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金銭感覚を問う統計①~小学生のお小遣い相場 +

 新年度が始まりましたね🏫入学や進級おめでとうございます🌸
 ご子息など学年が上がり、(他方では、あらゆる物価も上がり⤴)お小遣いが上がるタイミングなったご家庭もあることでしょう😂
~このタイミングで、『統計資料』を用いたちょっとした思考題材についての記事①②を再掲します📖

 以下に添付する写真の出典は『金融広報中央委員会子どもの1か月当たり こづかい額(2016年)』です。テレビ番組の中で紹介されていました📺

 今回は「我が家ではどうか/どのマスか」という要素は一切排除して”データ”と向き合ってください。自分とは関係の無い外国の統計を客観的に見ているだけ、のような姿勢がないと論点がズレますのでご注意を🚫

 

 この平均額が高いか低いか、に対する感想はどうでもよく、『年収ではそんなに変わらないみたい』と浅く纏めてしまったナレーションに対する違和感が大きかったです😵

・この統計結果の表を見て、そんな簡単にサラッと済ませられますか?
・この”歪み”は酷すぎはしませんか?

 

 「本当に合ってる?」「これはさすがにおかしいんじゃない?」と不可解に感じる要素につき、思いつく限り列挙しつつ、さらにそれの理由説明についても想像してみてください🤔

 

 〔表内の右方に向かうにつれ高くなる〕という点は、常識的に疑う余地もないでしょう。予想に容易い、”素直な”統計結果が現れています。

 その他、極端すぎて信じ難い/理解に苦しむ要素がいくつか盛り込まれていますよね?


 
 その前にまず、ちょっと前置き的なポイントを二つ。
 分析前の初期段階で引っ掛かります。

◆全体の平均:1085円 と大きく出していますが

 学年ごとに自然に推移するものを「6学年全体を”おしなべて”唯一の値を出した」ところでどうだというのでしょうか。例えば『3年生の平均は』という目線だと有効になり得ますが🙄

◆そもそも、定義が曖昧です

  「お小遣い」としてお金を渡して買う物の範囲がどうなのか、という家庭方針によって事情は変わるので、一概に金額について言及しても仕方ない…お父さんの小遣いについても同様。昼食代込か否かで大きく変わります。
 実社会(家庭)には複数のスタイルが存在します。その点が気になる方もおられるかと推察します。
 『基準』があいまいな状況下での比較は大した意味を持ちません。
⇒実はこの要素が大いに関係して、以下の不可解な点において想像以上に波及しているのかもしれません。~稿末で投げかける問いの回答に際して、主要素となりそうな予感です🤔

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 さて本題。
 表を見渡すと、顕著な「なんで?」に気付きます。

①5段構成で、下段になるほど順当に増加しそうなものが、かなり凸凹していること --- 特に上から3段目が極端に高く、上から4段目が極端に低いこと
②表内の右方(高学年)に行くほど高額になっていくのは予想通りであるが、こと上から3段目において(かぎって)かなりチグハグしている

これらの点・事情につき、納得できるような説明を聞かない限り、「標本(アンケート対象)が少ないのではないか」との疑念をもたらしかねない状況です🤣

+++ 当方からの提起主旨はもうお分かりですね💡
この手の”資料”に違和感を抱くことなく「へぇ~そうなんだ👍」と感心しきりで通過してしまうようになっていませんか? という〔気付き〕のきっかけのご提供でした🎁 


どなたか、事情通の方、分析/想像力豊かな方🙋
自説の展開をお願いします!
①②どちらでも👌です🙇


† それ以外にも複数の「これってヘン」「前提が不明瞭で雑な資料でしかない」系の評価・着眼が諸々ありそうですので、貴方にとっての引っ掛かりポイントを⚠

 

※明日は本稿の続編として、
 ~子供の年齢がupした後~ へと展開します🙇


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