高木高正|東松山バプテスト教会 代表・伝道師

東松山バプテスト教会代表。開拓から10数年牧会に携わる。 その間障害者福祉に携わり、障…

高木高正|東松山バプテスト教会 代表・伝道師

東松山バプテスト教会代表。開拓から10数年牧会に携わる。 その間障害者福祉に携わり、障害者の教育・支援・介助の現場で活動。 現在は高齢者介護施設において、生活介助の支援員として働きながら、聖書の研究を行う。 毎週教会でメッセージとYoutube配信を行っている。

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最近の記事

信仰の旅 Ⅱコリント人への手紙5:6-7

2024年4月28日 礼拝Ⅱコリント人への手紙5:6-7 5:6 そういうわけで、私たちはいつも心強いのです。ただし、私たちが肉体にいる間は、主から離れているということも知っています。 5:7 確かに、私たちは見るところによってではなく、信仰によって歩んでいます。 タイトル画像:Pixabayからの画像 はじめに信仰の旅は、見えるものによってではなく、信じる心によって歩むものです。この道は、時には不確かで、目に見えるものが全てではないことを教えてくれます。今回はパウロ、

    • 産みの苦しみにうめく        Ⅱコリント人への手紙5:1-5

      2024年4月21日 礼拝Ⅱコリント人への手紙5:1-5 5:1 私たちの住まいである地上の幕屋がこわれても、神の下さる建物があることを、私たちは知っています。それは、人の手によらない、天にある永遠の家です。 5:2 私たちはこの幕屋にあってうめき、この天から与えられる住まいを着たいと望んでいます。 5:3 それを着たなら、私たちは裸の状態になることはないからです。 5:4 確かにこの幕屋の中にいる間は、私たちは重荷を負って、うめいています。それは、この幕屋を脱ぎたいと思う

      • 表面的なことに目を留めてはいないか Ⅱコリント人への手紙4:16-18

        2024年4月14日 礼拝Ⅱコリント人への手紙4:16-18 4:16 ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。 4:17 今の時の軽い患難は、私たちのうちに働いて、測り知れない、重い永遠の栄光をもたらすからです。 4:18 私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。 タイトル画像:rony michaudによるPixaba

        • 最初の主日礼拝

          2024年4月7日 礼拝タイトル画像:Sebbi StrauchによるPixabayからの画像 ヨハネによる福音書20章19節―23節 20:19 その日、すなわち週の初めの日の夕方のことであった。弟子たちがいた所では、ユダヤ人を恐れて戸がしめてあったが、イエスが来られ、彼らの中に立って言われた。「平安があなたがたにあるように。」 20:20 こう言ってイエスは、その手とわき腹を彼らに示された。弟子たちは、主を見て喜んだ。 20:21 イエスはもう一度、彼らに言われた。「平

        信仰の旅 Ⅱコリント人への手紙5:6-7

        マガジン

        • ペテロの手紙Ⅰ
          55本
        • 2022年アドベント 信仰と希望と愛
          6本
        • 聖書に登場する山シリーズ
          15本

        記事

          復活祭メッセージ 喜びなさい! Jesus met them, saying, "Rejoice!"

          2024年3月31日 礼拝タイトル画像:Arnie BraggによるPixabayからの画像 マタイによる福音書28章1節―10節28:1 さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方、マグダラのマリヤと、ほかのマリヤが墓を見に来た。 28:2 すると、大きな地震が起こった。それは、主の使いが天から降りて来て、石をわきへころがして、その上にすわったからである。 28:3 その顔は、いなずまのように輝き、その衣は雪のように白かった。 28:4 番兵たちは、御使いを見て恐ろしさ

          復活祭メッセージ 喜びなさい! Jesus met them, saying, "Rejoice!"

          受難週メッセージ5 Holy Saturday

          2024年3月24日 礼拝タイトル画像:Werner WeisserによるPixabayからの画像 マタイによる福音書27章62節―66節27:62 さて、次の日、すなわち備えの日の翌日、祭司長、パリサイ人たちはピ ラトのところに集まって、 27:63 こう言った。「閣下。あの、人をだます男がまだ生きていたとき、『自分は三日の後によみがえる』と言っていたのを思い出しました。 27:64 ですから、三日目まで墓の番をするように命じてください。そうでないと、弟子たちが来て、彼を

          受難週メッセージ4 Good Friday

          2024年3月17日 礼拝タイトル画像:Chil VeraによるPixabayからの画像 はじめに今回は、受難週の金曜日の記事を取り上げます。この金曜日を聖金曜日として特別に典礼を行う教会があります。ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカなどの多くの国々では聖金曜日が国家の祝祭日として休日になっている他、アメリカ合衆国では、連邦の祝日にはなっていないが州の祝日として多くの州で定められているため主な証券市場が休みとなるそうです。 私たちには、あまり馴染みのない聖金曜日ですが、『受

          受難週メッセージ3 洗足木曜日のこと

          2024年3月10日 礼拝Ⅰテモテへの手紙 5:10 良い行いによって認められている人、すなわち、子どもを育て、旅人をもてなし、聖徒の足を洗い、困っている人を助け、すべての良いわざに務め励んだ人としなさい。 ヨハネによる福音書 13:17 あなたがたがこれらのことを知っているのなら、それを行うときに、あなたがたは祝福されるのです。 タイトル画像:BennoOosteromによるPixabayからの画像 はじめに今回は、受難週の木曜日の記事を取り上げます。 復活祭直前の木

          受難週メッセージ3 洗足木曜日のこと

          受難週メッセージ2 スパイ・ウェンズデー

          2024年3月3日 礼拝マタイによる福音書 26:6 さて、イエスがベタニヤで、ツァラアトに冒された人シモンの家におられると、 26:7 ひとりの女がたいへん高価な香油の入った石膏のつぼを持ってみもとに来て、食卓に着いておられたイエスの頭に香油を注いだ。 26:8 弟子たちはこれを見て、憤慨して言った。「何のために、こんなむだなことをするのか。 26:9 この香油なら、高く売れて、貧しい人たちに施しができたのに。」 26:10 するとイエスはこれを知って、彼らに言われた。「な

          受難週メッセージ2 スパイ・ウェンズデー

          受難週メッセージ1 すべてを見て回るイエス

          2024年2月25日 礼拝マルコによる福音書11:11 こうして、イエスはエルサレムに着き、宮に入られた。そして、すべてを見て回った後、時間ももうおそかったので、十二弟子といっしょにベタニヤに出て行かれた。 タイトル画像:Rudy and Peter SkitterianによるPixabayからの画像 はじめに今年のイースターは3月31日に行われます。イースターに併せて今回から受難週にあった出来事を通してメッセージをします。今回は受難週の初めの日曜日と月曜日に起こった出

          受難週メッセージ1 すべてを見て回るイエス

          棘と土の器 Ⅱコリント人への手紙4:7-15

          2024年2月11日 礼拝Ⅱコリント人への手紙4:7-15 4:7 私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです。 4:8 私たちは、四方八方から苦しめられますが、窮することはありません。途方にくれていますが、行きづまることはありません。 4:9 迫害されていますが、見捨てられることはありません。倒されますが、滅びません。 4:10 いつでもイエスの死をこの身に帯びています

          棘と土の器 Ⅱコリント人への手紙4:7-15

          隠された支配の舞台裏 箴言30:22 

          2024年2月4日 礼拝マルコによる福音書10:35-45 箴言30:22 奴隷が王となり、しれ者がパンに飽き、 タイトル画像:Karsten PaulickによるPixabayからの画像 はじめに世界が正義を喪失し、政治に対する信頼が崩れ去る中、この不安な時代は現代だけでなく、人類の歴史においてもしばしば繰り返されてきました。今回は、権力の裏に潜む真実を垣間見ながら、神の御心を追求してみたいと思います。 権力と満たされざる空腹今回紹介する箴言の言葉は、アグルという人

          やみの中から輝き出よ Ⅱコリント4:1-6 

          2024年1月28日 礼拝 Ⅱコリント 4:1 こういうわけで、私たちは、あわれみを受けてこの務めに任じられているのですから、勇気を失うことなく、 4:2 恥ずべき隠された事を捨て、悪巧みに歩まず、神のことばを曲げず、真理を明らかにし、神の御前で自分自身をすべての人の良心に推薦しています。 4:3 それでもなお私たちの福音におおいが掛かっているとしたら、それは、滅びる人々の場合に、おおいが掛かっているのです。 4:4 その場合、この世の神が不信者の思いをくらませて、神のかた

          やみの中から輝き出よ Ⅱコリント4:1-6 

          フェイス・トゥ・フェイスの信仰 Ⅱコリント3:12-18 

          2024年1月21日 礼拝 タイトル画像:手に杖をもつムーサー(モーセ)(15世紀ペルシアの細密画),ウィキペディア はじめに前回3章1節から6節について見てきましたが、パウロはキリストを信じる信仰によって救われるという、新しい契約に仕える使徒としての資格を主張しました。その証拠として、十二使徒や司教といった権威ある人物からの推薦状があることが、伝道師としての資格があるとする偽教師たちの主張を抗弁するために、自らの推薦状はコリント教会そのものであるとパウロは主張しました。

          フェイス・トゥ・フェイスの信仰 Ⅱコリント3:12-18 

          『幸いなことよ”アシュレー”』 

          2024年1月7日 礼拝タイトル画像:Sasin TipchaiによるPixabayからの画像 詩篇1篇1-3節 1:1 幸いなことよ。悪者のはかりごとに歩まず、罪人の道に立たず、あざける者の座に着かなかった、その人。 1:2 まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。 1:3 その人は、水路のそばに植わった木のようだ。時が来ると実がなり、その葉は枯れない。その人は、何をしても栄える。 ヨハネによる福音書 15:2 わたしの枝で実を結ばない

          『幸いなことよ”アシュレー”』 

          『誰も待望しないアドベント』 2023年アドベント第4週 

          2023年12月24日 礼拝それを聞いて、ヘロデ王は恐れ惑った。エルサレム中の人も王と同様であった。     マタイによる福音書2:3 タイトル画像:Theo CrazzolaraによるPixabayからの画像 はじめに今年のアドベントの最終日に、マタイの福音書2章に焦点を当て、ヘロデ王の時代にイエス・キリストが生まれた出来事を振り返ります。ヘロデ王は異邦人であり、ローマの支配下でユダヤの王になりましたが、それゆえにその地位は不安定でした。彼は、平和を築くために神殿を改築

          『誰も待望しないアドベント』 2023年アドベント第4週