ジマタロ

デザイン・ストラテジーについて日々かんがえています。本・イベント・体験したことなどから気づいたことをグラレコメモを交えて感想を書きます。2018年までのアーカイブはこちら( https://designstrategy-studyroom.blogspot.com/

内→外ブランディング戦略のPURPOSE: Harvard Business Review 2019.03

前回のアジア旅行のまとめで『共感』が大事、ということを書きましたが、ビジネスの中でユーザーが共感をしてくれるのは製品やサービスではなく、その先にある提供者側に対してです。

それは「あの会社いいことやってるから頑張ってほしい」とか「あの会社で働いている人たち楽しそうだよね」といった、企業ブランディングや社内組織の文化に注目されていることを意味しますが、このことを象徴する言葉として『パーパス(日本語

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アジアのUX:その5〜共感とビジネスの間

アジア旅行レポートの最後、5回目は共感についてです。

オンラインでもオフラインでも近年のビジネスでの関心どころは、

どうすれば人が集まるか

ということではないかと思います。サービスの質が成熟化・均一化していくと、提供するプロダクトの差別化だけでは違いを見出しにくくなるので、数値で測れるような利便性の訴求だけでは人は集まりにくくなります。

そのような中でのキーワードが『共感』だと考えます。企

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アジアのUX:その4〜人があつまる空間

アジア旅行レポートの4回目は、人があつまる建築や空間についてです。

今回はたまたま建築に関わっている人と会う機会が多かったこともあり、4都市それぞれの空間とビジネスのつながりに目を向けるようになりました。

ざっくり4都市の感想をまとめると、上海は資本を生み出す装置としての建築、バンコクは共空間に対する関心の高まり、シンガポールは都市の環境との共生、ダナンは設備よりも居心地がより重要となる空間、

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アジアのUX:その3〜モビリティと情報

アジア旅行レポートの3回目はモビリティ・交通サービスについてです。

車のライドシェアサービス、乗り物のシェアサービス、公共交通機関についてそれぞれ取り上げてみます。日本は交通のインフラが整っているとはいえ、今回体験したサービスはいずれも日本にはない新しいものでした。

共通して感じたことは、情報の使い方が新しいモビリティのビジネスを生み出すということです。では3つの事例をご紹介します。

Gra

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1度に3つの世界を味わえるホテル:上海・HOTEL URSIDE

1人旅の宿泊でも、みんなが共有スペースでおしゃべりしたり、各々の時間を過ごせる『リビングルームのあるホテル』をテーマに、コミックエッセイ風の短編マンガに挑戦してみます。

まず1回目は、上海にあるちょっと変わったホテルです。

6ページと短いですが、実際に描いてみるとメチャメチャ大変ですね。今までサラッとマンガを読んでいた自分が罪深い...。

HOTEL URSIDE(有在酒店)は上海の中心エリ

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アジアのUX:その2〜リテールテイメント

アジア旅行レポートの2回目は流通や小売ビジネスについてです。

アフターデジタルの中で、リテールテイメントという言葉が紹介されていました。これは流通の『リテール』に娯楽の『エンターテイメント』を掛け合わせた造語ですが、ユーザーにとって楽しい流通サービスが、アジアの中でいくつか見られたので紹介します。

まず小ネタから。上海のお寺での参拝はお線香の購入もQRです。中国に住んでいる友達にお願いしてスマ

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