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僕の夢の現状

僕は小さい頃からパン屋になりたかった、
親がいうには物心ついた時からそういっていたそうな
明確な理由は特にないのだが、
今思い返せば、原体験は小さい頃 家族でおうちパンをやったことかもしれない

パン屋になるために、必要だと思うことはやってきた
いつかパンの修行のためにフランスに行くんだと、
小6の時に公文でフランス語を始めた
製パン学校を主席で卒業し
パン屋に4年勤め
ワーキングホリデーのビザを取得し

そして25歳現在、憧れのフランスに来た

だが、どうだ

いざ来てみたが、思い通りに過ごせているのか?

全くそんなことはない

フランスに来て2ヶ月、まるで成長していない
フランス語も全然通用しないし、聞き取れない
こんなんじゃ仕事も見つからない
完全に心が折れてしまった

なんとなく時間を浪費していく日々

もう一度noteを使って頭を整理していく

『パン屋になって自分のお店を持つ』

これが小さい頃に思い描いていた夢だ

これはずっと考えてきたことで、大幅にブレたことは一度もない
僕の今世の役割であるかのように

パン屋で働いて、貯金してフランスに修行に行ってパン屋を持つ
いつかそうなれるんだと、漠然としていた

どこか他人事かのように

そして気がつけば、あっという間にその時が来てしまった
まだ、準備できてない もっと遊んでいたい

そんな思いが襲ってくる

実際、パンの基礎知識がしっかりしているかと思えば、怪しいし
一通り経験させてもらったが、たかが4年だ

そう、圧倒的経験不足なのだ

そして後悔した

努力不足なのだ
日々をなんとなく過ごしてきたツケだ
今この瞬間を大切にしてこなかったからだと

だが、自問しているうちに気がついた

これが僕なのだと マイナス面も含め全部ひっくるめて僕なのだと

過去は変えられないし、変わらない
だからこそそう納得させるしかない
過去は変えられずとも、解釈は変えられる

人生に無駄なことはないのだと
自分にとってその時間は必要だったのだと

そう考えるようになってから
少しずつ前に進める気がした

足踏みしてたっていい
歩みを止めず、前を向こう

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