこれ掘り返していくとどうしても突き当たるのが父親の壁。 私の父のこと。 私は父が怖かった。 すぐ怒るし、何が理由で怒るか分からないし、いつまでも怒っているしで、いつも振り回されてビクビクしていた。 なんせ体育会系、声がでかくてガタイが良くて大声で暴れて物を壊す。 母もそんな父に怯えて従っていた部分も大きかっただろうと思うが、「男の人は手のひらで転がすのよ」と良く言っていた。 でも母と同じ立場では接することができないし、とにかく私にできることは「

子育て向いてない

子育て向いてない。 いつもそう思う。 子供に腹を立て、声を荒らげ、取っ組み合って暴れる双子たちの強く腕を掴むたびに。 ダメなことはダメだと淡々と根気よく諭すほうがいい。 感情的になる方が良くない。 重々分かっている。 でも怒鳴ってしまった方がらくなんだと思う。 子供に甘えてるんだと思う。 私自身がまだ子供なんだろう。 叱られて泣いてる子供の自分がよぎる。 子育て向いてない。 でもこれは単に自分の未熟さから逃げるためだけの言葉だと思う。 少なくとも私にとってはそう。

ミラクルはなぜ起きるのか

今週の私は子供に(ほとんど)怒っていない。ミラクル。 たまにこういうミラクルタイムも訪れる。 では何故そんなミラクルタイムが訪れるのか。 それは自分観察を徹底している時。 対人関係改善において相手方の観察ってとても重要なんだと思うけど、私の場合、自分の子供を観察対象にするとイライラする。 原因はいろいろあるし、まだ全容や根幹ははっきりしない。 ・遅刻に焦っているからかもしれない。 ・自分のペースを乱されるからかもしれない。 ・自分の言うことを聞かないからかもしれない

はじめてのコーチング

私が初めて対人関係コーチングを受けたのは2021年の後半のこと。 脱!起こりんぼ講座のカリキュラム内で受けた。 講座はまずアンガーマネジメントについて知ることから始まり、具体的な考え方や行動の取り方の例などを動画で学ぶ。 それらを視聴した上でコーチと話をするのだが。 動画の内容は納得いくものばかり...というか、育児書を読み漁っていたので「これ見たことある」と思えることが多いように思えた。(コーチごめんなさい(土下座)) でもこの時の私は何にもわかってなかった。 「知

コーチングBefore

コーチングレッスンに入る前、コーチがおこなってくれたワークがある。 家族の関係を図にしてみましょう、というもの。 大きな丸が家族を表現し、その中に自分やパートナー、子どもたちなどを1人ずつ丸で描き、線でつなぐというもの。 それぞれの丸の大きさは自分が考えるパワーバランス(ちょっと違うかも?)を表し、5種類の線で人とのつながりの状態を表している。 その時描いた絵がこちら。 上はその時の自分の家族の関係を表している。 (赤丸はやっぱりこうかも?と思い直して加筆したもの)

はじめのいっぽ

最初のセッションは「実際に自分が子供に怒った時のことを元に自分の感情を正しく認識しする」というもの。 出来事やその時の状況・感情を詳細に思い出して文字にし、感情を言語化してメタ認知するのだ。 あらかじめそのワークをして、それを元にコーチが質問をしてくれて掘り下げてくれる。 子供に怒ることに関してはネタに事欠かない状態だった私は、どれを書こうか迷うレベルだったがコーチが「一番印象に残っている出来事を」との事だったので、それを書いた。 出来事を俯瞰して見る ↓ 出来事にお

思ってたんと違う。

私が受けているコーチングは親子関係にフォーカスしたものなんだけど、私は当初誤解をしていた。 今の自分のこういうやり方がダメ。 だからこう変えましょう。 子供にはこう促しましょう。 こんな反応が返ってきたらこうしましょう。 そういう外的なアプローチの勉強をするんだと思ってた。 でも全然違った。 例えていうなら自分調査ブートキャンプ。 行動を変える意識をするなんていう表面的な話じゃなく、徹底的に自分の根底を洗い出して認識することで意識そのものに変化と幅を持たせて行動を元か