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映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』を観た

画力が無いだけでタモさんではない

『ジョン・ウィック:コンセクエンス』を観た。

 過去作をきちんと追い、遂に最新作を劇場で鑑賞。やったぜ〜!

 もうシリーズ全作の中でも一番良かった! アクション映画の最高地点と思えるほどのクオリティ。持ち味と呼べるコミックのような世界観が、全て確実にスケールアップしていた。戦闘シーンは、銃や刀を使用する殺陣は言わずもがな、撮り方に今まで以上の工夫を感じられた。特に、俯瞰から撮影される銃撃戦は、観客全員が「うおーっ!」となったはず。舞台設定も、色んな国を股にかけた上で、多様なバトルステージが用意されていて超魅力的。大阪コンチネンタルのあの行き過ぎた日本感は、前作で真田広之を起用出来なかった鬱憤を晴らしてるみたいだったなー。それ以外もクラブ、自動車の行き交う道路、階段と全部良かったすねー。そして、一番良かったのは何と言ってもキャラクター。毎回毎回素晴らしいんだけど、今作は随一。好敵手である盲目のチャイニーズ、義を重んじる同胞のジャパニーズとその娘、狡猾な敵役のボンボン、ガタイの良い南米系の側近、犬使いの黒人、肥満体型のクラブオーナー……いや、漫画過ぎるだろ! もうとっとと『ジョン・ウィック』の格ゲーを発売してほしいと思った。ちなみに、オレはドニー・イェンを使う。座頭市やンドゥールみたいでカッコいいから。もしくは、前作のハゲ。

 とにもかくにも素晴らしい出来だった。しいて欠点を言うなら、流石に長い!笑 飽きはまったく来ないけど、カロリーが高過ぎる! かと言って「じゃあどのシーン削るの?」って言われたら悩んじゃいますけどね……。そう思えるぐらいスーパー良かった! 次作もきっとあるでしょう! わかんないけど笑 楽しみにしてます! そう言えば、短かったけどHUNGERの曲が劇中で流れたの嬉しかったな〜。日本のカッコいいヒップホップが洋画に使用されるの最高!

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