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特別支援学級は専門性が必要です

花と空にも先生やクラスメイトの話を聞いてみました

「○○先生になった」
「△△さんとクラスわかれた」
「⬛️⬛️くんといっしょ」

お便りにもクラス名簿が書いてあり
「ふぅん」と話を聞いていた
すると…


空「2年生の時にたまにクラスに来てた、▲▲先生がA組の担任になってた」
※▲▲先生は、特別支援学級を去年うけもった先生です

わたし「そーなんだ」
特別不思議にも思わなかったので…

空「レベルアップやで」

わたし「!?」
なんですとー

「それは、ちがうよ
○○ノート(支援級専用ノート)を書いてる先生の方が知識もってないといけないのよ」

花「そうだよ~。○○ノート書くのってたいへんなんだから」

空が支援学級→通常学級の担任になることがレベルアップになると思うのは、世間一般で思われているのかもしれません

でも、実は特別支援学級担任の先生こそ専門的な知識や技術が求められています

⚫️衝動性の高い児童を追いかけないといけない
→ただ、単に追いかけるだけだとケガをします

⚫️一人一人にあった個別の指導計画と個別の教育支援計画をたてないといけない
→しっかりアセスメントしないと書けません

⚫️交流学級の先生との連携もとらないといけない
1クラス8名とは言え、かなりな専門性が問われます

1クラス35名をまとめることもたいへんですが
障害種別ごとにわかれていて
学年もことなる8名を個別支援するのも至難の技です

よく聞かれる質問として…
「支援学級の先生は何か特別な資格をもっておられるのですか?」

【Answer】
特別支援教育士という専門の民間資格や
特別支援学校教諭免許状があります
しかしながら、多くの特別支援学級担任の先生は教員免許のみです
会社で例えると、総務から人事への異動と大差ないと言えます

通常学級でも特別支援を学ばれている先生もいますし
自然と生徒をうまくころがしている先生もいます
支援学級にも勉強して、生徒ごとにフォローをかえてくださる先生もいます

通常学級でも支援学級でも特別支援を学ばれている先生方が連携してこそ、インクルーシブ教育ができるとわたしは思っています

そして、残念ながら学級崩壊した先生が特別支援学級の担任になることもあるのが実情です
8人だから人数少ない分、楽でしょとおもわれがちなのです

空に悪気がないのもわかります

でも、だからこそ…
支援学級在籍の花からのことばが、とてもうれしいです

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育児日記

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