ジマタロ
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Designship2022に登壇してみた
11月12日にdesignship2022でお話した内容を、こちらに共有します。
カテゴリとか肩書きにとらわれず、自分がこれまでデザインで取り組んだり考えたことを整理する機会にもなりました。どうぞご覧ください。
1.はじめに
こんにちは、中島です。
モノとデジタルのデザインについて、お話しします。
僕はデザイナーとして仕事をはじめて、今年で20年になります。そのうち最初の10年はモノのデザ
作品づくりを通じて学ぶHigh Tech High(探究演習)
大学院で学ぶ「学習のデザイン」。今回はアメリカ・サンディエゴにある高校「High Tech High」の実践事例の紹介です。
探究学習について
学校の紹介の前に「探究」について少し書きます。
日本は、2020年度より小・中・高の学習指導要領で「探究」を最も重視すべきキーワードに位置付けています。一方的に先生から教えてもらうのではなく、生徒が主体的に調べて生徒同士や地域との活動を通じて、より深
創造を続けるためのネガティブ・ケイパビリティ(探究演習)
大学院で学ぶ「学習のデザイン」。これまでは授業で学んだことの紹介が主でしたが、春休みなので少しの間は、自分の研究テーマで調べたことの内容を、本などを中心に紹介していきます。
今回はネガティブ・ケイパビリティについてです。
ネガティブ・ケイパビリティとは
聞き慣れないこの言葉、「あいまいな状況にあっても対峙し続けて可能性を見つける力」つまりネガティブさを受け入れるスキル、といったような意味にな
マイクロ・ティーチング実践(インストラクショナル・デザイン)
大学院で学ぶ「学習のデザイン」、今回はID(インストラクショナル・デザイン)で実際の模擬授業を行なった内容です。
マイクロ・ティーチングとは
これまでIDでは授業を設計するために、学習目標・評価方法・教授方略の3要素で組み立てること、授業の効果・効率・魅力を高めるためのメソッドを学んできました。
ただし知識だけでわかった気になるのは危険で、教える側の自分が実際にできる技能や態度の3要素がそろ