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冷蔵庫のデザイン - 内容量の加減と進化要件 +

 【業務改善】を職にしていますが、実務現場では何年かかっても、『情報は多いほどよい』との態度から抜けきれない傾向が残っていて、そのことが推進の”足かせ”の一大要因になっています。

 ただ、それは、仕事に限ったことではなく、社会生活全般において共通して言えることのように思うのです🤔 その典型例がネット閲覧📱~《「貴方の好み」がキャッチされているようで実はそうでもない》という「ありがた迷惑なもの」もその一例☝

 〔情報〕と同じく『多すぎない方がよい』のは、冷蔵庫と冷凍庫のうち、片方だけ、なのですが、ご存知ですよね?
 これらは互いに逆の特質があるようです☝

 

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 家庭内で日頃から在庫管理している主婦の方には「常識」なのかもしれませんが、冷蔵庫にモノを入れ過ぎるのはよくないですよね。詰め込まないようにして少なめにしておくことで、冷気が庫内をしっかり流れるので、全体的にバランスよく冷えやすくなる、と言われています☝

 冷凍庫の場合は、逆に【入れなさ過ぎ】がよくない。それは「空いている部分を冷やそうとするから」と表現されます。モノがたくさんあれば、冷凍庫内の冷気が逃げにくくなる、と。
 さらには食品どうし、霜が付きにくくなるらしいです☝

 

 さて、my noteで度々言及している『情報は多いほどよい』という捉え方からの脱却。「そんなこと言われなくても分かっている」との心象をお持ちかも知れませんが、冷凍室内の氷のように、頭がカチコチになってしまっていませんか?🐧🍧

◆関連記事へのリンクを毎回稿末にご用意していますので
 是非ご利用ください🙇

 

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 前述の内容を少し踏まえて、以下続きます。
 メディアで紹介されたのは数年前のようですが、”アイデア品”の話📖

 そのアイテムとは、家庭用の冷蔵庫です。
 新たな仕様とは、『前扉の一部分に、さらに窓のようなガラス扉がついていて、軽く2回ノックすると、平時は見えない中の様子が透けて窺える』というもの。

 これを適用することにより、要件である【多く詰めるとよくない】理由が新たに生まれますね。前が透明になったところで奥の物が見えない(≒透ける効果が台無しになる)から😎

 

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 ここからがmy note の真骨頂です☝

技術の方が先にあって、それを何に活用できるか、
という発想ではダメ🙅

 

 まず現状把握🔎

問題や障害に直面したり苛まれたり不都合に感じている意識を持ち、それを打破・解消するためにはどのような工夫発想があるのかについて模索し、ニーズに沿って技術を高める、そのような思考工程・発想順序が大切なのだ

と常日頃感じます。

 【既存技術を起点に、「それをどうすれば活かせるか」を考える】のは、ある意味ではクリエイティブかもしれないし、何も考えないよりは余程マシではありますが、決して”アイデア”ではなく、プログラミング教育推進神話を妄信している人に見受けられるような『これから必要とされる人間的創造性』と言ってしまうのはいかがなものか😣と思います。

 

 当該商品は、
『冷蔵庫を何度も開けると冷気が逃げて不都合。開けなくても見えたら都合よいのに…』
から始まり
『どうすれば見えるようになるのか』
を考えるという工程を踏んだはずで、

『ノックしたら見えるようになる技術を開発したから、それをどのようなモノに適用しようか対象を見つけて!』
ではなかったのだと推測します🤔

 このような思考こそが必要かつ有効💡

 

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 さらに・・・

 そもそも、家庭用の冷蔵庫の前面扉が透明にならなかったのは何故でしょうか?下記リンク記事で述べる事情・要点を汲んでいるわけではないですね😏
お店の商品を収める業務用の場合では透明なものが当たり前ですが

 保温性能関連以外の点では「来客時等、丸見えになるのはよくないから」でしょうか?


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