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北米生活

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修羅の国からこんにちは。早朝の街、狂気のバスで、俺は通勤。

修羅の国からこんにちは。早朝の街、狂気のバスで、俺は通勤。

朝、つい最近までウーバを使って、通勤をしていたが一日にかかるコストが、バカにならないと、早朝に出ているバスが、
職場のすぐ近くまで行くことを発見してから、出来るだけバス通勤にすることにした。

初めて早朝のバスに乗った日、その異常な状況を目にして少し怖くなった。
この街に住んで30年たっているが、
こんな形態の人間が、バスという狭い空間の中,
一定数以上つまってしまうと、”その場の空気”に影響を与

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アメリカで自衛はあたりまえ。

アメリカで自衛はあたりまえ。

アメリカ最近、ぶっそうになった。
なんだかんだで、30年近く、この国に住んでいるが、サンフランシスコは今が一番危ない気がする。
ほぼ毎日、何かしらの事件がニュースになっている。

そんなわけで、外に出る時はもちろん、住処に戻ってきても、何時、どこで変な、やからが来ても良いように、迎える準備をしっかりしようと思っている。
普段は、なるべく軽く、威力のあるものを持ち歩いているが、自宅内だったら、少々事

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サンフランシスコに来るなら、自己責任で。

サンフランシスコに来るなら、自己責任で。

お前、よくそんな所に、まだ住んでんなあ。
2ヶ月ぶりに、電話で話した友人に,そう言われた。
その彼も15年ほど前までは、ここに住んでいたのだが。

いや、俺はさあ、そこがよかった時期を知っているからなあ。
間違ってもそこには、近づきたくないよ、今は。
そう彼は、続けた。

かつて観光地として、人気のあったこの街、サンフランシスコは現在、
大して広くない市内の、いたる所で凶悪犯罪が増え続け、手がつけ

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サンフランシスコで見た、ゲイ男の理想型?

サンフランシスコで見た、ゲイ男の理想型?

サンフランシスコに住んでいると、ある種の人々と日常的に接することになる。
いわゆるゲイの人達。
現在の職場でも、何人かが同性愛者だ。
現在ではLGBTQなどと、ながったらしい名前になっているが、ゲイの知人は自分の事はゲイ、またはホモと読んでくれといっていた。
時代の流れに逆行しているというか、こんなふうに考える男もいる。
オックスフォード大学で、哲学のドクターを取っただけあって、こういった思考にな

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ラーメン一杯4000円

ラーメン一杯4000円

高い! 又、値上げしたのか。
もうこの店しばらく行けないな、いや、
そんな金額払ってここで食べる意味あるのか?
自分が好きだった、ラーメン屋のサイトを見てあぜんとした。

ラーメンの値段が、一杯25ドルになっている
それが最終的に払う金額ではない。
ここカリフォルニア州の消費税が8%、それに加えて、飲食などのサービス業に対しては、
チップも払わなくてはいけない。日本でいうところのサービスチャージか

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過疎化の進む、アメリカで一番高い街

過疎化の進む、アメリカで一番高い街

決済サービス大手の、PayPalが、サンフランシスコのオフィスを永久に閉めるらしい。
オフィスに勤務していた人数は数百人ほどなので、結構なスペースを借りていたと思う。
その部署で働いていた社員は、リモート、又はここから車で一時間ほどかかる、サンホゼでの勤務となるらしい。​

現在のサンフランシスコのオフィススペース賃貸料金を考えると、リモートで同じ仕事ができるのなら、借りているだけ経費の無駄使いと

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また始まったか。

また始まったか。

ロシアのウクライナ侵略が始まってから、ここアメリカでは、自分が予想していた通りの出来事が起き出した。

ニューヨークのロシア料理店、ロシアブランドのガソリンスタンドなどが、今回の戦争でまきぞえ、を食ったようだ。

この記事によると、ニューヨークの歴史あるロシア料理店、Russian Tearoom は全く客が来なくなったという。
この店、名前こそロシアとついているが、現在のレストランオーナーは

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あるスーパーマーケットの、コロナによる人的被害。

あるスーパーマーケットの、コロナによる人的被害。

たった 4ヶ月で Six millon(日本円で約6億円ほど)もの被害総額がだったと、
そのセキュリティーガードが教えてくれた。
You got to be shitting me.( ちょっとそれ本当かよ、といった感じの言い回し)
とつい、彼に言ってしまった。

その日、ちょっとした用事で久しぶりに近所のスーパーマーケット、SAFEWAY に来てみると店内の様子が以前と変わっていた。
なんとなく

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ノマドなどと言えない、サンフランシスコのホームレス事情

ノマドなどと言えない、サンフランシスコのホームレス事情

コロナによるロックダウン後に、サンフランシスコのホームレス人口が又増加したようだ。
過去2年で17パーセントという驚くペースで増えていたが、2020以降規模の大きなテント生活者の集団や、車上生活者がひんぱんに目につくようになった、ほとんどのビジネスが通常営業を一時、やめてしまった結果だと思う。

又サンフランシスコは、アパート、借家などの家賃が異様に高いので、
ロックダウン前は、IT業界で働く一部

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ワクチン接種拒否者の首切りが始まった

ワクチン接種拒否者の首切りが始まった

ニューヨークで、今週から遂にコロナワクチン接種を終えていない、又は接種をしない医療関係者の解雇がはじまった。

The governor of New York, Kathy Hochul, is considering using the national guard and out-of-state medical workers to fill hospital staffing short

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揺れるアメリカ 信頼を失うバイデン政権

先日ここアメリカでは、バイデン政権が
連邦政府職員に対してのワクチン接種を義務化しました。

WASHINGTON — President Joe Biden on Thursday issued two executive orders mandating vaccines for federal workers and contractors and announced new require

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サンフランシスコの異常な日常。

サンフランシスコの異常な日常。

コロナデルタ株、ここカリフォルニア州サンフランシスコでも凄い勢いで拡大しています。
コロナウィルスの変種、デルタ株がカリフォルニア州で出回り始めてすでに数か月経ちました。
サンフランシスコも全ての経済活動をもとに戻したばかりです。
レストラン、ジム、映画館などは現在全面解禁です。
ひとつだけ以前と違っている点は、それらの施設を利用するのにワクチン接種証明の提示が必要になるということ。

自分はこれ

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中南米移民生活事情 貧困から脱出する者たち。SUSHICHEF雑記

中南米移民生活事情 貧困から脱出する者たち。SUSHICHEF雑記

ラテン系の違法移民達。
彼らにとってはまさに大金を密輸業者コヨーテに支払ってのち、運が良ければ待望のアメリカ入国となる。
大半の者は、すでに来ている親類、知人などを頼りにすぐに仕事を始める。

移民達の未来は最終的に二つに分かれる。
ここアメリカに合法または非合法に居残って根を広げていくもの。
もう一方は必要なだけ稼いで、自国に帰るものたち。

彼らが勤労可能な職種は、違法ということもあり限られて

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犯罪の減らない街、サンフランシスコ

先日こんな動画が全米で反響をよんだ。

他にも、検索すれば次々と出てくる、出てくる。

この店舗などは自分もよく利用する

昼間からこの調子で、まるで普通に買い物でもしているようだ。

サンフランシスコ市警によるレポートでは、去年同時期にくらべて犯罪率は減少傾向にあると出ているが、実際には万引き、車上荒らしなどは一向に減っていない。
ここでは窃盗ぐらいでは、なかなか警察は来ないので、通報しない者も

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