見出し画像

鶏口となるも牛後となるなかれ《後編》 +

前回は、
◆入試シーズンを終えて【受験結果において最も望んでいた結果ではなかったとしても】
◆これから受験校をtargeting🎯するにあたり

『鶏口牛後』を意識してみてはどうか、

という提起でした。

 そこには、「仮に第一志望校に不合格だったのだとしても、悪いことばかりじゃないよ🤔」との慰労の気持ちも含まれています。
 結果が出た後、の環境下で、より良い道を切り開いていくためのヒントになれば💡という想いです。

 まだご覧になっていない方は、お時間あればこちら☟から是非どうぞ🙇

 

さらに、

《進学ではなくて就職の場合はどうか》

という方面へと目線を移した続編です📖
※ただし、お堅いビジネスの世界の高度な展開にはなりませんよ🤔

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 高校受験よりは大学受験。大学受験よりは就職試験。と、本懸案の要素や『鶏口牛後』の適用度が”薄まって”いくのでは?と捉えるのが自然でしょうか🤔

 言うまでもなく「入ったら(=企業に就職したら)それでもう安心安泰」だというわけではなく、特に同期などの近い年代の人員が優秀すぎるとしんどくなるような職種・業種もあり得ますが、概して、

【業界トップがベターである】

と捉えてよいように思います。

 皆さんの印象としても、「敢えて二番手・三番手の企業を選ぶ」ようなことはしないのではないでしょうか🤨

 そう思う根拠はいくつかありますね。
 【提携先や販売先が抱いてくれる信頼感】がその主なものでしょうか。何かにつけ優位に事が運ぶ傾向は否めません。

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 とは言っても、その逆。【業界トップ】の弱点について、想像できますか?
 トップだからこそ、のデメリットというものが存在し得るのです😫

 

 以下のような話があります。

 

主に〔B to B - 一般消費者相手ではなく、対企業〕の取引で当てはまりそうです。
※具体的な業種を示してしまうと「特定の企業」をイメージしてしまうので控えます💦

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 業界トップ企業Aとして、ある他業種のトップ企業cと深い取引関係を築く --- これは自然の成り行きというか、既存の体系・前提として当たり前のように存在します。
 そしてさらなる拡販として、c社と同一業種の(それに次ぐ二番手の)企業dに対しても営業を仕掛けるものの、時として(いや、大いに💦)障害となりがちな構造に直面することがありそうです。どういうことでしょうか?

 

 〔d社〕にとって大切な要件があります☝
 それは、ライバルである業界トップ企業の〔c社〕に”追い付け追い越せ”な状況。つまりは事業規模において〔c社〕に劣るので、仮に〔A社〕との取引を開始しようにも、既に〔c社〕が〔A社〕との間で交わしているよりも少ない取引量に留まることは明白で、ともすれば、〔A社〕は既に〔c社〕に示している取引条件(≒価格)よりも良いものを出すはずがない! ということは予想に容易い。
 このことはつまり、二番手である〔d社〕にとって〔c社〕よりも悪条件であることが前提となり、その時点で既に〔c社〕に打ち勝つことが出来ない不利な状況であることを意味している。

 この【単純モデル化した優劣利害関係】に基づき、〔d社〕側の真っ当な判断は、

◆ライバルの〔c社〕と競うためには、〔A社〕と連携していては到底及ばず、活路を見い出すには〔A社〕ではなくその下の(二番手以下の)〔B社〕との取引を選ぶ

 

 そのような構図であるため、業界トップの〔A社〕の立場に居ては、当該ターゲット業界に関しては、トップ企業の〔c社〕以外の他の多くの相手先から、「〔A社〕さんは〔c社〕さんと深い関係にあるでしょ?🤕」と敬遠されてしまいかねない…

 そのような、ハンディキャップが存在し得るわけで、

業界トップのジレンマ

というものに見舞われる可能性もあるということを鑑みると、必ずしも「いいに決まっている!」とも言い切れないようで😷

 

#デザイン思考 #本質 #合理化 #業務改善 #デザイン #コラム #最近の学び #習慣にしていること #毎日note #工夫 #生活 #仕事 #ビジネス #鶏口牛後 #故事成語 #捉え方 #就職 #トップ企業 #メリット #デメリット #弱点 #不利

この記事が参加している募集

習慣にしていること

最近の学び

【サポート頂く】=【より多くの方に起案主旨を届けたい!との願いを叶えることにお力添えを頂く】 --- 記事のシェア等によって、より多くの方に「記事に触れる機会」が生まれ、過ごしやすい社会がもたらされることが最大の喜びです😍 貴方のお気持ちは起案内容の質の向上に繋げます!