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対話から逃げる相手への対処法

雪が降り始めてきました

地方でプロジェクトをしていて、つくづく難しいよなぁと思うこと

例えば、対話から逃げる相手にどういうスタンスで対応すればいいのか、とか

もちろん自分の身を守るために逃げる事は大切だが、仕事上の必要な議論でそれをされるととても困る

誤解してて怒ってたり、文句を言う人ならまだ対話の可能性がある。しかしごくたまに「逃げる」という対応で全てを有耶無耶にする人がいる。これがとても厄介

困った時に「逃げる」という選択は、「大声で恫喝する」手法と同じくらい、問題を悪化させがちだ

経験上そういうものはほとんどが後々に大問題になって噴出する

そして逃げてきた相手はいつもお決まりのセリフを言う

「私は知りませんでした」
「気がつきませんでした」

そしてごく稀に、こう続く

「確認していなかったあなたにも責任がありますよね」

え?マジで?何そのテク

そんなことを繰り返しながら、最近確信したことがある。世の中には一定数「負けない」という戦略を取る人がいるということ

負けない方法はだいたいみんな一緒だ

常に自分の土俵から降りず、対話を拒み、問題からは逃げて先送りにして、問題が発生したら自分は知らなかったことにする。そうすれば絶対に負けない

自分もたまに意図的に使うこともあるけれど、これは自分の社会性と信用を消費する飛び道具だと思う。その場では負けないが、使いすぎると居場所を失う。特に信用をベースに動く地域アートプロジェクトなら尚更だ

議論に勝つことや負けることには大した意味はない。それよりも地道に信頼や信用を築きあげる事が大切

コスパ重視、映え重視のプロジェクトが乱立する今だからこそ、問題を隠して逃げない真っ当なプロジェクト運営が大切になると思うんだけど……どうだろう

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