『リトル・マーメイド』を観た。

　実写版がDisney+で配信されたため鑑賞。今回は、実写ではなくアニメの方。ディズニー作品は結構観ていると思ってたけど、こと本作はフル尺で観たこと無かったな〜。っつーか、再生するまでセバスチャンの声優って山ちゃんだとばかり思ってました。どうやら山ちゃんになるのは『リトル・マーメイドⅡ』かららしい。余談だけど、山ちゃんver.の『アンダー・ザ・シー』が聴けるのはゲーム『キングダム・ハーツ』だけだそうな。へ〜。

　内容は、もちろん面白いです。まあ、オレが基本的にディズニーのファンだからって言うのもあるけど。歌も大まかなストーリーも既知なのに、ちゃんと楽しめる。展開もカッチリまとまっているし、何よりも登場人物たちのデザインに惚れ惚れする。アリエルも表情豊かでめちゃくちゃ可愛いし、フランダー、セバスチャン、スカットルの取り巻き感も最高。こうやって並べるとなんだか桃太郎みたいでウケるな〜。そして、何よりもアースラのデザイン！　ディズニー・ヴィランズって漏れなく全員カッコいいな〜と思ってるんですが、アースラに関しては頭一つ抜けてます。声優担当の森久美子さんよろしくオペラ歌手のような上半身、デビルフィッシュの異名を持つタコをあしらった下半身、これデザインした人は本当に変態！　すごい！　何度見ても、おぞましさの中にコミカルさも見える素晴らしいキャラクターだな〜。

　世の女子たちが、本作に魅了される意味が改めて分かりました。そう言えば、「ディズニーは童話を何でもハッピーエンドに改変する」って話題を出してくるヤツら、大体『リトル・マーメイド』引き合いに出して来ません？！　オレは脚色・改変はリスペクトとそれなりの面白さがあればイイ派なので、あの言い分キライなんですよね〜。どうでもいい話ですが。とりあえず、実写版も近いタイミングで観たいでゲス。