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企画メシ

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感動したい、ワクワクしたいから。

感動したい、ワクワクしたいから。

コピーライターの阿部広太郎さんが主催する「企画でメシを食っていく2021」がついにスタートした。必死に駆け抜けるであろう半年間。迷子になったとき、逃げたくなったとき、自分を励ますための「原点のnote」を書くことにした。

5年前、私は逃げた。新卒で広告代理店に入社した私は半年で会社を辞めた。この「逃げた」経験があるから今がある。わざわざ紹介することでもないけれど、阿部さんの言葉を借りるなら「輪郭

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どんな青色なのか、そこにあなたらしさがある

どんな青色なのか、そこにあなたらしさがある

九龍さんの講義をドキドキしながら待っているタイミングで恐縮ですが、ずーっと頭の片隅にあった「青い炎」の話を少しだけ。

企画メシ1回目の「自分の広告を作ろう」という課題で、私は青い炎をテーマに自分の広告を作りました。

「あなたは飄々としているけど、心の中ではいつも炎が燃えている人。
しかも静かな見た目なのに純度の高い、青い炎が燃えてるの。」

これは中学の先生に言われた言葉です。赤い炎よりも青い

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漫才好き、ラップ好きなら「備中神楽」

漫才好き、ラップ好きなら「備中神楽」

企画メシ第2回は講師に編集者・ライターである九龍(クーロン)ジョーさんを招いた「伝統芸能の企画」。九龍さんは『伝統芸能の革命児たち』という本を書かれていたり、講談師、神田伯山のYouTubeチャンネル「伯山ティービー」を監修されていたりと、日本の伝統芸能に精通した方である。さらにプロレス、音楽、本と、とにかく守備範囲が広すぎる。個人的には坂口恭平さんの大ファンなので、坂口さんと旧友であるというのも

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巻き込むつもりが、全力で巻き込まれているライター部発起人

巻き込むつもりが、全力で巻き込まれているライター部発起人

企画メシでライター部を発足した正直なところ「ライターの友達欲しいな〜」という安易な考えのもと、旗を振って集まってもらっちゃえ!という横着すぎる試み。私はライター仲間がいないから、他のライターさんってどうやって働いているのかとか、ただただ聞いてみたい!という一心だった。

蓋を開けてみると参加者は22名!ありがたいけれど、こんなにもたくさんの人たちを回せないぞ…とビクビクしつつ、企画メシ本講座の課題

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「この人たちなら」と思える場所へ

「この人たちなら」と思える場所へ

企画メシ第3回「チームの企画」の講義が終わり、それぞれの「チームの企画」が始まった。私たちがスタートさせるのは「企画のタネで呑んでいく」という、深夜×少人数×企画を掛け合わせた、通称”企画呑み”。

まるで修学旅行の夜のような、残業中のオフィスのような深夜のテンションで。チームメンバーがママになって迎えるので、誰にも話せなかった小さな夢や「実は」な話が聞けたらなと思っている。

課題提出後に日記を

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土俵と夜市と変わりたい話。

土俵と夜市と変わりたい話。

今回の企画メシは、ダイヤログインザダークのひやまっちさんをお迎えした「対話の企画」。盲目のひやまっちさんは優しさに満ちていて、私が見えていないことをたくさん教えていただいた時間だったと思います。

さて、今回はこちらの課題に挑戦しました。

目を閉じてパラリンピックを「音」で観戦してきてください。
そこで発見したことを「40秒」で話してください。

正直「何も見えなかったら(想像できなかったら)ど

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おじいちゃんの言葉で泣いたけど、解釈したら次に進めるかもよ?

おじいちゃんの言葉で泣いたけど、解釈したら次に進めるかもよ?

あっという間に企画メシも5回目。10月2日(土)にライツ社の大塚さんを招いての講義が開かれました。

今回は「本の企画」がテーマ。普段編プロで雑誌を作る人間として、テクニック面でもマインド面でも勉強になることばかりで、今までにないくらいにみっちりメモを取りました。

講義の学びと復習は自分の中で。課題に対してのスルーもフィードバックと受け入れて、次回「食の企画」に向けて準備を進めたいと思います。

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企画が繋げてくれた キカクの夜市

企画が繋げてくれた キカクの夜市

2021年11月20日、最終講義を前にしてキカクの夜市は一旦終わり。

毎回課題を出し終えた瞬間に、さぁ次の夜市はどうしようかと考えながら動く、という自転車操業だったけれど、無事全4回開催することができました。

4回と聞くと少なく感じるけれど、夜市がきっかけで朝活やラジオ、図書係など色んなコンテンツが生まれていて。小さな繋がりがポツリポツリと波紋のように広がっていたような感覚がありました。

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瀬戸内のおはなし

瀬戸内のおはなし

企画メシの完走報告会でお話をさせてもらったときのこと。たった2分間だけなのに自己紹介で話すことがなくて、自分が住んでいる瀬戸内の紹介をした。(実はしょこさんのアドバイスでした。ありがとうございました!)

そしてありがたいことに何人かから感想もいただいたのだけど、ほとんどが瀬戸内のことだった。冒頭に約1分間話しただけなのに印象に残るとは…。意外でもあり、とても嬉しいことだった。

そこから瀬戸内の

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聞いて、訊いたら、効いてくる。

聞いて、訊いたら、効いてくる。

目を開けているのか、閉じているのかもわからない。声と音、手ざわりだけを頼りに右か左か前かもわからない方向に進んでいく。

そんな暗闇の世界を体験できるのは東京・竹芝にある「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。チームで暗闇をめぐることで、対話とは何かを解釈するための場所でもある。

この場は完全に光を閉ざした“純度100%の暗闇”。
普段から目を使わない視覚障害者が特別なトレーニングを積み重ね、
ダイア

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拝啓 企画生のみんなへ

拝啓 企画生のみんなへ

6月から半年間参加していた連続講座「企画でメシを食っていく」が終わりました。最終講義の1週間後に開催された完走報告会も無事に乗り切り、しばらく抜け殻状態に…。自分の話は発信し切ったので、どうしても改めて書く気になれず。ようやく「手紙なら想いをのせて書けるぞ!」と思えたので、企画生の皆さんに宛てたnoteを書くことにしました。

企画生のあなたに受け取ってもらえると嬉しいです。

企画生の皆さんへ阿

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