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「アルプス席の母」感想
高校球児の全力パワフルの生き方に脱帽した。プロ野球も夏には甲子園野球も見るけれど、その野球をプレイする選手のバックボーンまでは全然知らなかった。試合のベンチ入りすら叶わない選手もいるし、怪我で一番大事な時期の野球が出来なかったり……
でもどんな選手でも、甲子園に行くという共通の目的のために一致団結して奮闘している姿はカッコ良すぎて泣きそうになった。普段応援している野球選手や甲子園野球選手も、様々な
言葉はキラキラした魔物
言葉はきらきらした魔物。
不思議な表現だった。
言葉っていうのは、魔物だ。人を傷つけも、励ましもする。本やネットを目で追うよりも、話せばなおのこと、生きた力をみなぎらせる。この魔物をどう操るか。それは、話す人次第なのだ。いい魔物にするのも、悪い魔物にするのも、話す人次第。聞く人を落ち込ませるのも、元気にするのも、全部話す人次第なのだ。こいつをどう変身させるか。それは、私次第なのだ。
今読んでいる
映画「PERFECT DAYS」の感想
3月19日に上映終了と書いてあったので、急いで見に行った。
ずっと気になっている映画や小説も、中々行動に移せない自分にそろそろ嫌気がさしてきた….
~感想~
毎日同じような生活を送っている人が多いのではないだろうか。
同じ時間、同じ職場、同じ生活圏内で日々を生きている。
そんな生活をルーティン化している人も多いのではないだろうか。
そのルーティン化した生活を確立して自分の生活を守っていく事は、
自転しながら公転する 感想
作中に地球は傾きながらスパイラル状に自転公転していて、ぴったり同じ軌道には一瞬も戻れないと書かれていた。世の中が目まぐるしく変化していく中で、自分自身の環境も時代に合わせて適応していかなきゃいけない、そんな当たり前のようで考えた事も無かった事実を突き付けられた。
幸せを追い求めるのは大切な事だし、世に生を受けたからには幸せになりたいと思うのは当然なのだが、一つに絞ってはいけないものだと感じた。
コーヒーが冷めないうちに 感想
もう取り返しがつかないけど、今、どうしても会いたいんだという心の底からの大切な人への愛と後悔の気持ちは、その人の生きてきた証だし、尊いものだと感じた。いつも自分の周りにいる人たちはいつも一緒に過ごしているだけあってそれが当たり前だと感じてしまう。命は限りあるものなのに明日も当然のように一緒に過ごせるんだろうなって、大切な人への認識が怠っている自分に恐怖を覚えた。作中に亡くなった人は真っ暗な箱の中に
もっとみる桜のような僕の恋人 感想
恋人や好きな人、想いを寄せる人の存在は居るだけでその人の人生が大幅に豊かになる。好きな人の事を考える時間があるだけでこの何処を見ても辛いし生きにくい世界を好きな人がいると言うフィルターを通して、世界を見ることができる。
私はこの本を読むまで老いを加速させてしまう「ファストフォワード症候群」と言う病気の存在を知らなかった。本当に人間が辛い時、支えてくれるのは人の言葉でもあり、突き放すのも人の言葉だと
成瀬は天下を取りにいく 感想
自分の人生を生きる、その生きる目標が明確な人ほど、周りから変な人扱いされ腫れ物扱いされる、もしかしたらあの人変だよねって自分が思ってる人は生きる目標が人より明確なだけかもしれない。
あくまで私の勝手な着色した意見なのだが、
成瀬は小中学生時代、島崎以外の人とは仲良くなかった。周りから変な人扱いされているから。それ故に誰も自分は自分なのだと言う思考をとても強くしたのではないだろうか。
成瀬の世界は、
スピノザの診察室 感想
まず読み終わって感じたのは雄町哲郎先生に会いたいという感情だ。
生粋の甘党で京都の様々な和菓子やお菓子を笑みを零して食べる敏腕医師の姿が愛らしさに溢れている。
原田病院に勤務している医師たち全員に愛着を持った。医師として皆敏腕だが敏腕であるが故に想像を絶する経験をしてきたのだと感じた。
忙しすぎる環境だと見えるものも見えなくなってしまう。マチ先生が大学病院に勤務していた時は患者の顔を覚えられない、
おにぎりを召し上がりたい
最近、街中を散歩していると「おにぎり専門店」のお店がちらほら見受けられる。
「数年前は全く見たことがないし、存在すら知らなかった」自分が恥ずかしくなるくらい全国展開されている。開店から行列ができるお店もあるらしい。そのくらいおにぎりブームが来ているらしい。
専門店と名乗るくらいだからどれほど食欲がそそられるおにぎりを販売しているのかとても興味を持った。
しかし易々とブームに乗るのも悔しいので色々