心と体をつなぐもの

メンタルや理念みたいなものではなくて自律神経のことです。意思とは無関係に作動する人体のオートスイッチ。人間の生命機能は呼吸から鼓動から食事睡眠排泄までこの自律神経によって制御されているんですね。この自律神経をどうにかしようよということを色々考えていきたい。

「リラックスすればいい」なんていいますけど「どうやんの?」という話なんですよ。そういう具体性のない表現は嫌いなのでもっと「こうだ」という形にしていきます。

ひとつは肉体の反応です。マッサージとかお風呂とか、接触や熱などによる反応。これは他にもあるかもしれません。運動による疲労や、もっと簡単ならストレッチなんかも入ると思います。

ふたつめに心の反応。好きな音楽や映画などの娯楽、さらに誰かとおしゃべりするなんてのもあるでしょう。笑う、泣くなどは入力が精神で出力が肉体(両方を兼ねている)かもしれない。

つまるところ何が言いたいかといいますと「よくわからない」ということです。心と体は複雑に反応しあっているものの、どうもすべてが理屈なワケじゃないようにも思える。

なので実地検証から「自己の快反応」をさがしていこうという提案です。これは意思と関係があるような無いような、ただの反応をたよりにした探索方法ですので必ずしも納得いくものではないかもしれません。

しかし意思や納得ではどうにもならない。自律神経はマジでどうにもならない。ただコーヒーはやめておいたほうがいい気がする。自律神経を壊す人はみんなコーヒー好きだったという経験からくる主観ですが(もう限界なのにコーヒーでだましだまし頑張れてしまうとかかも)。とにかく頑張っている人が自律神経をダメにしていくのはもう見たくない。

なので自分の肉体の心地よさをもう一度見直しましょうよと言いたいんです。自分に合っているものをさがすというのは時間を割くに値することであると。差し当たって温度からどうでしょうか。

深部まで温まるには湯船が一番でしょうけどなにか日常的な工夫もできそうな気がしています。調子が良い温度をさがして服や暖房でそこに合わせていく。たいていの大人はですね、調子が悪いことに慣れすぎているものです。「調子が良い」を探しましょうよ。たぶんきっといいことありますから。

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